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今でこそバカを言ったり したり。
だけど、昔の私は失うものが大きくて、 実際は得るものも大きいことに気が付かないで 病を患う自分が可哀想だと思っていた私。 悲劇のヒロインとまではいかないけど それに近い感情で、ひとりになると泣いていた。 最初の手術から、まさかの9年後に再発。 その時に知り合った友人がいる。 6人部屋で、内私を含め3人が同じ主治医で仲良しになり、 ひとり違う主治医のKさんが入り 4人組シスターズとなりました (笑) リハビリと称して、お互いに傷口を押さえつつ 廊下を縦一列になり、練り歩いていたら 人数が増えていて爆笑したことも。 あるときは、三女が病室に来るなり 「外科のナースステーション前に飾られていた花が、 6階のナースステーションに置いてあったよ」 で 真相を確かめるため、シスターズ全員で階段を使い、ここでも縦一列になり(笑) ナースステーションを見ると なるほど、確かに同じものが置いてあるじゃあ~りませんか(←フルッ) 抱えて持ち去る前に、一度部屋に戻ることに。 帰りも傷口を押さえながら階段を降りていくと・・・ こちらのナースステーションにも 花が置いてある。 たまたま同じ花が贈られていたらしい(笑) 退院間近に、当時の師長さんが 「あなた達は、戦友ね」 と、おっしゃいました。 その時は「戦友」という言葉があまりスキではなかったのです。 長女と三女が先に退院して1週間後に、次女と私が退院。 退院後 外来で長女と会ったのに 2ヶ月後に遠いところに旅立ってしまったの。 後に残された3人の中で、順調に過ごしているのは 三女だけで、次女と私はモタモタしながらここまで来たんだよね だから今になれば、「戦友」という言葉が 少しずつではあるけど胸に響いてきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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