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テーマ:うれしい気づかい(1)
カテゴリ:カテゴリ未分類
私達、夫婦はホテルの宴会場で働いている。今日は職場の仲間の結婚式だった。そして同じホテルで二次会もやった。だんなと私は職場結婚なので、今日結婚する友だちとも仕事仲間。なのにだんなは「披露宴(婚礼)には出ない」といっていた。
最初、披露宴には出ない、というだんなに「なぜ?」だった オープン当初からいっしょに働いている仲間なのに。。。 この仕事も長いと、というか社会人生活も長いと、ひととの繋がりに敏感になる。こころの有る人、ない人、それはいづれ自然ときれる関係だろうな、くらいのことはすぐわかるようになる。それでも仲間の婚礼くらいは出てもいいんじゃない?ま~二次会は出るからいいか。(しかも婚礼には仕事(サービスマン)で入るし)しかし、心のもやもやは晴れなかった。 二次会がおわり、みな帰り出した。 わたしは3人しか部屋のサービスマンがいないことを理解していたので、みんな片付けを手伝うだろうな、と勝手に思い込んでいた。でも、実際は違った。ふだん宴会に入っている人はひとりしか片づけを手伝わず、なぜかクローク(荷物の預かり)の女の子が片づけを手伝っていた。 「なんでなのーーーーーーー!!?????」(T0T) ホテルマン宴会課で働いていれば、仕事で片付けをする。 パーティ会場を片付けることなど、歩くに等しいくらい考えなくてもできる。 でも、でも、二次会がおわって3人だけのサービスマンしかはいっていない部屋で、ほとんどが帰ってしまっているのはどうしてなの?? ふだんからあまり「繋がりがないな~」と感じていたのが、そこに形になってしまっていた。 どこのホテルでも、たのしく働けてきていた。だんなもそうだといっていた。前に働いていた仲間とは心が繋がっている「一体感」というのがあった。だから二次会で自分の働いてるホテルの会場を使えば、お客として来ていてもいつも顔をあわせている仲間だから、手伝ってやろう、という気になるのが普通だった。気づかいがまた嬉しく楽しくもあった。それはまた次の仕事に繋がっていくエッセンスだった。 お金を払っていれば「お客」かもしれない。 けれど、気づかい、などという大袈裟な言葉などいらない関係が、前の職場にはあった。そしてここにはないんだ、と改めて見てしまったのだった。 だんなは「そんなもんだよ。ここの人間は」 婚礼には出たくない理由がそこにあった。 人生同じ時間しかない。 自分の心が潤おうような(といってもそれはひとそれぞれ定義が違うだろうけど)ひとと時間を共有していたい。でも自分の心が潤うような出逢いなど、なかなかない(と私は勝手に思っている) だからちょっとした優しさや気の効いた冗談に出逢うと、とても嬉しかったりする。 つながりも潤いも自分だけでは作れないものだと思う。カレーにはじゃがいもやたまねぎなどが必要なように、カレー粉だけでは味気ないではないか。うまい人生のほうが「うまい!」ではないか~ 心のつながりはきっと両思いみたいなものだろう。 二次会に参加しなかった仲間たちのほうを信頼している自分がいたりする。 申し訳ないけれど、今日、参加していた大半の人に、以前から魅力を感じていなかったのも事実。 もう、迷わなくてもよい時期なんだろう、きっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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