スケバン刑事3 特別編
九州の寺で育てられた少女、唯。キュート系美少女だけど、ちょっとは名の知れたスケバンである彼女、捨て子のはずなのに和尚に「東京に父と姉がいるから会いにいけ」と言われる。一応反発しつつ、実はわくわくしていた彼女、だが父は彼女の目の前で爆殺される。実は彼女の父は風魔一族の長であり、唯はその意思をついで「影」と戦うために呼び寄せられたのだった。 父と平穏に暮らしていた裏番の長女・結花と総番の由真、全く存在を知らなかった上、田舎育ちの妹に違和感を隠せない。だが、二人にも、三代目麻宮サキとなった妹を助けて忍びとして戦う義務が押し付けられる。段々馴染んでいく姉妹だが、上忍で教師である般若の命令の理不尽さに泣くこともしばしば。事あるごとに低レベルな喧嘩を繰り返す妹達に、家長となった姉は朝から晩まで「いい加減にしなさい!」と言いっぱなし。 ベースが忍者ものであるからか、ゲストの死亡率が滅茶苦茶高い。協力者であった草のレイアも中盤で殉職。そして、敵の首領である姫、「翔」が唯とただならぬ関係であることが仄めかされる。だが、翔も己の宿命を知らない。