|
カテゴリ:つれづれ
いやー毎日あっちぃですな~。もう9月も近づいてきたってのに、相変わらずなんでしょうね。でも夜ちょこっと風が変わりました。秋の気配ですね。食欲の秋!?ww
最近寝る時に部屋に月明かりが差し込んでいます。とても幻想的で、哀愁ただようんですが、そんなほのかな光に抱かれて眠るのもとても気分がよかったりします。そして夢を見た。 あーあーあー、また事故の瞬間だよ( ´Д` ) 以前、ワタクシが19の時に遭った事故の日記を書きました。1年目の5月の終わり頃に書いた日記だと記憶していますが、(もう3年前になるのか!?)何度か他の日記にもリンクとして貼ったこともあります。 歌手の西城秀樹さんの脳梗塞のTVがやってました。彼も「死」が見えた人ですね。俺の場合は死ぬまでは程遠い事故でしたが、一生後遺症で困る立場では一緒なわけで。そんなリハビリの映像を見て、ふと、またこの日記が書きたくなりました。 俺の一生を貫く思想を作った交通事故。 何度も書きますが、俺の右足(足首と指)はうまく動きません。長年やっていたサッカーはもちろん、普通の運動すらままなりません。普段の生活にはなんら影響はないですが、人より疲れやすかったり、定期的なリハビリが必要です。 足が折れた→かばって歩いた→ヘルニア→これも手術 ってことで足2回、腰1回手術したんですが、この腰の方がひどかったりします。 人の体の中心には脊髄がはしってまして、これが全運動をつかさどっているんです。脊髄が損傷すると運動マヒになります。 で、ヘルニアって言うのは骨と骨の間を埋めるクッション材のこと。俺の場合はこのヘルニアが切れて破れて骨の間から飛び出てしまった。骨の隙間がずれて、脊髄やら神経を圧迫してしまった。歩けない。てな具合。 ギックリ腰をやったことがある人ならわかると思いますが、まったく動けません。(ちなみにギックリ腰はヘルニアとは違い、筋肉の損傷です) 手術後、ベッドから一人で起き上がれない。寝返りすら自分でやってはいけないので、シーツを看護士さん2人がかりで引っ張って寝返り。もちろんトイレも行けないので、ベッドの上で排泄。 この排泄だって訓練。基本的に重力が膀胱にかからないとおしっこ出ません。寝たままおしっこってでませんよ?もちろん大の方も出ません。 ご飯も寝たまま。これも訓練した。麺類は難しいのでご飯にしてもらい、しかもオニギリにしてもらった。おかずは頭を動かさないように食べる。もちろんお椀とお皿の中に何があるかなんて見えないし。全部食べきったのかもわからないし。 手術は全身麻酔。全身麻酔をすると術後、呼吸がうまく出来なくなることがあるそうです。なので、ケースの中にピンポン球が入ってるオモチャみたいな器具で呼吸の訓練もした。吹いて吸ってのコツがいる、かなり大変なものでした。 いろいろ書いてきましたが、何が言いたいか。 何をするにも、出来ることの喜びを感じたいってこと。 朝起きて、起き上がれる幸せ。 トイレに行って普通におしっこが出来る幸せ。 ご飯が口から食べられる幸せ。 車の運転が出来る幸せ。 仕事が出来る幸せ。 バイクに乗れる幸せ。 バイクに乗って事故に巻き込まれて、俺の人生は変わりました。でも、でも、後悔はまったくありません。むしろいろんな事を学んで知って、よかったと思う、平坦な道を進んでいたよりか、いろんな事がわかったと思う。 障がい者のスペースに平気で車を停めるヤツ、クソですよ?自分がいざそうなった時に泣いてください。 俺は自分の考えを曲げたくない性格です。 なので、人から見れば頑固だし、行き急いでると見えるかもしれません。 つきなみですが、明日生きていられる保障はありません。人生なんて刹那の喜びの積み重ねだと思ってます。先のことまで考えられん。 先のことを考えないといけない場合が困る。人生の伴侶には申し訳ないくらいいい加減な男となるわけです。俺結婚できないなw 生きていろんなことが出来るってことが、どれだけ素晴らしいか、身をもって知った人にしか伝わらないかもしれませんが、それぞれの生き方があるでしょうが、皆さん今を大切にしましょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|