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『菜根譚』は、江戸時代、日本に紹介されて以来、実践的な人生の書として 幅広い階層の人々に読み継がれてきた中国の古典である 本書は、この奥深い人間学をわかりやすく解説し、明日を生きる知恵と勇気を与えて くれる好著である とのこと。 成功者達の本を読んでた時に何度か目にした『菜根譚』の中の言葉の数々。 いつか読んでみたいと思っていたら古本屋で見つけることができた 合わせて360の章句は、儒教・仏教・道教の教えを融合しつつ、主として、 社会生活上の心得を説く前集と、風月を友とする楽しみを述べる後集から成っている 風月を友とする楽しみ この言葉にとても惹かれた 社会生活上の心得、風月の楽しみ、ともに習得できますように☆ ⇒静中の動、動中の静 平穏無事なときには万一の場合に備えることを忘れず、いったん有事のさいには 悠々たる態度で対処するよう心がけなければならない ⇒得意のときと失意のとき 厚い待遇が仇となって、かえって災難に見舞われることがある なんでも思い通りになるようなときこそ、むしろ気持を引き締めて ことにあたらなければならない 挫折した後で成功のきっかけをつかむこともある たとい八方塞の状態に陥っても、あきらめて投げ出してしまってはならない ⇒最高の人格 最高に完成された人格は、少しも変わったところが無い ただ自然のままに生きているだけだ ⇒わずかな施しでも、相手が困っている時にすれば効果はてきめん ささいな恨みでも、相手の心を傷つければ、手ひどい報いを受ける ※とても納得した 相手の心、今何を欲しているのか?そして本当はどうなのか? 常に心に留めておきたいと思う そんなつもりはなかったといって何気ない一言でも相手が傷ついてる場合がある なかなか難しいけど、そういうところにも気づけるような自分でありたいと思った ⇒心のあたたかい人、冷たい人 寛大で心あたたかい人は万物をはぐくむ春風のような人 そういう人のもとではすべてのものがすくすくと成長する 刻薄で心の冷たい人は、万物を凍りつかせる真冬の雪のようなものだ そんな人のもとではすべてのものが死に絶えてしまう ⇒三つの心得 古くからの友人とは常に新しい気持で付き合いたい 人に知られたくない機密事項を処理する時は、とりわけ公明正大な態度で当たりたい 現役を退いたお年寄りには、以前よりも一層いたわりの心をもって接したい ⇒してはならぬこと三つ 自分の心を見失うな 他人を虐げるな モノを酷使するな ⇒冷たい心の持ち主 どんなに深い恩を受けても報いようとはしないくせに、ささいな怨みにはすぐに反応する 他人の悪事は、たんなるうわさでも信じるくせに、善行は明白な事実でも信じようとしない こんな人間はきわめて冷たい心の持ち主だ こうならないように、くれぐれも自戒しなければならない ※深く深く心に刻み込まれた ⇒人を押しのけようとしなければ、組織の中で人から足を引っ張られる心配も無い ⇒心に万物をはぐくむあたたかさがあれば、何処にいようと、魚がはね鳶が舞うような、 のびやかな心境になれる ⇒粘り強く機を待つ 水が流れればおのずと溝ができ、瓜の実が熟せば自然にへたが落ちる 道を求めるものもこのようにじっくりと機が熟すのを待つべきである ⇒心の動揺を抑える 心の動揺さえ抑えることができれば、全身に和気が満ち溢れ、春風そよぐうららかな心地となれるだろう さまざまな気づきがあった。日々の生活の中でも実践していきたい。 この本を読めたことに感謝。ありがとうございます。 というわけで宣言は以下。 ☆私は、相手の心の状態を常に心に留めて接します! ☆私は、静中の動、動中の静を大切にします! ☆私は、三つの心得を実践します! ☆私は、心にあたたかさを持ち続けます! ☆私は、粘り強く機を待ちます! ☆私は、心の動揺を抑えます! 今日はどんな一日でしたか? 素敵な夢を☆ (^-^) PS: 先日都内で桜が開花したというのにまたこの寒さ。 皆さん、体調にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.03.23 06:35:11
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