道徳教育の研究 レポート 佛教大学 A評価
『「生きる力」の育成と道徳教育について述べよ』
21世紀は,新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す,いわゆる知識基盤社会の時代であると言われている。こうした中,変化の激しい社会に主体的に生きていくための「生きる力」の育成は,学校教育の使命であり,この「生きる力」の重要な要素である「豊かな人間性の育成」において,道徳教育は重要な役割を担っている。そこで、生きる力の育成と道徳教育について以下で述べていく。
第15期中央教育審議会第一次答申は時代を超えて変わらない価値あるものを大切にするとともに、社会の変化を適切にかつ迅速に対応する教育を実現するために、「生きる力」の育成という新しい教育の目的を提示した。「生きる力」とは、1自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、より良く問題を解決する能力、2自らを律しつつ、他人とともに協調し他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性、3たくましく生きるための健康や体力、の三つの能力から成る「全人的な力」であり、「実践的な力」であり、「生きていくための「知恵」と..
出処::レポートサイトHAPPYCAMPUS!