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カテゴリ:ビジネスのこと
2月に法人成りをされたお客様の事業計画を作成しました。
個人事業として営業した昨年1年の数字を法人化後の1年に当てはめ、損益収支の計画を組み立てていきます。 大きく変わるのは、これまで経費差し引き後が社長個人としての所得だったものが、役員報酬という形であらかじめ設定していかなければならない点です。 法人としての売上、原価、経費の構造、世帯として必要な年収等の両面をふまえて役員報酬を設定していかなければなりません。 当のお客様は増収見込み・・・ですが、材料にグレードの高いものを使って、仕事もきっちりというのが信条の経営者なので、原価は高めです。 計画を立ててみると思ったほど利益が出ないのに愕然としてしまいます。 奥さんは原価を気にしていたようですが、社長の口から「仕入れをなんとか押さえなきゃ」という言葉が出たのはおそらく初めてでしょう。 また、目標とする事務所新築の資金を捻出するため、どこをどう削ればよいかなど、組み立てた事業計画をもとに真剣に考えていました。 こういったことを考えるのは個人事業でももちろん必要なことですが、法人化が機会となることが多い。 事業をするからには利益を出していかなければ存続していけません。 職人としての頭から、経営者的な感覚も持ち合わせていく様にサポートしたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.03.24 23:43:10
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