寿司と空手とハワイと沖縄

技を限定した軽い組手をさせた。
やはり組手が苦手な子は辛いらしく、何人かは逃げてばかり。
しかしいくら子供でも越えなくてはならない壁もあるのだ。
いつまでも大目に見ていられない、鬼になって（目はキツネだが）
壁を越えさせよう。

20年、今まで色々な生徒を見てきたが、十人十色。
愛情をいっぱい受けて育った子には少し厳しくしようと思う。
これから大きくなるにつれていろいろな事が待ち受けているのだ。
人間あきらめなければ変われるはずだ。

これから空手道を習わせようとする親御さんは、
決して表面的な強さを求めるような事をしないで欲しいです。
時間もかかるし、華やかではないが、道場生同士
切磋琢磨し、地道に続ける事が内面を強くする秘訣なのです。
自身の内面が強くなると自然と優しさも自然と生まれてきます。