岡山県真庭市の昆虫ー10月
こんにちは。 今回は、2013年10月13日に岡山県真庭市とその途中のパーキングエリアで見つけた昆虫を紹介します。 まずは、上月パーキングエリアで見つけた昆虫を紹介します。 クスサン(ヤママユガ科) 希少度:2 上月パーキングエリアの他に、その近くの勝央のサービスエリアにもいました。上月パーキングエリアの個体は地面についており、勝央サービスエリアの個体は植木にとまっていました。 翅の色には個体差があります。写真の個体はメスで触角はブラシ状ではありませんが、オスの触角はブラシ状です。後翅には目玉模様があり、敵を威嚇するために使われます。 食草は、クリやクヌギ・コナラ・ミズナラなどのブナ科の植物や、エノキ・ヌルデ・ウルシ・カキ・リンゴ・サクラ・クスノキなど多くの植物です。 次は、岡山県真庭市の昆虫です。 キタテハ(タテハチョウ科) 希少度:2 花に複数の個体が来ていました。ヒメアカタテハも多く見られました。 シータテハなどによく似ていますが、 本種には青い鱗粉があります。 食草は、カナムグラです。 ルリボシヤンマ(ヤンマ科) 希少度:4 一番上に載せた写真の池には、ルリボシヤンマやキトンボ・イトトンボの一種などが複数飛んでいました。 池にいた個体のほとんどがメスで、産卵している個体も見られました。 オスは、池の横の水辺に数頭見られましたが、両者とも8月10日に静岡県富士宮市で見つけた個体よりも動きが鈍く、翅が傷んでいました。 オオルリボシヤンマに似ていますが、胸部の模様が異なります。 写真は、産卵している個体です。 下の写真でもルリボシヤンマが産卵しています。 何処にいるかわかりますか。 次回は、2013年10月27日に兵庫県宝塚市で見つけた生物を紹介します