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2023年08月27日
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カテゴリ: ■ 今日の動画
​​​​福島第一原発事故 10年の現実』​​​の著者である
烏賀陽弘道さんの動画を紹介します。
Amazonでのみ販売されているようです。

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2023.8.26  福島第一原発 ALPS水・海洋排水に関する
12のディスインフォメーションを指摘する​​
https://www.youtube.com/watch?v=Q4199GGE20U


2023
824日、日本政府と東京電力は福島第一原発からの「ALPS水」を海洋への排水を始めました。
同時に、総理官邸だけでなく外務省、経産省など政府のほか自民党議員から、排水を正当化するプロパガンダ情報が猛烈な数、主にTwitter上に流れてきました。
それらを記録・観察・分析するうちに気づいたのは、ディスインフォメーション(意図的に流される虚偽情報)が多数含まれていることです。
そしてさらに深刻なのは、特に根拠も確かめずに、その政府のディスインフォメーションを無邪気に信じている人が多数SNS上に現れてきたことです。
そうした政府や東電の流しているディスインフォメーションの中で、特に問題が深いものを12点ピックアップして、なぜ虚偽なのか、なぜ問題なのかを指摘しました。
これをご覧いただいて、読者・視聴者の判断材料にしてほしいと考え、この動画を作成しました。
ふだんはライブでやる内容なのですが、エビデンスとなる資料の引用が多いので、その資料を画面に加えることができるよう、録画にしました。
もちろん、烏賀陽の取材の範囲ですから、信じないこともご自由です。
私自身、政府や議員、東電から根拠のある反論を聞きたいと思っています。こんなディスインフォメーションがわが祖国の政府によって堂々となされるとは、私もできれば信じたくありません。
私の懸念が杞憂に終わることを切に祈っています。
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(途中で数が混乱しますが) 主な12の指摘は以下の通り。

1) 海洋排水することで、政府はわざわざクライシスレベルを上げた。
  国内問題だった福島第一原発事故の汚染を国際問題化した。(04:34~)
2) 「海洋排水以外の方法はなかった」
  ウソ。陸上処理の方法は複数あった。 (12:38~)
3-5) 「ALPSで処理した水にはトリチウムしか放射性物質は残っていない」
  東京電力の公開資料でセシウム、
  ストロンチウムなどが残存していることが分かる。(23:38~)
 ・トリチウムしか残存していない、はウソ。
 ・セシウム、ストロンチウムなども残存している。
 ・(トリチウム等を含む水は) 世界中の原発が海洋排出している、はウソ。
6) 「日本政府の基準を守っているから海にしてても安全」
  これは虚偽。本来違う基準をALPS水に当てはめている。(37:26~)
7) ALPS水の海洋放出の基準には環境への長期的影響は考慮されていない。
  そもそも放出の基準に入っていない。(42:55~)
8) 日本政府の基準を満たして海洋排水されるALPS水は
  たまっているタンク全量の33%にすぎない。(50:13~)
9) 東電「汚染水タンクを置く場所がもうない」
  これは福島第一原発構内(3.5平方キロ)だけの話し。(51:54~)
 ・福島第一原発構内は経産省の管轄
 ・中間貯蔵施設は環境省の管轄
10) ALPS水を海洋排水しても、福島第一原発に空き地が出来るだけ。
  その外側にある原発事故被害地の「復興」には何も関係がない。(58:22~)
11) 「廃炉」=メルトダウンした燃料棒の抜き取りのこと。
  それをしない限り廃炉は達成できない。(1:01:10~)
 ・ALPS水の海洋排出は廃炉とは全くの別作業。
12) ALPS水の海洋投棄は風評被害と何ら関係はない。(1:04:05~)
  ・外務省 #STOP風評被害

補足:
3-5)に該当する、
ALPS処理水の分析資料
(トリチウム以外も完全除去できず含まれていることが分かります)
※東京電力グループ>処理水ポータルサイト>多核種除去設備出⼝の放射能濃度
ALPS処理水等の取扱いにあたり、環境へ放出する場合は、
>トリチウム以外の放射性物質が、
>安全に関する国の規制基準(告示濃度比総和1未満)を満たすまで、
>多核種除去設備等で浄化処理します。
処理水ポータルサイト
https://www.tepco.co.jp/decommission/progress/watertreatment/alps01/
多核種除去設備出⼝の放射能濃度(2023年3⽉31⽇現在)
https://www.tepco.co.jp/decommission/progress/watertreatment/images/exit.pdf

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彼の指摘に対し、認知を歪める事態を避けるため
私個人の意見は控えますが、原発事故発生から取材を続けられ
原発についても (少なくとも私より学ばれておられます。

本件に限らず、意図的に隠された情報があるとも知らず
一方的に垂れ流される報道を 鵜呑みにする姿勢は 非常に無責任であり、
日本の将来を悪化させないためにも 改める必要があると感じています。





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最終更新日  2023年08月27日 12時01分15秒
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