シン・アンのブログでございます♪

ほくそ笑みながら、２階から降りてきた息子

母は、その笑みの裏に何があるかを、知っている。

息子「後、２ヵ月後が楽しみだなぁ」

母　「何したんだい」
　　　判っているけど、知らないふりをする母。

息子「明日になったら、話すよ」

母　「この母に、隠し事をする気かいっ」
　　　判っているけど、いつものようふに、接する母。

息子「ん～～～」

母を、恐れる息子（爆）
・・・って言うか、本当は話したい様子なのだ。

息子「夢が叶うかもしれないんだ」

母　「ほ、ほぉ～～～」
またもや、判っているけど、しらばっくれる母は、名女優（爆）

息子は、また２階へ・・・


事は、息子が降りてくる３０分ほど前に、さかのぼる。

珍しく、旦那が早く帰ってきた

数日前に、冬休み明けに行った実力テストを、テーブルに置いておいたのに、
その件について、旦那は母子に、何も言ってこない
息子がおきている時間には、仕事に行ってて顔を合わせる時間などないので、
仕方ないかもしれない
でも、夕べは早く帰ってきているので、母は言ってやった。

「実力テストの結果、褒めてあげてください」
「Ｆ中の先生が、作ったテストではないのですよ。」
通っている学校でのテストなら、先生に出るポイントを、教えられるけど、
実力テストでは、それはない。
国語は悪いけど数学は、１００点だ。

旦那、夕飯済ませると、２階へ行った。

母は、知っている。
息子が、欲しい物があることを・・・
でも、母はもうテストの結果で、物を買ってやることは止めた
いくらニンジンぶら下げても、爆走しなくなった息子。
そのくせ、もっと高価なものを、欲しがってきたからだ

もう一つ母は、知っている。
成績が伸び悩み、やる気が失せて来ている事も。

そして、旦那は、息子との会話の糸口がつかめずにいる事も、知っている。

だから、母は、買ってやらなくても、父親がたまには、ご褒美を与えて、
息子のモチベーションを、アップと、父とのコミュニケーションを、謀ったのだ


個人的なテストの結果は来たけれど、学年での順位は通知表と一緒に、渡される。
それは、やく２ヵ月後。
順位によって、欲しい物を買ってくれる約束を、旦那と息子はするだろう。


そう・・・母はそれを読んで、旦那をけしかけた。




２階から、ほくそ笑みながら降りてきた息子顔と、話しぶりから、
案の定そう話は進んだ証拠。

知らないふりして、息子の話を聞いた

母が、裏で糸を操っている事は、秘密さ。