私の音楽的生活

2003/04/06(日)23:12

最近行ったライブ

音楽(154)

このところライブづいてます。最近行ったライブの感想をまとめて書きます。3月28日  友部正人「言葉の森」ゲストはリクオさん。静かなる吟遊詩人という言葉が似合う友部正人と、踊って歌うピアノマンという感じのリクオさん。とっても対照的なお2人のセッションが見ものでした。まったりとした友部さんの歌を聴きながら、気持ち良くうとうと眠りかけていた私は、リクオさんのパワフルなピアノにすっかり眼を覚まされました(笑)「はい、照明~!」「ミラーボール!!」と叫び、ステージの雰囲気を盛り上げる感じが自然で嫌味がなく、根っからのエンターテイメントだな、と思います。「はい、手拍子~」と言われる前に自然に手拍子が出てしまうのはやっぱりリクオさんの才能かもね。期待以上に良いライブでした。3月30日  山下達郎ファンクラブイベントライブファンクラブが発足して10数年、初のファンクラブイベントでした。いつものツアーライブと違い、ギターとピアノ、ベースだけのこじんまりとしたアコースティックなライブでした。会場は700人くらいの規模のアートスフィア。私はくじ運悪くて3階席でしたが、充分に顔の見える距離でした。コアなファンだけが集まったライブ、という事で、達郎も自分のやりたいようにリラックスしてやってる感じが良かったです。普段のライブではなかなか聴けないような曲も聴けて、ファンとしてはうれしいライブでした。それにしても、50歳になった達郎さん、声のほうは一向に衰えが見られません。でも、髪の毛のほうはかなりヤバイです(笑)いっそ、ジェームス・テイラーみたいなヘアスタイルにしたらカッコ良いと思うんですが・・・。ジェームス・テイラーもいつも自然体で良い感じだと思います。4月4日 オセロケッツイベントライブ「アニマル」ゲスト出演の小林建樹目当てに行きました。この日の建樹は、グランドピアノで弾き語りしました。事務所から独立してから初のライブだと思います。気負いも緊張もなく、自然体でリラックスして、自分のやりたいように演奏していました。そのせいか、いつも聴き慣れた曲がとても新鮮に感じられました。「不思議な夜」のジャズっぽいアレンジがとても印象に残りました。歌い方もいろいろ模索しているのかな?と思いました。歌もピアノも、世の中にはもっと上手い人がたくさんいると思いますが、私はなぜか建樹さんの演奏に惹かれてしまいます。音楽には素人の私が生意気言うようですが、技術的にはまだまだ課題がたくさんあると思います。でも、未完成の魅力というか、これから先を楽しみにさせてくれる感じが良いのかもしれません。完成品というのは美しくて素晴らしくて申し分ないのですが、まだ未完成だけど、これが完成したらきっと素晴らしいものになるだろうな・・・と思わせてくれる作品て、わくわくするし、これからもずっと見守っていきたいと思わせてくれます。建樹さんの音楽ってそんな感じ。まさにライブな音楽ですね!先の達郎さんが完成品だとしたら、建樹さんは未完成品。私の中ではそんなイメージです。オセロケッツもちゃんと聴いたのはこの日が始めてでしたが、思っていたより良かったです。メロディーやリズムがわかりやすくて初心者の私もうまく乗れました。自然に手拍子したり、身体が踊ったりする感じのライブでした。周りのファンはもう熱狂してて後ろから押されたりしてちょっとすごかったですが・・・。

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