2010/07/08(木)09:52
ルクレツィア・ボルジアの何番目かの夫アルフォンソのオッズは 憂楽帳:予想なんて
“番狂わせ”のブログです。
-----------
予想なんて (毎日JP》憂楽帳 から)
岡田ジャパンの株が世界でも急浮上している。
英国のスポーツ賭け屋「ウィリアムヒル」で日本の1次リーグ
突破のオッズ(賭け率)を見ると、開幕前はE組最低の
15倍だったのが、今や2倍。
「大会初の番狂わせ」とも評されたカメルーン戦の勝利は、
世界屈指の信頼性を誇る大手賭け屋の予想も大きく動かした。
スポーツの予想は難しい。事前の取材からできる限りの情報
収集や分析をするが、それでも計算外の事態は起きる。
本紙「記者の目」で毎年春にやるプロ野球順位予想でも、私は
何度か加わったが、恥ずかしながら全チームを当てた年は
なかった。
ある年のシーズン後、「各チームの戦力を見極められないなんて
記者失格」と投書が来た。
記者への信頼の裏返しと受け止めたが、実はちょっと頭にきて
最初は冷静に読めなかった。
言い訳とも言われそうだが--すべて予想通りの結果に
落ち着くなんて面白くないですよね?
時には意外な選手が活躍し、思わぬチームが勝つから
スポーツは楽しい。
M新聞東京夕刊(石○さん)
-----------
では、「ワールドカップ FIFA オッズ 番狂わせ」で
ネット検索してみましょう。約2千件のヒットです。
若干引用してみます。
○優勝チーム予想オッズ
2010.07.03 Bet365 World Cup 2010 - Outright
決勝トーナメント開始後の、優勝チームのブックメーカーオッズ
です。BEST16,BEST8,BEST4確定後のオッズを提示します。
決勝トーナメントのオッズは90分+ロスタイム終了時点の
オッズです。
▽BEST 4 オッズ (BEST 4 オッズ 7月 3日)
スペイン 2.87
ドイツ 3.0
オランダ 3.1
ウルグアイ 11.0
▽BEST 8 オッズ (BEST 8 オッズ 6月30日)
ブラジル 3.4
スペイン 3.75
アルゼンチン 5.0
ドイツ 8.0
オランダ 3.1
ウルグアイ 11.0
・ ・ ・
ガーナ 34
▽BEST 16 オッズ(BEST16 オッズ 6月25日)
ブラジル 4.5
スペイン 5.0
アルゼンチン 5.5
オランダ 8.0
・ ・ ・
アメリカ 41
・ ・ ・
日本 81
スロバキア 201
○番狂わせ サッカー 百科事典
▽ベルリンオリンピック スウェーデン対日本
1936年8月4日、ベルリンのヘルタープラッツ・スタジアムで
行われたサッカー競技1回戦で、五輪初出場の日本が
優勝候補のスウェーデンを3-2で破った(「ベルリンの奇跡」)。
▽FIFAワールドカップブラジル大会 イングランド対アメリカ
1950年6月29日、ベロオリゾンテで行われた1次リーグ
第2戦で、優勝候補のイングランドがアメリカに0-1で敗れた。
この試合の結果が新聞に記載されると、印刷ミスであるとして
新聞社に抗議の電話が殺到した。
▽FIFAワールドカップイングランド大会 イタリア対北朝鮮
1966年7月19日、ミドルズブラで行われた1次リーグ第3戦で、
イタリアが北朝鮮に0-1で敗れた。
これによりイタリアは1次リーグ敗退が決まり、帰国後ローマの
空港でファンから腐ったトマトの雨を浴びた。
▽FIFAワールドカップアメリカ大会南米地区予選
アルゼンチン対コロンビア
1993年9月5日、ブエノスアイレスで行われたFIFAワールド
カップアメリカ大会南米地区予選第6戦で、アルゼンチンが
0-5という大差でコロンビアに敗れた。
アルゼンチンは本予選を楽に通過するものと思われていたが、
この大敗により大陸間プレーオフにまで追い込まれた。
アルゼンチンはワールドカップに出場するも、本大会途中で
マラドーナを失い、ベスト16で敗退した。
▽アトランタオリンピック 日本対ブラジル
1996年7月22日、マイアミのオレンジボウル・スタジアムで
行われたサッカー競技1次リーグで、日本がブラジルを1-0で
破った。
しかもサッカー王国として知られるブラジルはオーバーエイジ枠を
利用してリバウドらA代表の主力選手を多数出場させた一方で、
ブラジルより圧倒的に格下の日本はオーバーエイジ枠を
使用しない若手のみのチームであった(「マイアミの奇跡」)。
▽2002 FIFAワールドカップ 開幕戦 フランス対セネガル
2002年5月31日、前大会優勝のフランスと初出場の
セネガルとのソウルで行われた開幕戦。
フランスのジダンが故障で出場出来なかったとはいえ、ティエリ・
アンリ、ダビド・トレゼゲ、ジブリル・シセといった得点王を有し、
フランスの圧倒的優位は変わらないとされていたが試合
結果は1-0でセネガルの勝利。
セネガルではこの日を記念して国の祝日となったほどである。
○85年間スペインに勝てなかったスイス、少ないチャンス
生かして勝利 2010.06.11 サーチナ
ゴールと番狂わせが少ないという印象のあった今大会で、
ついに大きな番狂わせが起こった。
サッカー・ワールドカップ南アフリカ大会は現地時間16日、
1次リーググループHの2試合を行い、優勝候補のスペインが
スイスに0-1で敗れた。中国メディアはスイスが85年越しに
「無敵艦隊を破った」「マタドール軍団を倒した」と伝えた。
数字上では圧倒的にスペインが有利だったことを伝えた。
ボールのキープ率はスペインが63%でスイスが37%、
シュート回数もスペインが24回(うち8回がゴールの枠を
とらえた)に対してスイスがわずか8回(枠をとらえたのは
3回)だったという。
防戦気味の展開の中、スイスは後半開始直後のわずかな
チャンスを確実に捉えたのだ。
また、今回の敗戦により対スイス戦無敗記録が85年で
ストップしたことも合わせて紹介された。
両国は過去85年間で18度対戦し、スペインの15勝3分け
だった。
ヨーロッパの中でも強豪国といわれ続けてきたスペインだが、
ワールドカップでの最高成績は4位と結果が出せていない。
しかし、今大会の欧州予選10戦全勝という圧倒的な強さから、
今大会こそはと強い意気込みを見せていた。
さらに、試合の先発メンバー11人中、半数以上の6人がスペイン
の強豪クラブチームであるFCバルセロナに所属するスター
選手であり、出場32カ国中で「最も給料の高いチーム」と呼
ばれている。
最悪のスタートとなってしまった「無敵艦隊」は今後どのように
巻き返しを図ってくるだろうか。
-----------
Bet365 World Cup 2010 - Outrightによると、
7月11日(日)決勝戦の試合情報・オッズは次のとおり。
オランダ 3.8、 ドロー 3.2、スペイン 2.2
う~ん、スペインが先行している。
1次リーグのアマルダ無敵艦隊が復活したらしい。
また、7月10日(土)の三位決定戦は、1.8対5.0でドイツが
ダントツです。
《日日是好日》
◎今日の読書 「ルネサンスの女たち」 塩見七生著
絶世の美女ルクレツィア・ボルジアは、本当に可哀相です。
兄のチェーザレ・ボルジアに政略結婚をさせられた上、その夫を
用済みになれば次々と暗殺させられてしまう。
周到にかつ執念深く。
この手口から類推して、兄と妹はできていた(近親ソーカン)との
噂もあったほどだ。
格調の高い塩見先生は、そこまでは書いていない。
だいたい、半分読んだ。
あとは、戦う女傑カテリーナ・スフォルツァとキプロス王妃
カテリーナ・コルネールのふたりになった。
ルクレツィアの今の夫は、第一話の主人公マントヴァ侯爵夫人
イザベッラ・デステの実弟アルフォンソ・デステだ。
はたして、アルフォンソは生きながらえるかな。
このオッズはなんと出る?
なんと20年にわたって運よくこの激戦区を乗り越えた。
ルネッサンスの大番狂わせです。
( ^∇^)キャキャキャ