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カテゴリ:べんきょー
あと1ヵ月後に迫った論文抄読会のネタをどうしようかとニュースサイトを見回っていたところ、こんな記事を見かけました。
細菌のゲノム合成に成功:2008年中に合成生命も? この研究者チームは、酵母菌を利用してDNAの4つの長いらせん構造を縫い合わせ、マイコプラズマ・ジェニタリウム(Mycoplasma genitalium)というバクテリアのゲノムを作り出したというもの。 どういったことをやっているのかはよく分かりませんが、 別の生物内で、他のDNAを合成したのか??これは。 確か、簡単なウィルスのDNA合成がなされたことがあるというのを聞いたことがあるような記憶がありますが・・・ うーん、この合成生物の利点がイマイチよく分からん。 例えば、酵母が作らないタンパクを酵母に作らせようとする。 そのための遺伝子を酵母で作るように、導入する。でいいんじゃないのかなぁ? (この、作って欲しいタンパクが酵母にとってtoxicでないとするなら) 細菌のゲノムという、膨大な情報(遺伝子)を合成したのは素晴らしく、すごいと思うが・・・ 勉強不足の黒山羊には、この有用性がよく分かりません。 また、 世界初の合成生物が今年中に出来るかも・・・ ということも書かれていましたが、 人工的に、試験管内で合成した遺伝子を、他の生物に入れて発現させる生物を作成したら・・・ これって、合成生物といえないのかなぁと。(KOマウス等ってどうなの?) 合成生物の定義もよく分かってないからなんですがね。 完全に人の手のみで、他の生物を介せずに、(例えば試験管内で)作成したものが合成生物。 というものなら、KOマウスは違いますが・・・(あれ、これも酵母を介してるんだよね?) んー、やはり、どう定義されているのか気になる。 そして、 >ゲノム配列の作成におけるこの新たな成果によって、科学者たちは原理的には、生命体を自由に設計できるようになり、人間にとって有用な化学物質を一から生成できるような「生物ロボット」の作成も可能になる。例えば、エタノールなどのバイオ燃料を生成する合成生物だ。 これに近いことは、別に既存の技術だけやられているような・・・(生命体をいじくりまくってないかなぁ・・・) 生物ロボットも達成できるような気がするが・・・ (出来るが、それで作られたものが効率が良いとは限らないし、作るまでにいくらコストがかかるのやら) まぁ、まったく知らない分野なので、間違いなく見当違いなコメントをしていると思います。 週明けには論文が読めるようになっているかもしれないから、抄読会の候補として読んで勉強しておこうかなと。 ただ、ボスからGoサインが出ないと思いますが・・・ 最後に。 何となく思ったこととして、バイオだけじゃなく、他の分野(IT)とかもそうなんですが、 科学の進歩に絶対、法の整備が遅れてる。と感じます。 また、日本の科学はそのうち(もう)ダメだろうなと。 法を整える人や上が、あんなんだから、無理なんだろうなぁ。と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月27日 19時21分18秒
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