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カテゴリ:旅行
今年もスイスに行く?と聞いた答は「今年はカナダ」でした。
カナディアンロッキーですか。てっきりモンブランとか言うかと思ってたんでちょっと意外。 ともあれ、希望があるのはいい事です。 去年より条件はずっと厳しくなっていましたが、本人が行きたいと言うのです。行こうじゃありませんか! てなわけで、6泊8日のカナダ旅行に行っていました。 今年も企画はJTBの方にお願いしました。日本出国から帰国まで付き添ってもらう添乗員さんも、昨年のスイスでお世話になったSさんにお願いしました。 とても気の付く方で、既にどういう旅行になるだろうと想像を付けられる方にお願いできるのは心強いものです。 実際の計画は4月末くらいから企画担当の方とぼつぼつメールを交わし、本格的な計画は5月下旬と6月に1度ずつ対面で調整し、7月3日から10日で決行となりました。 相変わらず、タイトスケジュールで(^_^; 当初、父は「山だけでいい」と言っていました。カナディアンロッキーはカナダの西岸。そうなると飛行時間も10時間程度ですので楽だな~と思っていました。 そこに母好みのヴィクトリア訪問を1日とバンクーバーと・・・なんて考えていたのですが、計画の段階になって 「ナイアガラも行く」 orz orz 企画の方と二人、机とお友達してしまいました(--;そういうわけで、一回はメドを立てた計画を破棄。東海岸に入ってまた西に飛ぶという、かなり強行スケジュールを考え、飛行機の時間や観光の時間を考えてギチギチの計画を立てました。 マイルの関係でスターアライアンスを使いたかったので、この段階でJALがまず落ち。入国と出国の空港が異なることでANAが落ち(直行便がどちらかになかった為)。 エアカナダで行く事にしました。 昨年のスイスとの大きな違いは父の病状。既にかなり進行してきており、前回は短い距離、ゆっくりであれば支えがあれば自力歩行も可能だったのが、今年はつかまり立ちがやっと、歩行は一切不能の状態。排尿コントロールも効き難くなってきていて、発語も不明瞭。 そういうわけで、成田空港までの移動は前回のリムジンバスという選択が出来ず、新宿までタクシー+成田EXPとなりました。 実は成田EXPには2席のみ、車椅子専用席が存在します。と言っても、通常2座席が並んでいる所、1座席が取り払われて車椅子固定可能になっているというだけなんですが、障害者対応のお手洗いと出入り口に近いのが有り難い場所にあります。 ただ、発券に30分以上を要する為、出来るだけ時間のある時に早めに予約した方が無難です。当日、焦って取ろうとすると、下手すると目的の電車に乗れない可能性も・・・なので今回、帰国便の時間+2時間をとって帰りも予約しておきました。 尚、発券時には航空会社を聞かれます。実際の乗車時にはスロープを使う為、駅にはかなり余裕を持って到着する必要もあります(すぐに対応する職員さんが来てくれるとは限らない)。 新宿の成田Expのホームには、エレベーターはありません。 荷物は基本的に空港宅急便で先に空港に送ってしまいました。こうしておけば、車椅子の介助が楽です。 今回、お役立ちグッズは大人用オムツ&尿パッドでした。旅先だと緊張もあってか異様にお手洗い間隔が短く、最近は病気のせいでお手洗いに行きたい!と思ったらすぐに出さないとダメな位の勢いになってしまった父。かといって飛行機や移動の車で粗相があれば、本人の面目は丸つぶれだし、航空会社や旅行会社の方にご迷惑を掛けてしまいます。普段は全く使っていませんでしたが、やはり旅行という特殊な状況では必要になりました。 お風呂用の簡易椅子は持っていきましたが、今回は車椅子対応部屋を予約出来たこともあって、結局使いませんでした。調子悪そうな時は、基本的には身体拭き用の大きめのウェットタオルで対応。カナダはかなりバリアフリーが進んでいます。 歯磨きも車椅子の高さと洗面台が合わない、時間が足りないなどの理由で結構厳しかったので、薬用モンダミンが大活躍でした。 基本的に、車椅子で比較的楽に旅行できるのは北欧三国とカナダ、ハワイ(アメリカ)のようです。 何より、英語が通じるのは楽でいいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年07月11日 21時27分33秒
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