漁協合併のその後
今日は、久々に全漁種揃い踏みで賑やかな漁港ですが、水揚げ的には中くらいといったところでしょうか。天気も曇天で、雨がぱらつき何ともスカッとしない感じです。さて、今年の4月に当漁協も含めて3つの漁協が合併して早4ヶ月が経とうとしています。従来は正準合わせて14名の職員体制でしたが、4月からは正職員48名、準職員13名の60人規模の中堅どころとなりました。合併と共にゴールデンウィーク期間中に海難事故があったりと波乱の船出でしたが、総代会も無事終了し、本格的に組織が動き出して来たといったところでしょうか。ですが、企業名は一つになっても全職員の気持ち的には旧漁協の感覚が残っていたりして、そうなるとやはりお互いのプライドが災いしてトラブルの原因になったりしています。可能性としては、新漁協は加工部門が充実していますので、今までのぎょれんだのみ一本とは違った対応ができるようになりましたが、今年は如何せん前浜の漁が激減しておりまして、沢山獲れて安くなって怒られるのならまだしも、ホッケにしてもウニしてもイカにしても淋しい限りの漁でして、お膳立てをしても水の泡となりそうな感じで、これが将来大きなリスクとなって跳ね返ってきて信用を損ねてしまうようなことにならないようによーく考えて提案しなければならないと感じています。事務の合理化ということで、PCも増設され、財務運用も新しい機種で対応してペパーレスを図る算段をしているのですが、その前に少しでもこれをいじって慣れておこうという気持ちが無い職員がいるということが問題です。私も自腹で(といっても1冊500円なのですが)エクセルの実践編という教書本を買って事務所で今まで自分で作ってきたデータを応用的に編集できないか悪戦苦闘してるのですが、「イルカ」ちゃんの答えは「数式が正しくありません。」か、「指定した範囲の部分を検索できません。」等、なかなか前に進まず凹みっぱなしの今日この頃です。頭の中のイメージや理解や認識は、教書本を開くと「やっぱりこんな事もできるんだ。」と納得するのですが、これがいざ自分のものを整理するとなると「完全オリジナル」ゆえ機械が素直に反応してくれないというもどかしさに喘いでいます。「今を苦労すれば、3ヶ月後には明るい未来が。」と、分かってはいるのですが、結果が伴わないと気分的に滅入ってしまいます。明日、また、エクセルの教書本と格闘することになりますが、正直なところ合併して春先は忙しかったのですが、今は自分の時間的な余裕がありすぎて逆に間が抜けているような感じです。自分では、いかんいかんと思っているのですが・・・・8月にも再度人事があるということなので、下の者が異動すればまた刺激が出るでしょう。