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小袖の歴史と趣味の部屋

小袖の歴史と趣味の部屋

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2004年04月28日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は仕事がお休みで、我が市の文学館に行ってまいりました。
前からタダ券を貰ってた特別展大正の文庫王立川熊次郎と「立川文庫」を見に行ったのです。
お姑さんと、近所のおばちゃんとの3人です!いつもこのメンバーで図書館に行ったり、
お茶を飲んだりしています(^^)

この文学館は出来てから何年か経つのですが、なぜか行く機会がなくて、
今まで一度も行った事がなかったのです。(横を通った事は何度もあります。)
自転車で15分くらいの所で、とっても近いんですよ~!

さて、この立川熊次郎とう人は我が市出身の方で、「立川文明堂」という出版社を大坂に設立し、明治44年「立川文庫」の発行を手がけました。
第一弾「一休禅師」にはじまり、第40編の「猿飛佐助」に至って人気絶頂に達し、忍者ブームを巻き起こしました。
「立川文庫」は縦12・5センチ、横9センチの小型本で、携帯できる手軽さが受けて、
市場を拡大していったのだそうです。
そして、その内容はですね~「宮本武蔵」「水戸黄門」「木下藤吉郎」「石童丸」「乃木将軍」
などなど、講談に独自の創作を加えたもので、特に「猿飛佐助」や「霧隠才蔵」らの「真田十勇士」像は「立川文庫」の中で形成されていったそうです。
200編以上出版されたといわれていますが、現在分かってるのは201編です。
人物の話がほとんどなのですが、読みたいなぁ~と思うのがたくさん展示してありました。
実際、手にとって見てみましたが、昔の文体なので読むにはちょっと難しかったです(笑)
今の歴史小説の走りというか、原案になってるんじゃないでしょうか~!
しかし、こんな方がいたなんて全然知らなかった私です~(^^)

そして、せっかく来たのですから常設展示も見なければなりません!
入り口を入ると、こちらの地方の歴史が壁一面にパネルや絵、瓦や書などを展示しながら、
進んで行きます。おお~かなりツボです!
風土記から始まって、民話や言い伝えが書いてあり、ゆかりの人物が年代順に
紹介されていきます。
赤松円心や豊臣秀吉の中国大返し、幕末河合寸能の仁寿山学校など、
少しの紹介ではありますが、フムフムと思いながら見ました~。

そして、文学の展示では、わが市ゆかりの文学者の人々の作品や生い立ちが紹介されていました。
中でも、司馬遼太郎氏のコーナーはスペースが大きかったです!
氏はおじいさまがこちらの出身だそうですね!他に柳田国男氏などのコーナーもありました。
勉強不足で、知らない方も何人かありまして「こんなにエライ方々がいらしゃるんだ~」
と感心して色々見てきました!!

あっ、それから同じ敷地内にある「望景亭」という明治時代~大正にかけて作られた
邸宅の一部が保存されてる建物も見学してきました。
皇族の方も住まれてたこともあるそうで、今は和室と茶室を残し修復して公開しています。
和室から望む庭の景色がとっても良かったです。こんな所でゆっくり和んでみたいわ~。
板戸絵がとってもきれいでしたし、順和風の中にも、シャンデリア風の電灯もあって、落ち着いていて豪華で、上品でした!!
こんな素晴らしい建物があったのを長い間知らなかったなんて~ほんとビックリです!
小さな山のすそに建ってるので、竹やぶなどもあり、緑がきれいで、
ホント落ち着いたいい所ですよ!
しかも、私たち以外に人があまり来てなかったです!
やっぱちょっとマイナーかも…。






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最終更新日  2004年04月28日 15時06分41秒
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