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テーマ:『義経』(332)
カテゴリ:義経
今回は、都への先発隊としての義経の仕事は合戦ではなくて、情報を集めることでした。逸る郎党たちを抑え、物見に三郎を行かせます。
情報戦というもの大切な事ですものね! さて、平家軍ですが、維盛の母・経子が時子に借金を申し込みに来ます。 維盛が敗走途中にわずかな兵糧と取り替えてしまった、平家の嫡男の鎧を取り戻すためです。 原作では、大金を払って取り戻したと思うのです。 しかし、嫡男の鎧も大切ですが、平家はこんなことに気を取らてる場合ではなかったのですけどね。 京に義仲の大軍が迫ってるにもかかわらず、体裁とか建前を重んじる前にもっと大切な事があったはずなのです。 例えば、比叡山延暦寺です。 平家側は比叡山はこちらについて当然!と思い、この時連絡もしてなかったのですよ。 義仲軍からは比叡山に味方に付くようにという密使が行き来し、予断を許さない状態にもかかわらずです。 義仲軍も比叡山が味方かどうかで、戦況がかなり違ってきます。 実はこの時すでに、木曾軍の兵糧は尽きとても危険な状態だったのです。 木曾軍は北陸から近江路へと琵琶湖の東岸を進んでいました。これは平家の北陸討伐軍の「片路を賜る」といった略奪の限りを尽くしながら進んできた道です。 そこに食べ物があるはずがありません! 軍を維持するのに、かなりギリギリの状態です。 しかし、比叡山や平家に弱みをみせてはいけません!義仲は比叡山の決定を今か今かと待っていたのです。 比叡山の宗徒たちも、平家方と木曾側に別れてケンケンガクガクでした。 長年の平家のよしみをとるか?日の出の勢いの木曾と組むか? そこへ後白河法皇からの密使が送られてくるのです。「木曾と和睦して、白河帝の御世のように源平が相並んで朝廷の両翼となってはどうじゃ~?」というものでした。 法皇としても平家の横暴に辟易していたので、源氏を引き入れ昔のように、都合よく武士を使おうとしていたんですね。 この法皇の密使が叡山の大勢を決したのでした。 この時、木曽軍は息も絶え絶えの飢餓軍でまともに戦える兵は少なかったのですよ。 知盛が出陣して、戦えば勝算はあったかも知れないですね!そこは、さっきの義経の諜報戦ではありませんが、 平家はスパイをもっと送って偵察させれば良かったですね。ここでも、平家は神に見放されてしまいました。 それにしても宗盛のあの言動は、許しがたいです。分かっているけどムカッとしました。 鎧を息子に着せて喜んでいたり、ホントにおバカですね~! これからもっとおバカぶりが登場すると思います。違う意味で楽しみです。あの親子。 来週はいよいよ平家都落ちです。とても悲しいですね~~!! 小袖城gooブログ 源平の食料事情~なぜ平家が負けたのか?食事から検証してみました! 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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