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Mrs Scheibleのシドニー留学・ワーホリ日記

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2005年12月18日
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日本とオーストラリア、全く違う国です。
文化や言葉、歴史は背景が全く逆と言っても過言ではないでしょう。
例えば歴史。
第二次世界大戦では、敵国同士でした。
その名残といっては変ですが、傷跡は今でも双方の国で残されていると思います。
その当時、立場は全く逆です。
互いがいがみ合っている時代でした。
ですが、現在では友好関係が結ばれ、日本人の海外渡航先としても人気のある`Destination`となりました。
これはとても素晴らしいことだと思います。

そういった時代背景もあって、現在オーストラリアは日本人にとってとても興味深い国となっています。

集団性の高い日本と個性が主張されるオーストラリアでは、その社会性が全く異なります。
それ故に、学ぶことがたくさんあります。
どちらが良くて悪いということではありません。
単に比較してみて、そういった印象を受けたという私の体験です。

自分がやりたいこと、考えていることを正確に表現できないと損をする、そんな社会です。
黙っていても誰も気が付いてくれません。
基本的にはそういった社会です。
相手が間違っていると感じたら、それを伝えること。
でなければ、結果的に主張の強い相手に分が良くなり、泣き寝入りしている自分を見出すことになります。

最初はそれでも我慢できていたのですが、現地の生活に慣れてくるとそうも言ってられないことに気が付きます。
正に、‘正しいはずの自分が、全くの損を被っている!‘ということです。
我慢できますか?
日本社会であれば、その場の空気を感じて我慢しなければならないケースもあるでしょう。
ですが、そこはオーストラリア。
我慢などしている必要は全くありません。
間違っていればそれをきちんと伝えることが正当とされる社会であり、黙っていればそれを肯定したと取られます。
間違っていれば言えばいいのですから。。

日本人にはなかなか受け入れにくい部分だと思います。
ですが、これは恐らくオーストラリアだけでなく、他の西洋社会でも似たような事象が見られると思います。

日本へ帰って来た当初、自己主張が強くなっている自分に気が付きませでした。
その為、あまりに自分の希望がはっきりしすぎていたせいか、仕事が決まるまでに
時間がかかりました。
無意識のうちに、そういった雰囲気をかもし出していたのだと思います。
ですが、面接する側はこういったことを嗅ぎ出す能力に長けています。
正に、私の本性があらわになっていたのだと思います。

日本社会に馴染まなければいけない、ここはオーストラリアと違うんだから。
そう自分に言い聞かせていた時もありました。
ですが、心のどこかでそれに納得できていない自分がいるのです。
海外に住んでいた経験のある方は、何となく私が伝えようとしていることが分かると思います。

10年以上も日本社会から離れていた私は、ほとんど完全に日本社会が何たるものかを忘れていたのです!

結局どちらが良い悪いの問題ではなく、国が違えばこういったギャップが表面だけでなく心の中にまで見られるという事を伝えたいと思い、今日の日記を書きました。

個人的には帰国後多少の苦労はありましたが、日本社会全体をはっきりと見極める、また日本という国を客観的に考えることができるようになり、とても良かったと思っています。

たくさんの方に同じような経験をして欲しいと願っています。











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最終更新日  2005年12月18日 09時21分08秒
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