人間は本当によく神を忘れる - 士師記より
4時起床Y兄のブログに賛美歌502があり、曲をダウンロードして何度も聞く。I love to tell the story.最近の教会に欠けているものの一つはこれ。心から詩の内容に感銘し、曲の美しさに感動する。最近の「ソング」というのは、心からにじみ出る叫びを詩にしたのではなく、曲に合うように神を賛美する言葉を並べたもの。感動しない。この502番の日本語の詩はすばらしい。英語の原典をはるかに越えている。英語も素朴ですばらしい。作者Arabella Katherine Hankeyは病床の中でこの詩を書いたと言われている。I love to tell the story of unseen things above,Of Jesus and His glory, of Jesus and His love.I love to tell the story, because I know ’tis true;It satisfies my longings as nothing else can do.RefrainI love to tell the story, ’twill be my theme in glory,To tell the old, old story of Jesus and His love.I love to tell the story; more wonderful it seemsThan all the golden fancies of all our golden dreams.I love to tell the story, it did so much for me;And that is just the reason I tell it now to thee.RefrainI love to tell the story; ’tis pleasant to repeatWhat seems, each time I tell it, more wonderfully sweet.I love to tell the story, for some have never heardThe message of salvation from God’s own holy Word.RefrainI love to tell the story, for those who know it bestSeem hungering and thirsting to hear it like the rest.And when, in scenes of glory, I sing the new, new song,’Twill be the old, old story that I have loved so long.Refrainこんなにすばらしいことを伝えないでいられないという内容で、その通りだと思う。こんなにすばらしいことをどう伝えるか。キリストの教えを信じると、増すのは苦労ばかり。これでもか、と神は重荷を投げかける。すべては神の栄光のため。我々がその重荷をキリストに預けられることを知るまで、自分ではどうしようもないことを理解するまで、神はどんどん重荷を積む。最後に耐えられなくなって、キリストに重荷を背負っていただくようにお願いする。その悔い改めの心を神は期待して、その愛情から、我々に重荷をくださる。このすばらしいニュースをどう伝えるか。土師記の一揆読み。聖書クイズで最も強かった人がサムソンとなっていた理由を見つけるつもりもあって、読んだけれども、その解答はなかった。イスラエルの民は神に従ってはやがてそれを忘れ、偶像崇拝に走り、神の怒りを買い、また神に帰る。何度も何度もそれを繰り返す。その歴史物語。本当に神は忍耐強い。神の望みは「全生涯に渡る悔い改め」(ルター95か条1項)。それに至るまでは、前にも増した重荷が与えられる。それにしてもイスラエルは本当に簡単に神を忘れる。所感妻がバイブルスタディーには行きたくないと言い出した。そう来たか。無教会の厳粛なる聖書の勉強に比べ、あまりにも聖書に対する態度があまく、我慢ならないというのが理由。砕けて言うと、神をばかにしている。それは言いすぎとしても、一里も二里もある理由。自分達で勉強会を立ち上げればよいというけれど、2人きりではなぁと思う。教会に時々きている日本人の牧師夫婦に勉強会の立ち上げを相談してみようかとも思う。私自身は、内村先生以下、多くの先生方の研究成果が私自身の聖書の勉強を支えてくれている事実になんら変わりはないので、その極太のバックボーンをもってして、どんな勉強会でもまったく動じない。ただ、妻に同じことを要求しても無理なので、しばらく勉強会から離れてみたらよいと思う。やはり来たいと思うかもしれないし、そのうち自分達の勉強会を立ち上げるかもしれない。行かなくなってよかったということになるかもしれない。書斎の風景。右の紙はT氏に送っていただいたロング・フェローの「矢と歌」。その左の額は内村鑑三の「神にささげよ」。その左がルターの95か条のコピー。左の壁にはギリシャ語のアルファベット。勉強する気は満々だけど・・・いつもの散歩道。どこの道も広々して芝生の歩道が広くとられている。