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2023/01/08(日)09:33

縄文中期の標高1,300mに位置する大深山遺跡と仮面型土器

自然・ネイチャーのおはなし(920)

大深山遺跡(おおみやまいせき)から出土した人面香炉型の釣手土器。人はこのようにモノを描きたくなるようです。ウルトラマンに似ている語る人々がいる。川上村文化センターに保存展示されている。 大深山遺跡出土品の土器。現代に通用する美が宿る煮炊き用の土器。川上村文化センターに保存展示されている。 縄文中期の標高1,300mに位置する大深山遺跡と仮面型土器 大深山遺跡(おおみやまいせき)は、長野県南佐久郡川上村大字大深山にある縄文時代中期の集落遺跡。1966年(昭和41年)国の史跡に指定された。天狗山の南麓、赤顔山(あかづらやま)の東南麓、千曲川右岸の南向きの標高1300mの平坦地に位置している。八ヶ岳山麓一帯に数多く分布する縄文遺跡では最高の最高の標高である。1953年(昭和28年)の林道開発にともなって発見され、大深山観光協会や村教育委員会の手で発掘調査が行われ、竪穴建物跡が50箇所(中期中葉が25、中期後半が19、不明が7)、積石遺構、数万点に及ぶ縄文土器、石器が出土した。住居跡には2棟の住居が復元されている。

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