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「北方領」で日露譲らず、経済協力では一致
(2011年2月11日22時49分 読売新聞) . 【モスクワ=穴井雄治】前原外相は11日、ロシアのラブロフ外相とモスクワの外務省別館で約1時間50分、会談した。 焦点の北方領土問題については日露双方が主張を譲らず、前原外相は会談後の共同記者会見で、「両国の基本的考え方は平行線だった」と述べた。 会談で、前原外相は北方領土について、「法的、歴史的にも日本固有の領土だ」と改めて強調。そのうえで、昨年11月のメドベージェフ大統領の訪問以降、ロシア政府要人の北方領土訪問が相次いでいることに遺憾の意を表明した。 ただ、前原外相は会見で、「双方の立場の違いはあるが、これまで合意された諸文書と法と正義に基づき、協議の継続で合意した」と述べた。 これに対し、ラブロフ外相は北方領土を「南クリル諸島」と呼び、ロシア側の領有権を重ねて主張。「日本政府が過激なアプローチを取るなら、平和条約交渉は展望のないものになる」と述べた。 一方、日露の経済協力については、官民挙げて協力を推進する新たな「円卓会議」の設置で合意した。また、前原外相は日露原子力協定について、日本側がまもなく批准すると伝えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.02.12 08:05:35
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