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「暴挙」発言反発、プーチン首相の北方領訪問も
(2011年2月12日09時47分 読売新聞) . 【モスクワ=貞広貴志】ロシアのラブロフ外相は11日の日露外相会談で、冒頭から菅首相の「許し難い暴挙」発言への不快感を表明し、日本への対決姿勢を露骨に示した。 複数の情報筋によると、プーチン首相が近く北方領土を訪問する計画も浮上している。ロシア側が北方領土の開発と支配強化に取り組む方針を固めたことが鮮明になった。 ラブロフ外相は会談後の記者会見で、「南クリル諸島(北方領土)の発展は、まず自分の力でやるつもりだ」と述べ、ロシアが外国投資や支援に頼らず自ら開発に取り組む姿勢を強調した。 ロシアの東アジア政策に詳しい外交評論家ユーリー・タブロフスキー氏によるとプーチン首相は3月にも中国訪問を予定しており、その前後に北方領土入りする可能性があるという。現地の治安当局が首相訪問の事前準備に入ったとの情報もある。事実上の最高実力者である首相が訪問することになれば、戦後、ほとんど顧みられなかった極東の島々の開発が、日本との論争に触発される形で、ロシア国政の最優先課題となったことが内外に示される。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.02.12 10:42:10
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