2021/11/18(木)12:25
禁断のblogネタ 愛犬家があまり知らない「クッシング症候群」とは・・・
today diary
犬ドック
診断結果
アイ(14歳)もお婆ちゃん犬で
歳相応の健康状態は覚悟してはいた…
先月(10中旬)、ペットクリニックで受診した
『犬ドック(とことんプラン)』
の検査結果が先週 届いた。
肺、心臓は問題なし
これには安堵した
しかし、問題点が二つ!
★副腎機能に異常あり
ALP値(アルカリフォスファターゼ)が高値とか
これはクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)と呼ばれ
五歳過ぎからの犬に見受けられる病気らしく
特に高齢犬から増える傾向のあるホルモン機能異常、
別名「クッシング症候群」の疑いがあると言う。
(正直…初めて耳にする病気である)
★もうひとつは胆のうに「胆泥」の溜まり!
(これは薬服用で外に流し出せるらしい)
今年7月下旬に17.7歳で亡くなった初代犬のモイ
今にして振り返り思い起こせば…
”多飲多尿” ”脱毛”や”皮膚の黒ずみ”
”足腰が弱くなって散歩に行きたがらない”…
等の症状は正にこの「クッシング症候群」ではないか…
クッシング症候群とは・・・
食欲の低下や、痩せる、痛がるなどの
激しい症状がないため、
見過ごされやすい病気らしい。
単に老犬だからと思い込み易いが
もっと早く気づいて精密検査を受けていれば
まだまだ長生きできたかもしれない。
定期的なドック診療で早期発見するしかない様で
これは人と同じである。
家族なんだから~当然のことであり
飼い主としての犬病気の知識の無さに
後悔ばかりである
一昨日(11/16早朝)、
犬ドック後に予約しいた精密再検査に
アイを連れて行き
夕方、迎えに行ってきた。
検査の結果は一週間後に聞きに行くが…
心配である。
愛犬家の皆さん
「犬健康保険」に加入していない方が殆どで
費用は掛かりますが、ワン公も家族の一員です。
寿命 全うさせてやりたいものです。
そのためには隔年に一度の『犬ドック』をお勧めします。
【豆知識】
Q;「クッシング症候群」はどんな病気?
A;クッシング症候群は、内分泌系の疾患の一つです。
腎臓のすぐそばに「副腎」という器官があり、そこからコルチゾールというホルモンが分泌されています。
コルチゾールは代謝に関わる重要なホルモンなのですが、それが何らかの原因により過剰に分泌されてしまい、健康に悪影響が出る疾患です。
Q;具体的に、どのような症状が表れるのでしょうか?
A;飼い主さんが気づきやすいのは多飲多尿、たくさんお水を飲んでたくさん尿を排泄する症状です。
そのほか、脱毛や皮膚の黒ずみ、呼吸が早くなる、お腹が膨れてくる、足腰が弱くなって散歩に行きたがらない、などの症状があります。
どれも加齢のせいだと思われて見過ごされやすい症状なので、注意が必要です。
Q;なぜ、コルチゾールが過剰分泌されてしまうのでしょうか?
A;脳下垂体、または副腎にできる腫瘍が原因です。
副腎にホルモンを出すよう司令しているのは脳下垂体です。その脳下垂体に腫瘍ができてしまうと、「ホルモンを出せ」という指令がたくさん分泌され、それにより副腎からのホルモンが過剰分泌されてしまいます。
あるいは副腎自体に腫瘍ができ、コルチゾールが過剰分泌されてしまうこともあります。
犬のクッシング症候群の場合、ほとんどが脳下垂体の腫瘍が原因だと言われています。
Q;「クッシング症候群」の治療方法は?
—クッシング症候群と診断されたら、どのような治療を行うのでしょうか?
A;脳下垂体の腫瘍が原因で、その腫瘍が小さい場合は、内服薬での治療になります。
もし腫瘍が大きい場合は、放射線治療が必要です。また、脳外科手術という選択肢もあります。
しかし、放射線治療の設備がある動物病院は少なく、また、犬の脳外科手術も行える施設や獣医師が限られており、大変難しいのが現状です。
ほとんどの場合は、そのときにできる治療を、獣医師と相談しながら行うことになるでしょう。
また副腎の腫瘍が原因の場合は、外科手術で腫瘍を切除します。腫瘍が良性であれば寿命まで元気に過ごすことができるケースも多いですが、悪性の場合は予後が悪いこともあります。
Q;副腎を切除しても、健康に影響はないのでしょうか?
A;副腎は腎臓同様に二つある器官なので、一つ切除しても問題ありません。
Q;クッシング症候群だと診断されたら、どのような生活を送れば良いのでしょうか?
A;特に何かを変える必要はありません。食事も運動も、今まで通りのことを続けてください。
Q;クッシング症候群を予防する方法はありますか?
A;腫瘍性の疾患のため、予防方法はありません。定期的に健康診断を受け、早期発見を心がけることが重要です。
クッシング症候群は、食欲の低下や、痩せる、痛がるなどの激しい症状がないため、見過ごされやすい病気です。
愛犬の元気がない、覇気がないと感じたら、年齢のせいだと思わずに一度受診してみましょう。
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