さんちんの家

2007/12/18(火)23:52

薬害肝炎とMD

社会のできごと(48)

薬害肝炎訴訟のニュースを見て感じました。肝炎ウイルスに汚染された血液製剤を出産や手術の際に投与されたことによって生まれた問題です。 製薬会社はウイルス性肝炎が発症することを承知の上で血液製剤を大量に製造・販売をしていました。一方、厚生省は、その危険性を放置していました。しかも、調査によって判明していた400人の薬害C型肝炎患者のリストも厚生省は隠し続けてきました。どう考えても国と製薬会社の責任は免れないと思います。そして、国が原告の求める一律救済に難色を示す原因に賠償金が2000億円かかるとの試算があるとのこと。ここが納得いかないところです。国の責任で恐ろしい病気になってしまった人に賠償することは当たり前です。人数が多いことはそれだけ国の責任が大きいことです。もっと誠実に対応してもらいたいです。一方、今日のニュースで石破防衛大臣が言っていた「抑止力がお金で測れるか。そして人命が救われるという事がお金で測れるか」と。(厚生省にも言って欲しいものです…)日本のミサイル防衛(MD)実験が成功したとの事。このMDの配備には1~2兆円かかるとか。今日の実験だけでも60億円かかったとか。MDで儲けるのはアメリカの軍需産業だけ。それならば、もっと国内の事にお金を使って欲しいよ~。

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