小心者。ふたたび

「あ！そうだ！母ちゃん！委員・・・」
「え！何？！何委員？？イヤぁぁぁぁ！！まさかまたＰＴＡの役員会のお手紙もらってきたんじゃないんでしょうねぇ～！」
「ううん。違う。委員・・・」
「何よ！何なのよ！委員って響きが今、あまり好きじゃない・・なんの委員よ！？放送委員？？の委員？？（にい太は放送委員）」
「ううん。違う。あれ？何委員だっけ？？」
「知るかぁぁぁ！！」

という心温まる会話をにい太とした。

にい太「ちょっと待って。思い出すから待って・・・」
待つこと2分くらい。
にい太「あ！思い出した！！マナーアップキャンペーンの委員に俺、選ばれました！」
茶亜「何だ？ソレ？聞いたこと無い。」
ちび太「ねぇ！母ちゃん、今日ね、学校でね・・・」
茶亜「ちび。ちょっと待ってて。今兄ちゃんとお話中だから」
にい太「学校で14人しか選ばれないんだよ！」
ちび太「ねぇ！母ちゃん！あのね・・」
茶亜「ちび。ちょっと待っててね。今兄ちゃんとお話中だから。ほぉ～～～。でどうやって選ばれたの？」
にい太「う～ん。と・・・」
茶亜「投票？？」
にい太「ううん。違う。何だっけ？」ちび太「あのさぁ・・・」
茶亜「だから、知るかよ！！」（ちび太の話よりにい太の話を優先した茶亜。）
ちび太「俺の話はいつ聞くんだい？」
にい太「あ。そうそう。先生が選んだの。」（ちび太の話を思いっきり無視して母と話すにい太）
ちび太「1年生では選ばれないよ」
茶亜「はぁ？先生が？何で？にい太を？？」（またもやにい太優先）
にい太「んっとね。姿勢が良くて、礼儀正しくて、挨拶が出来る子を選んだんだって♪」ちび太「へぇ～」
茶亜「え♪マジで？？」
にい太「うん♪」

ああああああああ。
剣道やっててヨカッタァ～。

「で？マナーアップキャンペーンの委員って何するの？」
「えっとね。みんなに『挨拶しよう』って呼びかけたりするんだって♪」
「ほほぉ。じゃ、みんなに『Ｏ穂剣心会に入ろう』って勧誘しちゃえば♪」
「主旨が違っちゃいますから！それはダメでしょう～。」

ちっ・・・融通の利かないヤツめ。。頭かてぇな（固い）・・

と。にい太と楽しい？会話をしていると・・・
ちび太がこぶしをきかせて・・・
「おれの！おれの！おれの話も聞けぇ～♪」と歌っていた。
ちび太♪ナイスタイミング♪d（-_＾）good！！