ピンク色のおならの話
よっつになる姪っ子とお風呂に入っていると「庄ちゃんみて。おならがピンクー」と嬉しそうにはしゃいでいる。はてさて浴槽をのぞくと、たしかに、うすピンク色のポコポコがあがってくる。「ちぃちゃん、だいじょぶ?お腹痛くない?」とあわてると当の本人は、にぃっと笑ってまたポコン、ポコンとピンクのしゃぼんをたてすましてしまった。びっくりしてポカンとしていると、なんだかバラの香りがしてきた。「今日ねママとお花屋さんにいったよ」!そういわれれば今日、姉と大きな花束をかかえてこのお嬢さんはやってきたのだ。あれはバラだったろうか?こんなに幼ければ花屋の空気が体の中をそのまま通りすぎることもあるかもしれないなぁ。と納得している自分がいた。