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2017/09/07
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カテゴリ:古代史系の妄想
超久々の更新です。

若干のネタバレもあるかもしれませんが、自分なりの感想を述べたいと思います。

1.氏は大海人皇子=漢皇子説をとっています。
  斉明天皇が舒明天皇に嫁ぐ前宝皇女時代に、高向王と婚姻し、漢皇子をもうけたとあります。
  これは日本書紀に記述されているので、真実だと私は思います。
  私は大海人皇子=漢皇子説には賛同していません。
  大海人皇子=定恵(中臣鎌足の息子=実は孝徳天皇の落胤)説をとっています。

2.全体的に日本書紀の記述を尊重しているようです。
  もちろん小説的な意外な記述も盛り込まれています。

3.舞台は大化の改新(乙巳の変)から白村江敗戦、壬申の乱直前までが、描かれています。

4.エンディングは扶桑略記の記述を彷彿させます。
  天智天皇は山科の郷に遠乗りに出掛けたまま帰らず、山深く入ってしまわれ、どこで亡くなったか分からな
  い。ただ履いていた沓(靴)が見付かったため、その場所(宇治郡山科郷北山)に山陵を作り葬った。)
  のくだりです。

  ただ天智天皇の妄想なのか、そのあたりがオブラートに包まれています。

聖徳太子(世間は虚仮にして)の続編だそうなので、こちらも読んでみようと思います。





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Last updated  2017/09/07 08:06:00 PM
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