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• 金子マリ「mari first」を聞く

  金子マリの「mari first」を聞く。我々のバンドというより俺の十八番の「それはスポットライトではない」は，なんとかゴフィンというキャロルキングの歌も結構作っている人の作で，もちろんロッド・スチュワードの「It's not the spotlight」のカバーなんだけど，金子マリとバックスバニーのライブ盤の演奏がすごくて，あのねっとりしてるんだけどファンキーかつブルージーな感じは，憧れで今も追い求めたい。で，その金子マリのソロ盤なんだが，80年代の作ということで，ちょっとおおげさで安っぽいアレンジもあるんだけど，その中の，ビル・ウイザースのカバーである「lean on me」，これもまたスポットライトと同じく和訳の歌詞がいい。「ここにいるよ」という訳は，実に的を得ている。そして，生々しいギターとボーカル，この録音は鳥肌ものだ。これを練習したい。こういうサウンド，心をひっかくようなのをやってみたい。いいものきいた。

  2008年02月07日

• アドリブに変化を

  アドリブについての続き。先日バンドのリハで，今までの曲を録音するための練習をしたり，例によって我がバンドの得意分野であるジャムセッションをやった。それで，たとえば，ABABというコード進行で誰かがやりだして，それにリズム体やらボーカルがかぶっていき，ウエーブをつけて盛り上がったりブレイクしたり，起承転結だったり起承転転転だったり，まあいろいろなパターンがあると思う。で，その時に，ABABだけをやっていると，いくらウエーブをつけても飽きてくる時があるので，ABABBBBのように勝手に変えてしまうとき，他の人がついてこられるか。もちろん「ここは変えるぞ」と，フレーズや声の大小，そしてボディランゲージでメンバーに伝えていき，それがみんなのフレーズも変化して一体化すると，これぞバンドのジャムの真骨頂と思うわけです。サッカーとかと同じで，ワンパターンな攻撃は読まれてしまうから，いろんなフェイントを（たまに）いれたい，それがメンバーや聴衆に伝わると，面白いだろうな。

  2008年01月31日

• アドリブ演奏

  先日バンドのベーシストbassman氏の仲間達がやっているパーティーに行った。ファンキーなバンドが入っていて，とても楽しかった。そのバンドは，かなり上手で踊れたのだが，一つだけ気になることがあった。アドリブ演奏がなかなか終われないということだ。アドリブ演奏は，途中よりも，いかに格好よく終わるか，決めるか，もしくは展開するか，が大事だと思う。それがメンバー間のあうんの呼吸で決まると，このうえない幸せな瞬間である。アドリブ演奏を格好良く決める，あるいは終わらせるため，そのためには何が必要か？まずフレーズの問題。メロディーを歌わせて，ここらで終わるぞー，展開するぞーとメンバーにアピールする。次にリズムの問題。リズムを若干ゆるめたり，早くしたり，ブレイクを入れたりして順調に走っているところから，急カーブでハンドル切ったりする。もちろんリズムもメロディーを意識して高揚させたり落ち着かせたりする。でも，最も大事なのはボディランゲージだと思う。これがないと，なかなか伝わらない，，俺はもうすぐ絶頂なんだ，，というメッセージをボディランゲージとメロディー，フレーズでメンバーに伝えていく。これが一番大事だ。

  2008年01月29日

• 映画アメリカ対ジョンレノンを見る

  街に軽薄なクリスマスソングやら飾りがあふれる今日この頃だが，USvs John Lennonという映画を見に行った。ピースベットとかWAR IS OVERのポスターを貼っていた頃のジョンとヨーコがまぶしい。ジョンがあれほど弁がたってしかも論理的に打ち負かすのには驚いた。演奏もギターの音がいいんだよねー。でもこの映画の主役はどうみてもオノヨーコだ。ヨーコはあんまりしゃべらないけど存在感がすごい。ピースベットだってその原型はヨーコのピースなんとかという洋服をどんどん客に切らせていくパフォーマンスだし，ジョンのイマジンも，やはりヨーコの詩集「グレープフルーツ」にインスパイアされていることは明らかだ。　ともあれ，やはり人を感じさせ，動かす力は，詩とか芸術だと再確認した。詩人であること意識しつづけなければならない。

  2007年12月22日

• ニールヤングの「渚にて」を聞く

  バンドで先日録音したニールヤングの「渚にて」に収録の「See the sky about to rain」のＣＤを買ってきて聞く。なんかもう題名からしてそそるよね，題名からして琴線に触れるものがある。歌詞も，なんだか触れるもの揺さぶられるものがある。このアルバムもすばらしいね。でも，この曲の演奏自体は，われわれのクレイジーなやつがすばらしいと思った（こういうふうに思うのが，楽しむポイントだよ）。また詞が書きたくなってきたなー，これが秋ってやつだろう。旅にも出たいぜ，もちろん一人で。

  2007年10月02日

• 郡山「ヒップショット」でライブ

  昨夜，郡山の「ヒップショット」で友達の青木君主催のイベント「ハートフルミュージック」にソロのアコースティック弾き語りで出演しました。郡山はとっても涼しくて，半袖で寒いくらいだった。他に，mud blues,仙台の「すみれ」など，元気のいいバンドが出ていた。けっこう大きなライブハウスでPAの方が，僕のヤイリを見て，すごーく高そうなコンデンサーマイクで音出ししてくれた。おかげで気持ちよく，アドリブをじゃんじゃんかまして自己主張はできたと思う。充実感でいっぱいだった。これは他のことでは味わえない。しばらく興奮がとまらなかった。バンドの良さもあるけれど，ソロの緊張感，頼れるのは自分だけという状況にもたまには追い込んでいくのが，大事だと思う。

  2007年09月01日

• はっぴいえんど「ゆでめん」を聞く

  今更ながらはっぴーえんどの１ｓｔをはじめて聞きました。最初の曲の「お正月がくれば　お雑煮を食べてー」っていう曲，以前に土浦のライブハウスで地元のミュージシャンが「お正月になれば，こたつにはいって，みかんを食べながら　駅伝を見るー」と歌っていて，爆笑したのですが，これはパクりだったんですねー。いやーやっと分かりました。でも良い曲です。ブルーズです。どこでまちがったんだか，，みんなまちがった道に行っているよねーーでも，それでなきゃ，面白くないです。

  2007年06月25日

• Hosono Houseを聞く

  バンドメンバーの影響で最近日本の７０年代ロックを聴いているのだが，今日は「hosono house」を聞く。恥ずかしながらあまり知らなかったのだが，細野晴臣らが７０年代に狭山市の米軍ハウスを借りていて，そこに１６トラックを持ち込んで吉野金次の録音で作ったとのこと。そもそも狭山市出身の私としては，そんなものがあったとも知らず，驚きであったが，自宅であれだけの音がとれるのかというのもまた驚きであった。でもボーカル，ギターの音もいいね。恋は桃色，チューチュウーガタゴトもいい曲です。なんかこのころファルセットボーカルにかなり細かいテクニックの曲が他のバンドに多いような気がするのですが，やっぱりシンプルな音，それに自分の味を出した歌詞が重要だと思えます。

  2007年06月23日

• アフリカンミュージック

  　先日東急のイベントの抽選があたって，アフリカンミュージックをオーチャードホールに見に行った。オレは一応ジャンベ２個も持っている。最初のジャンベ軍団の技術はすごかった。しかし，やはり太鼓の音もPAを通しているため，高音が耳にうるさい感じだった。　最後はどこかの国の１６人編成のバンドであった。バンドも良かったが，腰を振るダンスがすごくよかった。延々と続くビートは，８ビートと２－３のポリリズムだとかいろいろ解説があった。コール・アンド・レスポンスもアフリカンミュージックの特性だそうだ。２－３やコール・アンド・レスポンスはオレも大好きだ。そういうのをやりたい。　で，途中でアフリカの言葉でのコール・アンド・レスポンスがあったのだが，なんと「しょうがない」という意味だったそうな。アフリカ人も脳天気じゃなくて大変だな，当たり前か。でもその感覚は好きだ。「しょうがない」「しょうがない」なんか我々のレパートリーにもある。ますま親近感を感じてしまった。

  2007年05月16日

• リズムはキープ？

  演奏するときに，リズムはキープしなければいけないが，かといってメトロノームみたいなイーブンなリズムでは面白くない。感情の変化をリズムで強弱と遅い早いで表す必要がある。しかし感情が盛り上がったときにリズムが走ってしまうのも良くない。じっくりとあとから追いかけるようなノリが良い。難しいことだろうか？歌いながら演奏することができればそう難しいことではないような気がする。人前で話をするときと同じだ。重要なところはゆっくりとはっきりと，そうでないところは小気味良く。結局は表現力を磨くということで，終わりがない。まだまだ満足はできない。

  2007年02月15日

• 波照間「たましろ」の夜

  日本最南端の島，波照間島に行く。石垣島からの船がものすごく揺れる。水が引力で引っ張られて海になっているのを実感する。民宿「たましろ」は汚いが，メシの量がものすごい。しかしうまい。泡波を飲みながら夜中までのんびり屋外で過ごす。海辺でいろいろ考えようとしたが，結局寝てしまった。海も良かったが，ユカさんの三線と沖縄民謡が良かった。Ｆ氏，Ｓ氏と３人でペットボトルやコップを叩いてパーカッション隊をやっていたら翌朝民宿のおじさんに「太鼓良かったなー」とほめられたのが嬉しかった。のんびりと気持ちよい海で作詞作曲と行きたいところだが，やっぱりもうちょっときつい状況やストレス状況のほうが，いい詩や曲ができるような気がする。今度は吹雪のところに行きたい。

  2007年01月27日

• デレク・トラックス・バンド

  デレク・トラックス・バンドのＣＤを聞く。先日のクラプトンツアーに同行していたらしくスライドギターの名手だそうだ。はずかしながら最近そのことを知った。ボーカルも入っているけど，やっぱりデレクのスライドが主役なんですね。すばらしい音です。でも，なんというか，録音がリッチすぎるというか，，，個人的にはもうちょっとスカスカした音が好きだなー。音圧もすごいよなー。リズムもばっちりなんだが，個人的にはもっとフラフラしているくらいのリズムが好きだなー，やっぱり進化についていけないのだろうか？チープでフラフラしたサウンドに自分達のバンドはしたいとこれを聞いて思いました。

  2007年01月19日

• レモンオイル初体験

  アコースティックギター（ヤイリ）の指盤に手垢がたまってしまったので，イシバシ楽器の店員に「指盤の汚れ落としには？」と質問したところ，レモンオイルをすすめられた。早速購入し，自宅でオイルを塗ったところ，みるみるうちにきれいになった。びっくりだ。やっぱり専門家に聞いてみるものである。自慢ではないが，ギター弾き初めて１５年以上たつが，タオルで拭くくらいでオイルなど塗ったことがなかったのだ。他にポリッシュ（汚れ落としですね）とか，いろいろなスプレーなどが売っていて，びっくりした。　商品の解説文を見ると「手垢や汚れがたまると湿気を帯びて，音が湿ってしまう」とのこと，乾いたサウンドが大好きな私としては，これからせっせと掃除をしようと決めたのであった。しかし，レモンオイル，いいにおいです。いまピカピカのヤイリを飾って楽しんでいます。

  2007年01月15日

• レコード屋にて

  レコード屋に行ったら，ニールヤングの７２年のフィルモアでのライブ盤が売っていた。トムウエイツは何と３枚組。６千円と高かったので買えなかった。せめて２千円くらいにしてほしい。渋谷のタワーレコードでエンケンと「すかんち」のインストアライブがあるそうだ。最もＣＤを予約で購入しなければならないらしいが。「すかんち」は昔好きだった。「好き好きダーリン，頭はピッコピコよ」という歌が最高だったな。ローリー寺西もがんばって続けているのがすごい。本屋に行って岡本太郎の「日本の芸術」とアラーキーの「すべての女は美しい」を買う。「日本の芸術」は昭和３１年の出版だそうだ。まだちょっとしか読んでいないが，美文調の文豪の描写が気に入らないと最初から吠えていた。アラーキーの写真もエロくて良かった。今年も「今しかできない表現活動」今しか出せない音，あるいは詩，その他もろもろ。

  2007年01月08日

• ジャームズブラウン！

  　ジェームズ・ブラウン亡くなったそうです。JBのライブは６年前に赤坂ブリッツに見に行きました。始まると４－５０分くらい，延々とバンドが演奏しているんですが，やっぱり今でも印象に残っているのが星条旗のレオタードの黒人の美人，彼女たちがシュープリームスとかいろんな歌を歌ったり，さんざんお色気で盛り上げてから，例の司会者が「ジェイムズブラウン！ジェイムズブラウン！」とあおいたてて，じらしにじらしてやっとJB登場っていうので，これは参りました。　僕らのバンドもJBバンドのようなファンキーなブルーズがとっても好きなのと，やっぱり腹が出ている男達が着飾って変なダンスを真面目に踊っているというのが，何ともいえずに共感するところです。でもってファンキーナンバーの合間のマンズマンズワールドみたいな男のバラードが，もう自分はイチコロでした。要するにああいうジジイになりたいのです。自分の前に星条旗のレオタードの女性にシュープリームス歌って欲しいです。それでオモムロにバラードと歌い，メロメロにしてファンキーブルーズで踊らせたい，，，そんな演奏をしたいです。やっぱりバンドはエロ根性がないとだめだと思いますが，JBこそそんなバンドだなー。まだまだ遠いぜ

  2006年12月30日

• オノヨーコの歌

  バンドのリハのあと，ちょっと町に出てみたら，たくさんの人出で楽しそうである。駅前にミュージシャンもいっぱいいたし，ジャンベのグループが太鼓をたたいていた。なかなか捨てたものではない。デパートではいろんなクリスマスソングが流れてきたが，やっぱりジョンとヨーコのハッピークリスマスが流れると高ぶるものがある。ヨーコの歌いぶりがいい。もちろん全然上手ではないんだけど，これを伝えるぞーWar is overというのをわめきたいのだというのが入っている。ジョンより下手に大声で音程関係なくやっているのが良い。バランスを考えないのが良い。バンドでも，あんまり上手にまとめようと思わないで，自分なりのメッセージを，表現しなければならない。これだというところを，主張するのがよい。岡本太郎の本に「芸術はうまくあってはならない，心地よくてはならない」とあったけれど，そのとおりだと思う。

  2006年12月24日

• 11.23いわきでライブ

  いわきのソニックというライブハウスで，遠山一夫と１年８ヶ月ぶりくらいに一緒に演奏する。上野１３時発の特急に乗り，いわき駅へ。いつものようにカズオさんが待っていて，これまたいつものように駅前のドトールでコーヒーとレタスサンドを食べる。ドトールで今日の曲目の打ち合わせ，４曲くらい提示されて，適当に聞いておく。４時にソニックに入り，ちょろっと二人で控え室で演奏する。やっぱり相変わらず良い感じである。リハは２曲であっさり終了。リハでパワーを使いすぎると本番で調子が出ないのであるが，がっつりやっていしまった。その後，本番までちょっと時間があったので，いわきの町を２年ぶりくらいに散歩した。夕方は高校生みたいのがわりといたが，日が暮れると静かである。腹が減ったので，セブンイレブンで肉まんを食べた。結局いわきで食ったのは肉まんだけである。特にうまいわけではない。ライブ前に友達に会い，それぞれが出したＣＤを売ってもらう。みんなちゃんとＣＤを制作しているからたいしたものだ。いくらスタジオでいい音出しても，やっぱり音源を制作して人に聞いてもらく名刺代わりがないといけない。なかなか難しいことであるが，しっかりやっていることに改めて感心する。ソニックの店長のケイゾーは「あぶらすまし」というバンドのリーダーで良いミュージシャンなのであるが，ライブハウスの店長になってしまった，今までの印象とちょっと違う。二人で大いに本番前に緊張する。緊張のまま，ステージに上がる。カズオさんのアコギが聞こえたので，とりあえずオーバードライブを踏んでフルボリュームでチョーキングをかます。これで乗れた。あとは，カズオさんの歌に合わせて，自分も負けじとバックコーラスというよりも，ボーカルをかます。二人でバトルをやる。結局５曲やった。何のかんので二人の世界に没入できたのが良かった。自分らの音は出せたと思う。ライブが終わってすぐに最終に乗って帰宅した。土産は無い。土産話もなし。寝てたら上野に着いてしまった。また次回が楽しみだ。

  2006年11月26日

• 最近見た映画

  久々に書きます。最近見たビデオの中でヒットしたのは，たけし監督の「菊次郎の夏」。見た方もたくさんいると思いますが，最初は「母を訪ねて三千里」みたいな話なのであるが，途中から井出らっきょとグレート義太夫の脇役二人組が主役級ですっ裸で走り回っていました。ナントカ映画祭で賞を取った作品らしいけど，やっぱりあそこまで徹底して馬鹿になれるところがいい。もう恥も外聞もなく我が道を行くというスタンスが，役者も監督も出ています。やはり，表現活動は「上手にうまくまとめる」「泣きそうな展開にする」みたいのは全然面白くないです。まとまりそうなところをブチ壊す，こういうのをやりたいです。曲作りやジャムセッションでも起承転結なんてつまらないよー。

  2006年10月04日

• 花見でジャンベ，ファンキーなブルーズ

  昨日はジャンベ（アフリカの太鼓）をかついでバスに乗り，花見にゴー。ここは毎回いろんな人と知り合いになれるので楽しみだ。ギターを持っている人がいたので聞くと，何とドラムとパーカッションをやる人だというので，早速ジャンベとギターを交換して，セッションを行う。もちろん？私のとくいなファンキーなブルーズである。昼間から酒を飲んで，ジャンベとギター，そして満開の桜，，サイコーである。七輪で焼き鳥，餃子などを焼く，ワイン泡盛日本酒ビール。これらをツマミにファンキーなブルーズとジャンベで楽しんでしまう。初対面の人とでも楽しくセッションするのは，すばらしい出来事です。今日は，ストーンズの埼玉公演（ラスト）だそうで，またわがバンドのギタリストのシビレコ氏が行っているんじゃないでしょうか？

  2006年04月02日

• レコーディング

  バンドのレコーディングを敢行！といってもいつもの国立のスタジオを４時間借りて，いつものカセットMTRで一発録音である。これが一番ロックンロールでブルージーな音がとれるのだと信じているが，他の録音方法をしたことがないから分からない。きちんとしたエンジニアのいるスタジオは料金がかかるしなー。とりあえず「解けない答えが多すぎる」「新しい何か」「金に羽根はえて飛んでいく」の３曲を録音した。家に帰ってからMTRをステレオに繋いで大きな音で聞いてみたら，生々しいエレキやドラムの音で楽しくなってしまった。サイコーです。それと，今回はベーシストがダイレクトボックスを購入！このため実に良いベースの音が入って，迫力でした。やっぱり楽器演奏する人は，レコーディングすべきだね。ライブとはまた違った楽しみがあります。そのあと，軽く一杯やったのですが，なんと，我がギタリストとベーシストが，今回のストーンズの東京ドーム２回も行ったらしい，，，まったくたいしたものである。まさに「金に羽根はえて飛んでいく」である。彼らのライブレポートが非常に面白いので，リンク先から見てください（シビレコと日々なるサウンドトラック）。ストーンズの好きな曲って，その日の気分によっていろいろ変わるけど，今日聞いたのは，「カントリーホンク」！

  2006年03月26日

• ライブ写真アップしました

  ２月２６日の六本木エッジでのライブ写真アップしました。曲目も掲載したので見てください。今回は新曲３つにカバー１曲と，いつもどおりのアグレッシブなプログラムでした。６人でのライブは，久々ですが，楽しかった，充実したの一言です。そして，すばらしい曲ができて，大音量でプレイできるというのは，最高にハッピーなことです。ストーンズもまだまだやっているので，うちらもこれから！

  2006年03月05日

• ライブの感想

  ２月６日の六本木エッジでライブをしました。今回は，オリジナル曲を５曲とカバー曲１つ。カバーはなんとキャロル・キングの「君の友達」を８ビートのガツガツでやりました。ステージ上で思わずうるっときてしまいました。終わったらライブというのは，大なり小なり各自それぞれ反省点があるけれど，ライブって「終わったら取り返しがつかない」ので，演奏中にどれだけ自己表現できるかどうかですね。で，反省のためにはきちんとプレイバックを聞いて，自己と直面することが最も必要です。僕がうまくいったと思う演奏は，歌が聴衆に届いたと思うときです。その点は今回はうまくいったかなー。

  2006年03月04日

• ストーンズ「むなしき愛」で練習

  iPodで今朝はストーンズの「Love in vain」（邦題は「むなしき愛」いいね）が流れていた。この曲は以前バンドのレパートリーのスローなブルーズである。単純な歌詞とコード進行なんだけど，ミック・ジャガーの歌が最高。あと，ゆったりしてリズムは地味なんだけど，大きくうねっていて酒がすすむ歌だ。ギターその他の楽器の練習する時に，この曲のようなスローなブルーズはとっても有効だと思う。大事にタイミングをとらえて的確な音を入れて，なおかつ感情移入のある起承転結を作っていく練習が，グルーブ感につながるような気がする。アップテンポのノリノリの曲での練習のいいけれど，こういう曲でやると，歌いながら音を選択できる，いい練習方法だと思います。

  2006年02月09日

• 立川反戦ビラ事件の

  昨夜テレビを見ていたら，立川自衛隊宿舎に反戦ビラを配って逮捕拘留された「さっちゃん」の特集をやっていた。彼女は我々のバンドが以前よく出演していた国立市谷保の「かけこみ亭」の常連バンド「花とフェノミナン」でパーカッションを担当していて，このバンド自体がすばらしい雰囲気と演奏力を持っているのだが，昨日のテレビで「さっちゃん」のギター弾き語り稲生座のライブ映像も見ることができ，そのシンガーとしての表現力のすばらしさも感じることができた。久しく谷保の「かけこみ亭」に行っていないが，たまには平和や人権ということで腰をすえて考えてみるために，，，というか，とりあえず一杯飲みにいって行こうかなと思った。

  2006年01月30日

• 三軒茶屋のライブハウスに行く

  友人のバンド「あぶらすまし」のライブを三軒茶屋のヘブンズドアという店に見に行く。この日はイベントらしく，狭い店内に１００人以上のお客さんで，すごい混雑だった。１バンドめは，３ピースのパンクバンドで，ドラムはうまくて，演奏も慣れた感じだったが，ギターの音が好みでなく（裏表がはっきりしない），ボーカルは何を歌っているか何を訴えたいか分からなかった。２バンドめは「あぶらすまし」で，この日のできは「まあまあ」。最後の曲はあぶらすましらしさが出ていたと思うが，いろいろ考えすぎたり凝りすぎたりすると，本来の良さが出ないと思った。やっぱり，一つのステージに対して「自分たちはコレです」っていうのがないと，まとまりに欠ける印象を与える。あと，気付いたのはライブが始まる前に「ステージで音を出すな！」これは声を大にしていいたい。あぶらすまし，この日はだらしなく演奏前にチューニングの音とか，スネアの音をチェックしていたり，軽くセッションしていたが，自分たちの音をもっと大事にしてほしい。最初の一発目の音というのは，聴衆にインパクトを与えるうえで非常に大事である。ためてためてガツンと音を発するべき，すると聴衆は「こいつらの音はハートに来る」と思うだろう。自分のバンドでは，最初の一音まで音出さず我慢するようにしている。

  2006年01月18日

• 久々に書きます，やっぱりギター練習

  最近，職場のある秘密の部屋にある長年放置されているモーリスのアコギに弦を張って，休み時間にブルースを弾く。自分でノってくる時は，頭の中に裏表，裏表とウエイブのあるバックビートを感じながら，ギターはメロディを奏でる時である。それにしてもやっぱり練習練習。オレはあまり練習熱心とはいえないが，やるならやっぱり，メトロノームと「セッション」。何度も書いているけど，音はウラにとって，メトロノームに合わせるのではなく，そいつとセッションする感じでやると，実際のライブの時にも，強弱のあるウエイブを表現できると思うのである。あまり演奏にノリがなく，表面的な演奏しかできない人の欠点は，歌のない時や間奏の時に早くツッコんでしまうことである。歌がある時は歌の力でリズムキープできるのだが，間奏や歌のない場面でいかに「聞こえない歌」を聞かせられるか，たっぷりとしたリズム感の向上にメトロノームセッション練習は良いと思う。

  2006年01月14日

• アコギで爆音！

  懲りずに吉祥寺の曼荼羅に行った話です。８月１４日に福島の友達のバンド「あぶらすまし」が出るというので，暑かったけど，見に行った。入場料が２１００円，これは前売り料金で入れてもらったからで，当日は2300円，何度も書いているけど高すぎるぞ曼荼羅。あぶらすましの演奏は，めちゃくちゃパンクでした。なんとリーダーのケイゾウは，アコギにピックアップを繋ぎ，さらに強度のオーバードライブを噛ましていました。で，ギターソロがなんと，アコギのチョーキング・アンド・フィードバック。いやはやこれは初めて見ました。轟音爆音アコギです。このバンドはベースがいないのですが，それでも十分に音は分厚いです。しかもドラムはタムなし。おかげでドラマーの顔がはっきり見えます。このドラマーは，いちいち打つときにスティックを１８０度違う方向に向けてから打つ，例えるとローズとかウッズのバッティングか。しかしリズムはばっちりである。ケイゾーが叫びギターも叫ぶ。かなり揺さぶられたライブでした。やっぱり上手にまとめず，きわめて自己中心的にプレイするのが，良い！

  2005年08月25日

• 友人とレコーディング

  　月曜日に福島時代の友達の青木君と国立のスタジオに行ってレコーディングした。先週の土曜日に一人でギターと歌を録音して，その後で彼のジャンベとギター・ベースを合わせたのだ。３時間で４曲，いやーコキ使ってしまいましたが。　で，家に帰って聞いてみたら，ドラムが入っていないので，なかなか難しいなーと。それでも，十分にグルーブが感じられるのが１曲あって，これは使えるかもしれないと思った。リズム体なしで，あるいは，アコースティックのセッションで，リズム感を出すのは難しいものだ。また今回のレコーディングのように，一つ一つ音を重ねていく録音ならばなおさらである。まあ，一応最初にクリックを聞きながら弾き語りをしているのであるが，歌とか演奏というのはクリックではなく，呼吸に左右されるところ大だから。　　だから，演奏するときも，リズムキープは大事だけれど，呼吸を合わせていく，もしくは歌の山場や谷に合わせて呼吸を代えていく，こんな姿勢が大事なような気がします。

  2005年08月19日

• 一人でレコーディング

  　思い立ってスタジオに電話したら空いているというので，車に例の４トラックのカセットＭＴＲとギター，その他機材一式を積んで，いつものスタジオに行く。ここは当日連絡だと１時間630円（ただし一人か二人）と格安なのさー。そして，マイク２本たて，一本はボーカル，二本目はジャズコに繋ぎ，メトロノームをヘッドフォンで聴き，録音開始。「金に毛が生えて飛んでいく」「朝寝坊」「キューバへ行く」「二度と戻らないぜベイビー」を録音した　特に最近作った曲「朝寝坊」。朝ねぼうー蝉が鳴いているーーっていう，夏のどんよりバテている歌です。出来上がりが楽しみだ。　「二度と戻らないぜベイビー」も作り直してシャッフルのブルーズ変形にしてみた。いつもバンドのメンバーといる大きなスタジオで一人の作業は，けっこう充実していたなー，また新しい曲を作ってやるとするか。

  2005年08月13日

• ミュージシャンは楽しくダンス

  ミュージシャンにとって，関節と筋肉の柔軟性が必要だと思う。スポーツ選手というよりダンサーの要素に近いと感じるのですが，演奏していて「ノリがある」「グルーブを感じる」かどうかというのは，音を身体で感じられるかどうかということだと思う。８ビートでも１６ビートでも，イーブンでもバウンスでも，一つ一つの音符や小節の中で，どれだけノリを維持できるか，踊れるか。こわばった動きでは，こわばった演奏しかできないでしょう。また人と同じようなダンスや，即興性のないダンスが面白くないように，固定的で同じ動きの繰り返しでは，聴衆にノリを伝えることが出来ないと思います。自然と身体が音楽を聴いてダンスしてしまえるような人は，それだけで良いミュージシャンの素質を持っているような気がします。ダンスのためには，身体や関節を柔らかく，，だ。急にストップ・アンド・ゴーが出来るように！

  2005年07月31日

• フィリップス展を見に行く

  久々の日記です。先日，六本木の森美術館に「フィリップス展」という展覧会を見に行った。ルノワール，ピカソ，ゴッホ，コローなど，日本人が好きな絵がたくさん，ルノワールの「船遊び」の絵は，ちょっと感動。それまでルノワールのものは各種の展覧会で見たり，以前パリに行ったときにオランジェリー美術館に良いものがあったのだが，今回のものほど大きな画面でキッチリ描いているものはなかった。人物描写もさることながら，テーブルの上のワインや果物がうまそうなこと！しかし近づいてみると，色は原色中心で，さくっと大まかに描いているんですねー。本当にびっくりです。ともあれ，鮮やかに主題を観衆に訴える力のある絵は，色は原色を中心に，あまり混色しないことが良いと言われている。むしろいろんな原色を置いて明暗で調子を整え，見る人の目の中で混色させるのが良いと言われているくらいである。音楽でも全く同じで，なるべく原色のビートやフレーズを用いて，おおまかな主題を構成し，他の音や歌は，その周辺で鳴らすくらいのほうが，聴衆にとってはインパクトがあると思います。いろいろごちゃごちゃ混ざってはだめだねー。でも，久々の美術鑑賞は良かった。こういう作品を見ると，日頃の仕事とかが「くだらねー」と思える。上司とか偉そうにしている人とか「くだらねー」と思える。やっぱり「自己中心的で行こう！」と思える。仕事は必要だし楽しまなければいけないし，金のためには仕方がない面もあるけど，こればっかりやっていたら，しがらみでこんがらがってしまう。そんな時に美術を見ると，「あーちっぽけなことだ」って思えるのだ，わたしの場合は。

  2005年07月30日

• また吉祥寺の曼荼羅に行く

  吉祥寺の曼荼羅に再び福島時代の友達「三ヶ田ケイゾー」のライブを見に行く。今回は彼がやっているバンド「あぶらすまし」のキーボードを連れていた。ケイゾーは相変わらず激しく安物のギターを掻き鳴らして，音は悪いがとにかく熱い。「いろんな悪いことがあって，他人事のように，人でなしのように言うが，自分だってそうなっていたかもしれない」という詩が良い。相変わらずチープなラブソング，女性を喜ばせるのが目的のようなシンガーソングライターが多い曼荼羅であるが，彼の存在が際だっていた。しかし，前回も書いたけど，アコースティックの弾き語りナイトでドリンク代込みで2100円，これは一応予約していたからの金額で，ふらりと入ったら2300円だ。高すぎるぞ曼荼羅，これでは通りすがりに一杯歌でも聴きながら飲もうという人は入れないだろう，殿様商売に再び立腹するのであった。他のアーティストは，やっぱりうまいけれど物足りなさを感じた。きれいなメロディと確かな技術はあるんだけど，その奥の表現欲求がにじみ出ないと，アートにならないよ。

  2005年06月28日

• 映画「ライトニン・イン・ア・ボトル」を見る（吉祥寺）

  吉祥寺のバウスシアターでのレイトショー「Lightning in a bottle」を見る。ここはコンサート用PAで上映しており，ものすごい迫力の音響です。この映画，ブルース１００年祭の記念ライブで，監督は「ラストワルツ」のスコセッシ。ライブだけじゃなくて映像もすばらしいです。で，BBキングなどの大御所やエアロスミスなどの超有名どころもいいのであるが，僕が良かったのは，メイシー・グレイという女性シンガーが歌う「ハウンドドック」とChuck Dというラッパーの歌う「ブーンブーン」。いずれもブルースの古典であるが，全くオリジナルにとらわれずに自分の世界を表現していた。あまり詳しくないがChuckDはパブリックエナミーというラップグループのリーダーだったそうだが，この日はブーンブーンを反戦歌に替えて歌うといって，no ban ban銃はいらない戦争やめろと踊りながら叫んでいました。お膝元のニューヨークで，ニューヨークよ！と語りかける姿が印象的。他にナタリー・コール，インディア・アリーこの二人は艶があって良かったなー。惚れました。男性陣では，ヒューバートサムリンなど伝説的ミュージシャンも良かったけど，最も笑わせてくれたのはCCRのジョン・フォガティとソロモン・バーク。フォガティは全然声量変わらず，レッドベリーの「Midnight　Special」を熱唱，これにはやられました。ソロモンも玉座に巨体を座らせ（この姿だけでも笑える），愛の灯をともせと叫ぶのがおかしくてたまらん。ブルーズの悲しみおかしみが伝わってくる。他にロバートジョンソンのナンバーも。Love in vain「むなしき愛」もやっていて，昨日のバンドのリハでさっそくとりあげてしまいました。いいねーブルーズ。最近音楽映画といえば「モータウン」「タカダワタル的」「フェスティバルエクスプレス」と見たけれど，この「ライトニン」が一番最高でした。おすすめ！

  2005年05月29日

• ジミー・スミス，メモリアルライブ！

  ファンキーでブルージーなジャズオルガンプレイヤー，ジミースミスが２月に亡くなったとのことで，そのメモリアルライブを六本木のスイートベイジルに見に行った。僕もジミースミスが大好きで，「RootDown」はドライブのお供。1972年の作品ですが，今でも全く輝きを失わない，僕らのバンドのライブでも「For everyone under the sun」（題名がいいね）先日演奏しました。それでステージでこのアルバムが好きだって言ったら，ライブの最後の撤収時に店の人がこのＣＤかけてくれた。オルガンだけじゃなくてリズム体とギターも最高なんだ。さて，肝心のライブは，ハモンドオルガンが中央に置かれて，第一部は古今のオルガンプレーヤーが入れ替わり立ち替わり出てきて１曲づつ演奏する。「丈青」というオルガニスト，めちゃくちゃファンキーでアバンギャルドで攻撃的な演奏でした。フジロックにも招待されているんだって。あえていえばオルガンのジミヘンか。大高清美さんの「rootdown」もファンキー満載だったし，ベテランの田代ユリ，超ベテランの前田憲男，酒井潮も見せてくれました。若手は，すごいテクニックでこれでもかって聞かせる，それもいいんだけど，超ベテランは右手だけで，休符をたっぷりかませて「うりゃっ」っていうフレーズを繰り出す。どっちもいい。ただ若手も超ベテランも「顔弾き」がすごくて，手が動いていなくても顔が至高の表情に悶えていて，オレはそれを見て「やっぱり演奏は顔だ」と再認識したのでした。　２部はホーンも入れたセクションだったけど，ちょっと冗長だったかな。日野皓正はさすがに見せてくれたけど。見せ方は，やっぱり休符やブレークの使い方がうまくて，ためてためて我慢して，ここぞ！という時に一発すごい音をカマすという感じでした。　それに比べると，各自がソロを取って回していくとき，みんな目一杯音を詰め込むから遊びがなくて「ああーうまいな」って思うけど，ただそれだけで，コミュニケーションは会話と同じで沈黙の時間も大事だと思うけれど，その辺はプロのミュージシャンでも難しいんだなと再認識した次第でした。ともかく情熱とファンキーとブルーズを最高に感じさせてくるジミー・スミス，みんなも聞いてみて！最高の夜でした。

  2005年05月25日

• 吉祥寺の曼荼羅にて

  ４月の初旬に，吉祥寺の曼荼羅というライブハウスに行った。福島いわき時代の友達の，アコースティック弾き語りライブを見に行った。この日は４人の弾き語りだった。僕の友達ミカタケイゾーは，まだ２６歳くらいで若いが，世界を見ているし世間のインチキも見抜いている。ちょっとした世間の出来事がいろんなことに繋がっていることも分かっている。男女の争いだって，互いの思いやりがなければ戦争になってしまうと，声を限りに歌っている。「男女大戦」という曲，良かったし心に響いた。しかしながら，他の出演者は駄目だった。みんなギターや歌はうまい。でも内容は，「つらいけどがんばって」とか「きみの手を握ってどうのこうの」という甘ったるい励ましもしくはラブソングである。励ましやラブソングが全部だめというわけではないけど，自分の言葉で自分の感情を歌わないと響かない。他の出演者のは表面的だけ心地よい，借り物の言葉の羅列のように感じられた。これで入場料が1800円，しかもドリンク代を別に買わされる。曼荼羅，高すぎるぞ！殿様商売である。ノルマだって相当課しているに違いない。さらに怒りに追い打ちをかけるのが，出演者たちの情けない言葉。「いいと思ったら拍手とかしてくださいね」「今日のお客さんはノリが悪いなー」などなど，オレは「拍手が無いのは，オマエの演奏に魂がないからだろうが」「ノリが悪いのはオマエの言葉にメッセージがないからだろうが」と言い返したくなるが，ビールを飲んで我慢する。なんで客がアーティストを盛り上げてやらねばならんのか？もっと自分の音楽や表現に忠実であるべきだ。客の拍手なんかを期待するなら，人前で演奏なんかするな！と言いたい。表現者は人の意見を聞かないほうが良いのです。自分の演奏を「これだ」っていう覚悟でやる場合は。しかし老舗のライブハウス，あぐらをかいていないで，もっと安い値段で将来のある若いアーティストを育てて欲しいものです。

  2005年04月26日

• 代々木公園のアースデイに行きました

  代々木公園で行われるアースデイ　http://www.earthday-tokyo.org/　に行ってきました。この日は１１時半から義兄がライブ出演するというのでカメラ持参で行きました。ライブはシンセサイザーの即興演奏というもので，僕がやっているバンド演奏とはスタイルが違うけれど，面白いと思いました。彼らは，５月３日に山梨県忍野村のジェリー・ガルシア(グレイトフルデッド）没後１０周年メモリアルライブでも出演するようです。ホームページはhttp://homepage3.nifty.com/grateful/　　です。しかしアースデイのイベントそのものもとっても楽しく，また意義有るものでした。会場内はいろんな出店やNPOのブース，エスニック系の屋台が出ていて，僕も好物のタイカレーを食べたのですが，食器はリユースということで，ゴミを減らすためにプラスチックの皿で，最後に洗って返却するというもの。また会場のゴミ拾いもNPOのグリーンバード　http://www.greenbird.jp/（僕もちょっとお世話になったことがあるのです）がやっていました。他にベリーダンスのショーも美しかったし，谷保「かけこみ亭」のマスター達も来ていて，国分寺エクスペリエンスの演奏も見ることが出来ました。明日は忌野清志郎やSUGIZOのコンサートもあるみたです。屋台もおいしいし，みなさん出かけてみてはどうでしょうか？会場は若い人も多く，みんな個性的な格好で踊ったり飲んだりしていて，ステージの合間のＭＣは，各NPOの人たちが代わる代わる登場して，「エコ貯金」「チベット支援」戦争反対など訴えていました。こういうイベントに行くと，楽しいのはもちろん，自分がいかに毎日の惰性に流されて言われるままに生きているかと痛感させられます。一つ一つアクションすることが，今回のイベントのテーマですが，僕自身もアクションをしたいと思いました。

  2005年04月23日

• ゴッホ展を見る

  竹橋の近代美術館で「ゴッホ展」を見る。ゴッホといえば情熱的な狂気の画家というのが一般的な見方であるが，実際は絵の具の化学的特性をよく理解して使用しており，そのため剥落がなく堅固な画面を作ってピカピカ光る良い状態を保持していることは知られていない。死の間際の作品でさえそうである。今回，見に行って，さらにゴッホはきちんと計算をしながら，そのうえで熱情を表現する画家であることが分かった。やはり画肌（マチエール）はモネなどの作品よりも輝いてる，油絵具はなるべく原色をこわさず，しかも色数は１２－１５くらいで白と２色で色を作るのが良く，それが後々の保存や輝きに関わってくるのである。シンプルに，かつ明確なビジョンが長く命を保つ秘訣なわけだ。ゴッホが日本の浮世絵に影響を受けていたことは知られている。今回の展覧会では，その浮世絵を方眼紙に模写しているものが展示されている。「方眼紙に模写」ですよ！このようなデザイン学生のようなことを，あのゴッホがしていたのですね。それで寸法をはかり効果を計算して自分の作品に取り入れていたわけです。またゴッホは，旧来の名作，例えばミレーの落ち穂広いとか，ドラクロワなどを模写して自分なりに「リメイク」した作品が多いことでも知られている。今回の展示でもいくつかあったが，そのリメイクも，今でも文字通り油絵の具がテカテカと光り輝いていて生命感，躍動感がある。ゴッホ展を見て再確認したことは，音楽でも他の表現活動にしろ，道具の特性をよく理解し，シンプルにビジョンは明確にすること。そしてしっかり模倣したうえでオリジナリティを出していくことの重要性である。何度でも見たい展覧会，勇気が湧いてくる「こんなに爆発してもいいんだ！」必見です！

  2005年04月12日

• ライブを少し振り返って

  ２月のうちのバンドのライブビデオを見ると，なかなか演奏がタイトになってきて良くなってきているなーと（自分で褒めるな）思う反面，まだまだだなーと思うところがあって，それはやっぱり演奏におけるユーモアのセンスというか，僕の考えでは「一生懸命演奏する」っていうのがカッコわるいんです。いたずらっ子みたいに，あるいは酒を飲んでの帰り道に鼻歌を歌うみたいに，または集中してメロディーが自然とわきでてくるように，いずれにせよ，リラックスというのは大事な要素だと思います。緊張していると，どうしてもビートが重くぎこちなくなるような気がする。しかし，ドラマーの波なんかは，全く今まで気付かなかったのだが，細かいハイハットの右手の刻みとかシンバルのカップ打ちなどをしていてびっくり。みんないろいろ工夫しているもんだなーと再認識した。そんなこんなでライブにあたってそれぞれメンバー全員が準備をして臨んでいるのですが，実は最近エッと思う感想を言われたことがあって，ライブに来てくれた職場の同僚が，その子ははじめてうちのバンドを見たのだが「あの，ビール飲み過ぎブルーズは良かった，面白かった」と楽しそうに言ってくれて，しかしながらあの歌詞は即興であった。それが面白く記憶に残って，他の準備をしたのは一体なんだったのか？とまたまた途方に暮れるのであった。でもＭＣが面白かったとか言われるよりは断然良かったな。

  2005年03月20日

• モーターサイクルダイアリー

  先日渋谷でモーターサイクルダイアリーという映画を見た。若き日のチェ・ゲバラの南米縦断旅行を描いた作品である。最近見た映画の中ではナンバー１だ。ゲバラというとキューバ革命だから，貧しい家の出身だとばかり思っていたが，アルゼンチンの医学生，金持ちの息子だったんだね。年上の兄貴分と一緒にバイクにまたがり，旅の最初は女の子のことで頭一杯なんだけど，しだいに先住民とか共産主義者とかとの交友を通じて，社会階層問題に目を向けていったらしく，その過程が描かれていました。特に感動的なのは，ゲバラはハンセン氏病の研究をしていて，当時はまだまだ伝染するという風評があったのに，いきなり素手で患者と握手を交わし，みんなの中に入っていっていた。こういう態度がコミュニケーションを生むんだねー最近キューバ音楽に興味があったので，見に行ったんだけど，音楽よりもストーリーがぐっときてうれしい誤算の良い映画でした。次回は，これまた渋谷で見たロック映画フェスティバルエクスプレスの感想を書きます。

  2005年03月17日

• 岡本太郎，ディラン，卒業式

  電車に乗ると袴姿の大学生の姿が多い。卒業式シーズンか？ふと思い出してしまった自分の大学の卒業式。就職も決まっておらず，夜に池袋のスナック「どん底」でしこたま飲んで，阿佐ヶ谷の友達の家に泊まりに行く途中に吐いた。非常に情けない卒業式の思い出である。そんなことを思い出していた時たまたまiPodでディランのハイウエイ６１を聞いていた。あれからずいぶんたったもので，いっぱしの大人になっている今日この頃である。さらに岡本太郎の「今日の芸術」を読む。愛読書で行き詰まったときに読むのである。今日読んだところ「子どもの絵は自由奔放だ。だけど子どもの絵には自由を感じないし感動しない。なぜなら子どもの自由は手に入れたものではないから。それよりも大人が自由に描くこと，これは社会への挑戦だ。何か言われても自由に描くことは勇気がいる。そのような絵が共感を呼ぶ」，，まあ，こんな意味のところだ。大いに共感してしまった。町を歩いていると，若者がすごいファッションで歩いているが，それは雑誌などからの借り物が多い。オリジナリティのある服装の人は本当に少ない。しかも年取った大人になるとさらに少ない。というわたしもファッションに疎い方であるが，音楽その他の表現活動においては，形式にとらわれない自由をいかに保持するかにこだわってみたい。

  2005年03月10日

• 土浦ライブ

  土浦の「カントリー」というライブハウス兼レストランで遠山一夫とライブ。この店は駅から近くて，レストランとライブハウスが別れており，その昔，いわきにあった「ジュエ」のようなシステムである。でもかなり新しい。ライブハウスは手作り感覚だが立派なステージ，家族で経営していて，中学生くらいの男の子がリハのPAをしてくれた。で，この日のライブは遠山さんの新曲３曲，リハの時にだいたいのコード進行を把握して，いつものように適当に演奏する。間奏になると，一夫さんのギターとハーモニカを聞きながら，なるべく自己主張，遠慮は無用，互いに昇天！いい演奏が出来たと思う。次の出番の地元の２人組のブルーズ，これが笑った笑った。「流し満貫」というデュオで毎回グループ名が変わるらしいが，「石岡（茨城の地名ですな）から来た女」というオリジナル曲，ワンツースリーフォーゴゴッゴーというフレーズにやられる。私は踊りと祭りが好きなのよ，，などとすごい歌詞である。次に「春よ来い」という曲，さわやかな題名だが，またまたドぎついブルーズをかますも，歌に入ると「正月になると餅を食べてー」などとずっこける。　しかし本人たち大まじめに演奏していて，ギタリストはかなり太った人なのだが，チョーキングするとホッペの肉もブルブル震える。店の小学生の娘もホッペをブルブル震わせて真似して喜んでいる。いやー，面白いねー音楽は，，というよりブルーズだからいいんだよね。ブルーズフレーズにまじめな顔でおかしく哀れな歌詞って，ある意味では定番かもしれないけど，僕はこういうのが本当に好きです。自分の曲でも「仕方ないぜベイビー」とか「いわきは今日も雨」とかそんなだし。最新作は「ケツのでかい女」だ。ライブがはねたら，ジャムセッションだ。僕はギター，マスターがベース，マスターの長男の中学生君がドラム，かなり巧い，そしてホッペブルブルのギタリストがなんとＳＧに持ち替えて早弾き，私もテレキャスター炸裂！はじめての土地ではじめての人とセッション，ブルーズでつながる関係は本当に楽しい，人生で最高の一コマだ。楽しい思いをさせてもらいました。また行きたいな土浦！

  2005年03月01日

• 本日，土浦にてライブ

  土浦のカントリーというライブハウスで，午後７時頃から遠山一夫とのフォークデュオで出演します。今月は２回目？の遠山氏との共演，新曲揃いということでこちらも楽しみです。といっても，新曲の内容を全然把握していないのだが，，，まあいつものことなので，何とかなるだろう。フォークデュオなのに，即興ジャムセッションなのである。かえって曲が分からない方が，予測不能の面白い演奏になったりして。土浦駅から徒歩５分くらいのところらしい，もし知っている方がいれば，のぞきに来てくださいね。最近はサンタナの７０年代の作品をよく聞いています。パーカッションがほんとに情熱的だよねー，まいってしまう，踊りたくなってしまいます。パーカッションにあおられて他の楽器も乱れてます。最高！

  2005年02月26日

• 本日ライブ，大久保ホットショット，，その前に一人エレクトリックショー！！

  本日の午後９時頃から，大久保のホットショットでライブをやります。お店の場所はトップページからリンクされております。今日はギター２本とドラム，ベースの４人編成で，ブルージーにファンキーに楽しくやりたいと思っていますので，みなさま遊びに来てくださいね。ところで，昨日，バンドの営業？も兼ねて，夕方５時から６時頃まで新宿の西口で一人路上ライブを敢行！あまりに寒いので毛糸の帽子の他，ももひきを履き，セーターなど着こんで，テレキャスターをピグノーズアンプに繋いで，一人エレクトリックショー！ブルーズをやり始めて結構自分はノリノリであった。しかし立ち止まってくれる人は少なかったが，まあ修行修行，一人の女性が良かったわーと言って小銭をくれそうになった。これは嬉しかったなー。というわけで，今日もリハ終了後に新宿で営業？活動をするぞー，新宿の西口かサザンテラスのあたりか，まあそのへんで夕方５時から６時くらいまで。路上のミュージシャンは多いけど，わりとフォーク系とか「ゆず」のような二人組が多いと思うんですよ。ブルーズ一人芝居はなかなかいないのでは，と一人で喜んでいるのですが，果たして傍目から見るとどうなのでしょう，，，と周囲のことを気にしていたら始まらん，，自分でいかにノリノリで爆発できるかですねー。それでは！

  2005年02月12日

• １２日大久保ホットショットでライブ，その前にストリートで

  ２月１２日（土）は午後９時から大久保ホットショットでライブ！この日は４バンド出るうちの我々は最後と言うことで，最初のバンドは６時スタートとのことです。１５００円！ホットショットのホームページは，当ページの「お気に入り」にリンクされています。で，いろいろ友達なんかに来てくれるように声をかけたりメールをしたりしても，やはり３連休の中日ということもあり，なかなかみなさん忙しいようで，こうなったら，自らプロモーションに出るぞー，ということで明日は新宿の西口で夕方の５時か６時頃から路上で弾き語りをしようと考えております。それで広告活動だ！みなさん通りがかったら一声かけてやってください。ヤイリのアコギでやってます。チラシも明日作らなければ，，，その前に休日の日課であるバッティングセンターに昼に行かなくてはな，，これをやると気分が実に良くなるので。久々の路上演奏だ。

  2005年02月10日

• 水戸「90EAST」でのライブ

  日曜日は，水戸の「90EAST」という南口から徒歩７－８分のロックバーで，遠山一夫とのデュオライブでした。地元の水戸市のミュージシャンが他に３組（男性１名，女性２名）で，いずれも白熱の歌を聴かせてくれました。http://www5d.biglobe.ne.jp/~n-east/我々はというと，５曲演奏したのですが，この日は「一曲づつ大事に演奏する」というテーマで，じんわりと歌を聴きながら，爆発するところは大爆発！という感じで，ギターを炸裂させてきました。お互いに切った張ったのステージ上の真剣勝負になって，終わった後の充実感が良くてビールがうまかった。一夫さんは抜け殻になったと言っていましたが。昨日のプレイは，自分としては雑念を取り払えて演奏できたというか，最後のほうは指版も見ずに勝手に指動けという感じで，ギターに歌わせてテンションの上下だけに神経を集中できたように思います。そして，セットを終了すると，店のマスターがニールヤングのDown by the riverをかけてくれたのです。これは嬉しかった。もちろんマスターとは初対面でしたが，，，。ニールヤングのギターの説得力にはまだまだだけどね。でもあのDown by the riverのギターソロ，まさに入魂のソロですよね，あんなのがやりたいです。このお店，雰囲気も良くて女性も入りやすいし，ニールヤングや「時計仕掛けのオレンジ」のポスターはあるし，おまけにメシがうまい。ポテトフライもピザもばくばく食べられました。近所にこんなバーがあったら通ってしまうなー，水戸のみなさん羨ましいです。では，次回の自分のライブ，がんばろう！

  2005年02月07日

• 早稲田ジェリージェフでのライブ

  早稲田のジェリージェフでのライブ。新しいヤイリのギターを抱えて，割とのんびり，マイペースで歌った。来てくれたお客様友人の方々，どうもありがとうございました。あと対バンの「赤目」という兄弟デュオのお客さんも熱心に聞いてくれて，毎度のことながら，ライブが終わった後の飲みが楽しかったです。曲目１　甲州街道のシボレー２　友達の家に行く３　ジャムセッション４　man in the sunshine５　旅の途中６　ファンキーなブギー途中，ギタリストのシビレコ氏とのジャムを挟みながら，全曲オリジナルでやりました。いつも批評するＨ氏（ジャケットのデザイナー）に「甲州街道のシボレーは，間に合わなくてもいいやーという感じで良かった」と，褒められているのやらけなされているか分からないコメントをいただく。あと「しっかり聴衆を見てパワーを出せ」とお叱りも受ける。確かに，乗ってくるとイッてしまってあらぬ方向を見てしまうことがあるので，注意しなければなー。もっと思い切ってテンポや音量を変えたりしたほうが良かったかも。このライブの模様は，バンドのベーシストbassmanのホームページにも詳細が乗っているので，ぜひごらんになってください。次回は，２月１２日（土）午後９時から，大久保ホットショットにて，バンド編成でのライブ！チケット配るぞがんばるぞ！アマチュアバンドは辛いが，演奏できるっていうのは，何事にも代え難いからね。

  2005年02月01日

• ライブ！１月３０日早稲田「ジェリージェフ」

  いよいよ３０日の日曜日，早稲田のジェリージェフでアコースティックライブをやります。午後７時から，チャージ１０００円です。地図や店のホームページは，このページのライブ情報からリンクを張ってあるのでごらんください。ここは素朴で暖かい感じの１２－１３人くらいのキャパの飲み屋さんで，アナログレコードが壁にぎっしり入っています。７０年代ころのロックが好きな人にはたまらんでしょう。僕も先日ライブの後に，レコードを聴いて，すごく満ち足りた時間を過ごしました。　もし良かったら遊びに来てくださいね！

  2005年01月28日

• 自分の演奏は，，

  バンド演奏でプレイバックを聞き返してみると，よくやってしまう失敗として「走ってしまう」というのがある。演奏中は気持ちよくやっていても，実際はリズムが早くなってしまう。このように走ってしまう場合，曲全体がなんだか窮屈になってしまい，リラックス感がなくなってしまうのが欠点である。で，それをなくすためにはどうしたらいいか？方法はいろいろあると思います。いつも書いているように，なるべく「裏拍でリズムを取る」っていうのも一つの方法で，頭の拍でリズムをとっていると余裕がなくなってくる。裏拍の意識はリズムキープというところでも利点が多い。あとは，歌やメロディーを気持ちよく歌うというのも大事ですね。それによって空白部分をのびやかにすることが出来るし。あとは，たとえば８小節目とか１６小節目などのの「節目」を意識してゆっくりと，ほんのわずかでもゆったりと演奏するというのも良いと思います。これがコンピューターでは出来ない，人間の演奏ならではの微調整がきくところでしょう。Aメロが終わってサビに入るとき，ジャムで単調になりかけて次のパターンに行きたいときなど，ぐっと微調整する意識を持ちながら演奏すると，ウエーブを感じられるのでないかと思います。そのためには，やっぱりきちんとプレイバックを聞くことが大事ですね。まあこれは最近怠っているので自戒の念も込めているのですが，，，仕事でも語学でもスポーツのフォームでも，とにかく録画や録音をして自分のプレイを客観的に聞いておくのが上達の近道だと思います。特に楽器演奏はともすると独りよがりになりやすい。弾いているときは気持ちがいいのであるが，やっぱりライブをやろうと思う場合は，聴衆に気持ちよさが伝わらなければならないのだから，自分が聴衆だったら，という立場で聴き直したいものです。あと，余談ですがさっきテレビで草間弥生が出ていたけど，あの目の輝きはすごいねー。前に森美術館オープン時に草間展見に行って，そのオリジナリティに圧倒されたけど，ああいう芸術家には触発されるところ大です。

  2005年01月24日

• 今日のリハ

  今日はみんな調子が良かった。良い原因はたぶん「メロディを歌って演奏している」ということだろう。メロディといっても，主旋律っていう意味ではなくて，ドラムでもパーカッションでも，口で歌うのと一緒のフレーズを叩いたりすると，すごく気持ちがいいわけだ。コピー曲ってやっているだけで，楽しいし気持ちのいいものだけど，それはやっぱり，演奏しながらオリジナルを何回も聞いているから，歌えているんだよねー。で，ジャムをやっていて，なんかうまく行っていないなー，もしくは漫然としているなーと思うときは，やっぱり楽器で歌っていないような気がします。で，歌っていっても大事なのはウッとかアオッっていう嗚咽ですなー，やっぱりそれがないと，次のスパーン！っていうキメにいけると思うし。今日は「クイ」に挑戦。知っている人は知っているが（当たり前），エイトビートの最後の１６分音符を「クイッ」っと入れるやつです。この感覚が実際に音を出す出さないは別として，ファンキーさを表現するには大事だと思う。最後だけじゃなくって，途中でもクイと入れると，かっこいいです。まあ，僕は入れすぎる傾向があるんで注意しなければならないんだけどね。

  2005年01月15日

• アコギ練習の巻

  新しいギターを買ったので，ちょろっと練習している。しかしこの木のサイドとバックが美しい。女性と同じで？サイドとバックが美しいというのはたいへんヨロシイ？！という冗談はさておき，私の練習法ですが，何度も書いているのでしつこいと思われる方もいると思いますが，メトロノームを６０くらいにセットして，クリック音をウラに取って，クリック音と左足を合わせてビートを作り，あとは適当にブルーズを弾く，という感じになっています。これは絶対おすすめなんで，もし興味ある方はやってみてください。クリック音をウラに取るのは結構難しいんですよ。で，左足，ドラマーならハイハットのゴーストモーションといって，大きい音ではないけど「ウッチッ，ウッチッ」っていう微かな音でグルーブ感を出す方法，これを地面叩きでやってみようというわけです。まあ，理屈はいいから，練習練習というかた，やっぱりそれなら，鼻歌演奏ですかねー，でもそんな時でもメトロノームのウラクリック打ちはおすすめですよー。試してみた方感想をお聴かせください。もちろんギターだけでなく，他のすべての楽器に使えると思います。

  2005年01月13日

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