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2011/09/01
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カテゴリ:旅行

前の日記とダブってしまうところもあるがお許しくださいませませ。

北海道最後の乗降駅である洞爺駅には10分間停車した。
9号車

ここで下り貨物列車の行き合いだ。
貨物用DF200-115機関車

この洞爺駅で釜飯弁当を積み込んだので我々一行には,食堂車での食事は無縁だった。
ここで食べられるのは,12,000円のフランス料理を予約した人だけだ。
3号車食堂車
夜8時過ぎになると,パブタイムとして開放されるがスリッパでの入室は認められていない。
その頃は通路のいすに座り,一人寂しくチビリチビリ清酒なぞを遣っていた。

4号車サロンカー
19時41分,「ピーッ」と短い警笛を鳴らして青函トンネルに入っていった,12‰の下りである。
全長53.7kmのうち,海底部は23.3kmで中心点には青と緑の蛍光灯が点灯しているので,外を見ていると通過したのがわかるようになっている。
20時17分,無事に地上に生還しやはり拍手をしてしまった。

蟹田駅でJR北海道の車掌からJR西日本の車掌に業務の引き継ぎが行われ,列車は青森信号所に向かいトンネル用のED79からトワイライトエクスプレス専用のEF81に付け替えられ21時46分奥羽本線の南下を始めた。

どのコンパートメントも五稜郭駅のあたりから出入り口の扉もカーテンも閉め切っていたが,二人身の危険を感じて我々のところだけは開けっ放していた。

青森信号所を出発して25日最後の車内放送があってからやっと扉を閉めた。

それでも鶏ガラさんが着替えるときは通路に出なければならなかった。

だって,気持ち悪いのは見たくないもん,目がつぶれたら困るでしょ。

入り口の扉を閉めてから,鶏ガラさんからいきなり質問が飛びだしてきた。

「マッチャンさんは,どこの大学の教授ですか?」と,

「え゛ッ,私が大学教授に見えるんですか?」

「はい,何でもよくご存じだから。」

私のイメージでは,自分の専門外はほとんど知らないのが大学の教授なのでめんっくらってしまった。

「いや,ごく普通の非常勤のサラリーマンですよ。」と答えると,

「どこの大学の非常勤講師ですか?」

「音楽家,写真家など芸術家とは言われたことがありますが,大学教授と言われたのは初めてです。」

それでもしつこく「本当に大学教授ではないんですか?」

どうもこの鶏ガラおばさん,小生を大学教授にしたくてたまらなかったようだ。

22時28分弘前駅に停車したのはわかっていたが,

このあと,

23時06分大館,00時36分秋田,02時06分酒田に停車したのは全く覚えていない。

次に目が覚めたのは,03時32分越後早川に停車したときだった。








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Last updated  2011/09/01 12:03:15 AM
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