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カテゴリ:旅行
1995年2月,真冬の日本から北緯14度の国へ抜け出した。 日本から行ったのは4人,独逸人,加奈陀人,日本人二人。 パスポートを持っていると言ったら,「航空券代を上げるから鹿児島までいって手配してこい。」と命令されたのが1月29日。 1月30日,鹿児島の旅行会社に行き航空券を手配した。 慌ただしく2月1日朝,南国では珍しいほどの大雪。空港に向かう道路はスリップした大型トラックが側溝に落ちて片側通行の大渋滞。 そこをようやく抜けて市街地に出たものの,今度は乗っている車が橋の上でスリップして180度の方向転換した。 そんなこんなでようやく空港にたどり着き,関空へ向かった。 真冬の日本から常夏の国へ行ったものだから,コート・上着・セーターに下はパッチ,フィリピンに着いたときはもう汗だくになっていた。 旅行の目的は何も教えられずに「ただ付いてくればいいから」とそれだけ。 今ここにいるから,身売りだけはされなかったのはたしかだ。 会議が始まり「日本から来た。」と言うと,「地震は大丈夫だったか?」とほとんどの人から聞かれた。 このときの様子は話せば長くなるから止めよう。 そのときの記念写真が出てきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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