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ゆうたん7749
子育てがひと段落ついて趣味にちょこっと没頭できる時間が増えて、のんびりまったり生活満喫中。
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今多コンツェルンの広報室では、ひとりのアルバイトを雇った。編集経験があると自称して採用された原田いずみは、しかし、質の悪いトラブルメーカーだった。解雇された彼女の連絡窓口となった杉村三郎は、極端なまでの経歴詐称とクレーマーぶりに振り回される。折しも、街では連続して起こった、無差別と思しき毒殺事件が多くの注目を集めていた…。人間の心の陥穽を、圧倒的な筆致で描ききった、現代ミステリーの最高峰。第41回吉川英治文学賞受賞
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春休み以降、読書熱は続いていて
上海に戻ってからも日本人向けリサイクルショップ『フクゼン』
に行っては興味を持った本を購入してます。
正直、『これ、結構傷んでる・・・。』って本もあるんですけどね。
でも、海外で日本の小説が安価(中古だから。)で読めるのは
ありがたいですからね。。
新品の本も売っていますが、輸入品になるので
定価の2~3倍は高いですから。
中古本だともちろんお目当ての本がある、とは限らないので
『何か読みたいんだけど・・・。』という感覚で行っては
適当に好きな作家さん、気になった小説を購入するようにしてます。
最近はハードカバーだったけど宮部みゆきさんの小説を2冊購入。
1冊30元(約450円)は微妙な値段ではありますが
前述の通り、手に入りにくい場所にいますからね^^;。
『名もなき毒』は『誰か』の続編にあたる作品と知らずに購入。
『誰か』はまだ未読ではありますが、会話のおりにちょこっと
出てくるだけ、という感じなので前作を読んでなくても
問題なく読めました。
が、機会があったらもちろん『誰か』も読むつもり。
誰か 価格:900円(税込、送料別) |
『名もなき毒』では人間の心の中にある悪意だったり
不満や妬み、恨みなどを毒に例えている感じかな。
毒を撒き散らす人間、
毒を吐き出さずにはいられなかった人、
そしてその毒の被害にあった人間の気持ち
など・・・・
連続無差別毒殺事件に絡んでいますが
読み終わった後にちょっと考えさせられて
じわりじわりと毒が回ってくるような気分になりました。
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