共同出版社が印刷会社と言われるワケ
出版なんでも相談室(共同出版社が印刷会社と言われるワケ)前回、私の知り合いの編集者(ひとりではありません。多数です)が、共同出版を専門に手掛ける出版社のことを「印刷会社」とよんでいると言いました。その理由は、こうです。出版社といのは書店に本を並べ、それが「売れて」、はじめて商売になります。要するに、「本を売って」商売しているわけです。たとえば、出版点数の多い講談社の本はどの書店でもたくさん陳列されています。ところが、共同出版社のなかには、講談社以上に出版しているにもかかわらず、書店に行っても、その会社の本はほとんど(まったくと言ってもいいほど)見かけません。ということは、「売れない」ということです。書店に置いてないわけですから。書店で売れないにもかかわらず経営が成り立っていたということは、本を「売って」儲けているのではなく、「印刷(製本)」して儲けているということです。だから「印刷会社」と言われるのです。【お知らせ】ムムムムムムムムムムムムムムムムムムムム【出版マニュアルを作りました】出版を希望するなら、まずは出版社の体質を知っておこう『出版社への対応のしかた』(PDFファイルで30ページ 3900円)出版社は著者にこんなことを聞いてくる。出版社からの質問には、こう答えよう。お申し込みは以下のアドレスに「マニュアル希望」のメールをお送りください。【出版塾 畑田】h.hatada@xa.ejnet.ne.jpムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムーメルマガ「誰でも簡単! How to『出版への道』」出版塾塾長の顔写真と出版塾の新聞記事出版塾