エクトプラズムを見た!

2007/07/12(木)00:03

真夜中の弥次さん喜多さん

推薦図書(49)

突然漫画紹介。 しりあがり寿「真夜中の弥次さん喜多さん」全2巻 MAG COMICS   弥次喜多in Deepという続編もあるのですが、とりあえずこれの2冊をオススメします。 これね、もう何度も読んでるのだけれど凄いんですよ。 2巻に入ってからが凄いんです。 軽くあらすじを。 弥次さんと喜多さんは男色関係にあり、さらに喜多さんは薬物中毒である。 ある日一緒に寝ていた二人だったが、弥次さんはクスリを打とうとしている喜多さんを見て、 二人でクスリを断つためにお伊勢参りに行くことにする。 日本橋から出発した二人。品川宿、保土ヶ谷宿・・・と東海道を辿って行くのですが、 喜多さんの禁断症状やそれぞれの宿(しゅく)での奇妙な体験のお陰ですんなりは行かなかった。 という感じ。 二人は衆道関係だけれども、BLではないですよ。安心して!(何がだか分からないけどw) 1巻の間は、1話完結風で話は進んで行く、ギャグっぽい感じなのですが。 これが2巻に入ると(宿で言うと駿府。でも序章も含めると、1巻終わりの興津宿あたりから) 急に凄いパワーを見せてくる。 錯乱する生と死、現実と虚構・夢、全てのものが曖昧になってくる。 その混沌具合が凄いんです。 読んだ事ない人は是非読んで欲しい。 1巻の最初のころでめげないで最後まで読んで欲しい。 (そして次には弥次喜多インディープを。) あんな絵なのに、凄いんです。いや、あんな絵だからなのかも知れないけれど。 人生についてとか、生命とは、とか、考えさせられました。というような感想を言いたくなる ような漫画は沢山ありますよね。巨匠の名作などにもたくさんありますよね、そういうの。 そういうのと同じかそれ以上に、そういうことを考えさせられるというか。 考えさせられるというのはちょっと違うかなあ? 何というか、考えさせられるというよりも引きずり込まれる感じ。 精神世界へ。 魔境へ。 「生まれた時から死ぬのは怖い」んですよね。いつも後ろにいるから。 凄く体力消耗する漫画です。わたしはこれ読むと疲れる。 疲れるといえばさ、ちょっと意味は違うけれど・・・ ハンター×ハンター読み始めちゃったと書きましたが、この間ワンピース46巻買ったのですが、 また1巻から読みたくなっちゃったよ・・・・ H×Hは23巻までですが、ワンピースは46冊もあるもんね。 でも新しいの買うと、また一から通して読みたくなっちゃうよね。困る。 これがコナンだともっと困る。57巻まであるから。 コナンは通して読まなくても意味分かるからまだ良いんだけど。せいぜい2冊くらい遡るだけで。 57巻以上に長い漫画は今のところ持ってませんし。 そういえば、ヤマトナデシコ七変化の19巻はいつ発売なのだろうか?そろそろな気がする。 7月11日生まれの有名人。 藤井フミヤさん、葉月里緒菜さん、前田亜季さん、槙ようこさん、クリスティ・ヤマグチさん など。 槙さんは漫画家です。 クリスティ・ヤマグチさんはフィギュアスケートの選手。オリンピック金メダリスト。 今はプロにいるんでしょうかね?

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