カテゴリ:手話
寝不足unitは朝から急ぎ足・・・
横を走り抜けていくお嬢さんと一緒には走れそうにない・・ ホームに上がると電車がやってきて おかげさんで今日も間に合いそう・・・ 職場近くでは今朝もアヒル族が「おはようさん!」 もしかして職場への道は通行禁止・・・ 「じゃあ、また明日」 と、踵を返すわけにはいきません 「ちょっと 通してくだしゃんせ~~~」 「せっかく くつろいだとこなのに~~ちょい待ち・・・」 アヒル族も高齢化・・・・ アヒルも人間様も老いると動きがゆったりとなってくる~ ネコ族猫イチもこの前食器棚から飛び降りて着地に失敗 着地先のテーブルからズルズルと滑っていた 思わず笑ってしまったが~~~ 猫も老いていく・・・・・ 退院時の通訳にでかけた 退院の準備をしてお迎えを待つ間に 病室のみんなのおしゃべりが耳に入る 退院間近な人ばかりなので病室の空気は明るい・・ 見回せば高齢者と呼ばれる方が圧倒的に多い みなさん、なぜか仲良し・・・ その中にろうあ者が一人・・ 簡単な手話を交えて身振りで会話まあまあ成立・・ お互いの退院を祝しながらも別れることを惜しんでる。 退院前のリハビリ外泊も許される人ばかり 「病院に居たいわけじゃないけれど・・・」 「ここはええわな~ 横に誰かいる。話ができる~」 「夜、目を覚ましても誰かいるしなあ・・」 「家やとパッと目をさましたときにさびしかったわ~」 杖をついてリハビリに向かう人 明日は退院だと準備している人 退院手続きの終わったろうあ者に「元気でな~」「ありがとう!」 握手したり抱き合ったり・・・ ろうあ者の人柄も大きいけれど 退院前の数日、数週間のおつきあい それぞれが老いて それぞれの症状を持ちながら 相手を思いやる気持ちが見える場所って 歳を重ねることも悪くないと ちょっぴり ほっこり気分 老いると聞こえない上に目も見えにくくなるろうあ者もいる 今更、触手話も難しい・・・ 視野狭窄が進み 見えるところを探して手話しても なかなか 通じにくい マジックで大きな字を書き目の前でみてもらう 手話通訳より拡大文字のほうが通じることもある・・・ その時々で 「こんにちは unitです」 「こんにちは~」 ある時は 「unitです。」「だれ?」 会った時の状況で記憶の糸が途切れることもある。 でも、不思議なもので 「手話」で話すと見えにくい状況の中でも 「手話」で答えが返ってくる。 コミュニケーションの力は素晴らしい どこにいても、聞こえていても、聞こえなくても コミュニケーションがないと 記憶の糸も途切れやすい 老いることは・・・ 人とのコミュニケーションがどれほど取れる環境があるのか・・・ そのことも「笑顔」の会話には大切なんだな~ 老いることは 誰にでもやってくる・・ でもなかなか実感できないものでもあるもので・・・ もしかしたら もうそこに「老い」のドアがあるのかも~ 楽しくドアを開けるためにも もう少し 頑張って走ってみたい~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 11, 2008 01:03:31 AM
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