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春は花 夏杜鵑 秋はもみぢ葉

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はにお。

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2012.11.11
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カテゴリ:社会・時事
今日は寒かった…。('A`)特に雨が降り出すちょっと前からは真冬の空気。ほんの1ヶ月前まではまだ夏日かよ('A`)とか言っていたのが嘘のようで、秋が短くなってきたと言われる昨今、今年もそれを実感した1日。もう冬は玄関先にまで来ている。インターフォンを押すのはもうちょっと待って欲しいけど…。(´・ω・)



で、過ぎ去った秋?でふと思い出したのが、この秋から施行された違法ダウンロード厳罰化の動き。カスラック、じゃねぇ、JASRACや関係団体が主張する「音楽が売れなくなったのは違法ダウンロードのせいだ!」というの中、政局絡みでどさくさ紛れに通されてしまった法案によって、10月から例えばYouTubeやニコニコから違法にダウンロードすると、懲役2年以下か200万円以下の罰金、という罰則が設けられた。ちと重すぎるだろ、という声や、こんなことやって音楽売れるようになると思ってんの?という声もあちこちから散々聞かれたが、関係団体はそんなこと聞こえないかのように、これで押し通してきた経緯がある。


で、1ヶ月経って、果たして効果はあったのか、ということで統計が出たみたいだけど、これがまた「ほらみろだから言ったじゃないか」的な結果。


売り上げが回復するどころか、ますます音楽離れが顕著になる、という結果。だから言ったじゃん、音楽が売れないのは、タダでダウンロードするからじゃなくて、買おうと思いたくなる楽曲がないからなんだってば。というのがネットの声。私もそう思う。


最近売れるCDなんてAKBやらジャニーズやら、そんなんばっか。それを否定はしないけど、握手券とかその類の特典で売り上げ枚数を稼ぐというスタイルは、ビジネスモデルとしては褒められるものなのかもしれないけど、音楽業界の明日を占うという面については、物凄く悲観的にならざるを得ない気がする。おまけつけなきゃ売れないのかよ、音楽ってその程度のものなの?というね…。(´・ω・)


やはり、平沢進の見込みは間違っていなかったのかな…、とふと思う。何年か前のインタビューで今日の日のことを予見するかのように、音楽とネットの関わり方について、滔々と語っていた平沢氏。2006年!のITmediaでのインタビューや、2009年のASCIIでのインタビューを読むと、この人の先を見る目の凄さに驚かされる…と書きたいところだけど、信者からすると、やっぱりね、というところになるのだな、これがw (´・ω・)とりあえず、彼はネット(違法ダウンロードを含む音楽配信のあり方について)と、自身の売上のバランスを見事に成り立たせた希有な存在なのは間違いない。そこに打算的なものとか恣意的なものとかがなく、顔の見えないユーザー達との間で、うまく信頼関係を樹立させることが出来たのが大きかったんだと思う。マイナーだから出来たことなのかもしれないけど、こういう場所にヒントは転がっているんじゃなかろうか。



考えてみたら、私も最近まともにCDを買っていない。最近買ったCDは平沢進だし、その前は…Noel Gallagherのソロアルバムかな…?更にその前はoasisのラストアルバム(ベストじゃない)まで遡る。日本人アーティストなんて…それこそ師匠平沢のものくらいしか買ってない。買える曲はちゃんとお金払って落としているけど、違法ダウンロードだってしたことないわけじゃないと思う(どれが違法なのかよくわからないけど、多分してると思うw)


だからこそ言えるのかもしれない。確かに今の音楽はつまらない。売れないのを末端ユーザーのせいにすれば、自分達は利権貪る生活を変えなくていい、むしろ新たな利権が生まれて儲かるから楽なのかもしれないけど、少なくともそれは間違っていると思う。売れないからって規制ばかり強めていては、新しいものは生まれてこない。この利権構造を含めて、今の冷え切った音楽業界をぶち壊すような、そんな動きが出てこない限り、残念ながら日本の音楽業界は斜陽産業になり果てると思う。(´・ω・`)








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Last updated  2012.11.11 23:47:37
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