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道の駅・天城越えに立ち寄ったら敷地内にある昭和の森会館にも寄ってみましょう。 この施設は「森の情報館」と「伊豆近代文学博物館」の二つに別れています。
森の情報館は天城の自然や歴史についての資料があり、特に天城の林業についての 資料が多くあります。 日本書紀には伊豆国で船を作り枯野と名付けたとあり、天城湯ヶ島が造船地であると 言われているそうですが、山で船を作る?なんとなく実感が湧かないですね。 ちなみに明治につくられた軍艦「天城」は天城の木材を使ったそうです。
伊豆近代文学博物館は入場料が300円の有料になり、伊豆にゆかりのある 文人達の資料が展示してあります。 なかでも井上靖と川端康成については資料が豊富に展示してありました。
外の庭園には井上靖が暮らした旧宅が移築されています。 井上家は天城湯ヶ島で代々医者をしており井上靖の曽祖父は伊豆でも指折りの 名医でした。井上靖は幼少の頃をこの天城で過ごしています。
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