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テーマ:文系の人(31)
カテゴリ:文系の人
![]() 以前日記でもご紹介しましたが、動きの少ない古典文学文庫の世界で、突然バカ売れした本がありました。 ![]() 太宰治の「人間失格」。 売れた理由は、ご覧の通りの装丁(^^;) デスノートで大人気の小畑健のイラストを表紙に採用したからです。 で、二匹目のドジョウを狙って集英社文庫は次々と人気漫画家に装丁を依頼。 ![]() 芥川龍之介 「地獄変」 ![]() 夏目漱石「こころ」 と、小畑健を採用して新装丁に。 そして、さすがに飽きたのか(笑)、次に、川端康成「伊豆の踊子」では、別の人気漫画家が... ![]() じょ...ジョジョ!? まだ幼さの残る、清純な踊子との間に芽生えたほのかな恋...なんて話に、荒木飛呂彦っすか(@@) 出版社も大変だな...とは思いつつも、笑いを禁じ得ない今日この頃なのでした。 よかったら、買ってあげて下さい(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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b dashさん こんにちは
井上雄彦さんは、いろいろと描けそうですよね。 買ってしまいそうだ~。 それぞれに趣向を凝らした表紙が並んでいるはずなのに、漫画家さんの画がなぜにめだつのか。 画の持っている力が違うとしか考えられません。 あと、漫画家さんの世界観とシンクロすると、さらに表紙が立ってきますよね。でも、 >伊豆の踊子と荒木飛呂彦はねぇ… ねぇ...(^^;) (2008.08.27 10:29:17)
teru_k_lsfさん こんにちは
>スタンド使いにしか見えんぞw(^_^;)(おいおい....) だよね~、だよね~!! 中身とのギャップがありすぎて、ウケますが、この起用はいくらなんでも...。 ジョジョの奇妙な踊り子っつーのは、ねぇ? (2008.08.27 10:31:29)
昭和のプロレタリア文学小林多喜二の「蟹工船」が、この派遣労働・非正規雇用の時代にブームになっているというので、本屋に行ってみたら、結構、置いてありました。
その中で、やはり新潮文庫の表紙が渋くて、買ってしまいました。戦旗社というところから出た初版の復刻のようです。さすが獄中死した共産主義者の著書、渋いです。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4101084017/ref=dp_image_0?ie=UTF8&n=465392&s=books (2008.08.27 16:16:15)
NY152さん こんにちは
小林多喜二の「蟹工船」シブいっす! あのオレンジの表紙がいいですよね。 今見てもインパクトがあって、非常によい表紙だと思います。ワーキング・プア問題で、再び注目のプロレタリア文学ですが、表紙と同様、数十年時代がぐるっと巡った結果、今様になったってことなんでしょうか~。人間のやることはあんまり変わってないってことかも... (2008.08.28 13:39:09) |