2010/01/17(日)08:46
「桜庭一樹読書日記」
桜庭一樹読書日記
著者はもちろん、桜庭一樹さんです。「桜庭一樹読書日記」
(絶対なんて、信じない。)
ばたばたとして、あんまり本が読めなかった時期、友人からすすめていただいたのがこの本でした。
「すごいおもしろいから!」
ばたばたした中でも「荒野」は読んでいました。「赤朽葉家の伝説」も読んでいました。(これは枕の下に敷いて寝たいほど好きだった!)
少女が好きなので、桜庭一樹の小説は、痛い感じに好きなのです。とんがって突き刺さる感じを、よく覚えていらっしゃるなあと思う。通り過ぎた人だから、淡々と書ける。
その人の書く読書日記。赤裸々な読書日記。
「絶対、好きだと思うから!」
絶対なんて信じない。だから、今は読まない。気になるけど、読まない。うん、でも、ぐうぜん、出会えたら、読む、かな?
図書館に行く時間ができました。ゆっくりと館内をめぐりました。
出会えちゃった。よかった。
おもしろかったです。
すごーい読書量。いいなうらやましいな、私も読むぞ読むぞ読むぞ!
いきおいでぐいぐい読める読書日記って、読んでいる本が2割くらい紹介されている本の気がします。で、強烈に読みたい本がときどき紹介されてくる。おおお探さなきゃ。
あとね、ツボだったのは編集者さんの脚注、「吸血鬼カーミラというと、ついつい姫川あゆみ(美内すずえ 『ガラスの仮面』)を思い出してしまいますね。」でした。