昨日は久しぶりにテルちゃんとお外でディナー。
都内に出たのは、ほぼ二ヶ月ぶり。彼の試験のうちあげもかねて、ふたりで、お気に入りのイタメシ屋へ。

そのお店は池袋の東武百貨店の近くにあり、内装も凝ってる上に、ピザもパスタもサイコウのお味。ペペロンチーノがあんなにおいしいお店はめずらしいと思う。ガーリックの臭いはすれど、なんか今いち、うどんみたいなものってゆうのが私の中の、ぺぺのイメージだったんだけど、そこは違う。オリーブオイルのソースの中にガーリックのすりおろしがたっぷり入った、すっごい贅沢なパスタになってる。なんかちょっとトロリとしてるし、不思議なんだよね～。
味にうるさいテルちゃんが、手放しでほめてるんだもん、これは相当のものであろう。

しかしけっこう雰囲気のあるお店なのに、私たち２人のいる空間だけは、おうちの食卓、そのまんま。
「テルちん、なんかさー、周囲の人たちっていろんなドラマがありそうだよね～。あたしらってどーしてどこの店に行っても、己のまんま、くつろいでしまうんでしょう…」
彼はひとり、ビールを飲んだので、酔っ払っている様子。食事の前に、各テーブルに配られる、グラスにたてた細長いビスケット。それにソースをつけたかと思うと、あたしの口へと運んできた。
「まあまあ、ハイ、おひとつどうぞ」
「あら。にひひ。」
ほ～ら、どこでもおうちと一緒。

テルちゃんがそうやって次々と運んでくるビスケットスティックを、ぱりぱり食べながら
「あーあ、ジャズの流れるお店とかに、２人で１度、行ってみたかったよ。」
そう私はつぶやいてみる。
「この店の前にあるけど、食べ物がイマイチじゃん、そういうお店。テルちゃんは食べ物のたくさん出てくるところじゃないと、飲食店とはみとめません。」
とほほ…。

その後、東武へ彼が最近ものすごい欲しがってた、ネクタイはずしてもさまになるというドレスシャツを探しに行く。テルちゃんは腕が長いので、なかなかサイズがみつからなくて、いつも困る。そんななか、どうにか２枚購入し、彼はとってもご満悦。本日それを着、会社にいかれた。最近、男性社員も私服ＯＫになったみたいで、ちょっぴりうきうきしてる模様。私もテルちゃんに、いろいろ着せれて、妙に楽しい。

でも今後は、あたしもテルちゃんも、たまのために、自分の服は、断念せざるとえなくなりそうだなあ。だってフリフリ、着せたいんだもん(笑)。