テーマ:旅のあれこれ(10281)
カテゴリ:旅の話
移動の疲れか、昨晩は義父は9時に 私と夫も10時には眠りについていた。 布団に横になるやすぐに寝息を立て始める義父と夫。 似たもの健康親子。 私も前日まで寝不足が続いていたのであっという間に眠りに落ちた。 すっきり目覚めて露天で朝風呂♪ ひんやりした空気が気持ちいい。 朝ご飯もしっかり食べ 準備も整った頃に、昨日とは別の従姉妹が迎えに来てくれた。 ここでちょっと説明。 夫の亡き母は4人兄妹だったので 夫のイトコは総勢14人いる。(たぶんそれぐらい) 中でも一番仲良くしていた母の妹一家と今でも縁が深い。 ここで出てくるイトコは妹一家のイトコたちになります。 車で40分ほど走って義父が会いたくてたまらなかった 義母の妹の家へ到着。 夫にとっては母のような存在だ。 聞いていたよりも体調が悪そうで驚く。 肝臓が悪く、ひざも悪い。 それでも涙を流して喜んでくれた。 一緒に義母の姉の家に行く。御年92歳。 普段は寝たきりだと聞いていたが 私たちが行くというので、椅子に座って待っていてくれた。 聞こえが悪いのでなかなか話は通じないが 要約筆記用の携帯ホワイトボードを用意していたので書いて伝える。 ほら、私、一応要約筆記者だから 頭はとてもしっかりしているので 書いたものを見ると話も通じる。 話をしながら書いてもらう、ということに慣れていないので 見てくれるまでが大変なんだが 少しするとすぐにのぞきこんでくれるようになった。 会話の弾み方が違ってきて、やっぱり要約筆記の必要性を感じた。 ここでも夫のイトコやら イトコの嫁やら イトコのダンナやら子どもやらに 次々と引き合わされあいさつをする。 が、よくわからない。 同じような年格好で、似たような顔だし、 そもそも私は人の顔が覚えられないタチなのだ。 名残惜しそうな叔母と涙の別れをして 次は義父の結婚のきっかけとなった 元上司にあたる義母の兄に会いに行く。 硬膜下出血の後、病院で入院中とのこと。 元気だった頃を知っている義父と夫は 姿を見て愕然としていた。 車いすで目もうつろ。 それでも義父のことはわかった。 なにやらもごもご言っている。 口を開けてしゃべれないらしい。 叔母とは反対で、こちらの言うことは聞き取れるのだが 今度は言っていることがさっぱりわからない… どうしよう…と思っていると 私たちを案内してくれている従姉妹が通訳をしてくれた。 彼女は看護師で、今は認知症の病棟にいるのだそうだ。 全く聞き取れない、と思われる言葉をほぼ理解して 私たちに伝えてくれる。 すごいなぁ。ホントすごい。 義父の言葉がよみがえる。 「死ぬ前に群馬へ行きたい」 義父はともかく… ある意味この言葉は正しかったかも。 今回思い切って行って良かったとしみじみした 親戚まわりだった。 怒濤の宴会は次回に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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