旅好き人の日々放浪記

「ライター、マッチは機内預けの手荷物には入れられない。」
こんなこと今まで知りませんでした。皆様ご存知でしたか？ 無知なのは私だけか？
これだけなら問題ないのですが、今月１４日からいっそう厳しくなるようです。
以下、全日空（ＡＮＡ）のＨＰに４月７日付で出ていた告知です。

今般、米国に乗り入れする航空会社に対して、米国当局（運輸保安局：Transportation　Security
Administration）より、爆弾テロ等への警戒を強化する目的として、2005年4月14日より機内におけるライターの持込を全面禁止する旨、通知がされており、全てのライターは機内にお持込いただけません。また当該のライターは当社にて保管・送付も致しかねますのであらかじめご了承ください。

お客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、米国当局要請による安全確保の検査となっておりますのでご理解ご協力の程お願い申し上げます。運輸保安局
（Transportation Security Administration）のホームページには詳しい内容が紹介されております。

なお、ライター、マッチにつきましては、従来よりお預けになる手荷物にもお入れになることができませんのでご注意ください。

テロ防止策の一環のようです。米運輸安全局によると「爆発物の点火に使われる恐れがある」ということが理由だそうです。この措置は２００１年１２月、アメリカン航空機内で、靴に爆発物を隠したイギリス人が点火する寸前に乗員らに取り押さえられた事件を契機に決まったそうです。「２００１年に起きたことが原因？」何で今更と言うのが正直な気持ちです。少量のマッチに限り持ち込みＯＫということですが、機内で使うことはないですよね。全席禁煙だし。

アメリカは入国のときも指紋と顔写真を撮られるなど面倒くさいのに、喫煙される方はアメリカに着いてやっと一服というときにライターを買わなくてはいけません。(>_<) 私は元々喫煙者でした。しかし、海外に行く時の長時間の禁煙（機内にいる１２時間くらいだけど)が嫌で煙草を止めました。海外に行くってことは健康に良かったりして。(笑)

ちなみに成田国際空港株式会社によると「搭乗前の手荷物や身体検査でライターが見つかった場合は原則、搭乗前に放棄してもらう」ということです。高級ライターをお持ちの方はくれぐれもご注意下さい。ただし、うっかり持っていった場合は一時預かり所へ預けるという方法があります。料金は１日３００円だと言うことです。

それにしても入国しようとする人を全てテロリスト扱い(ちょっとオーバーですが)しなくてはいけないアメリカって・・・。


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