テーマ:幼稚園やお家での事(1781)
カテゴリ:姫達のこと
早速ですが問題です。 ・・さて、これは一体なんでしょう・・?? ・・わかりますかぁ??
(注:残念ながら、これは正解してもプレゼントはありません。笑) 正解は・・次のとおりです。 モーリーの幼稚園では年長さんは卒園製作として「おもいで袋(麻袋)」を作ることになっています。 この画像は、モーリーが自分で選んだ好きな色でのデザインです! まずは紙を使ってイメージします。そしてほぼこの通りに一本一本を編んでいくのです。 台紙となる紙はあえて色の濃いモノを使い 麻糸の色がくっきりわかる様にしています。 子供達は幼稚園の思い出の色や好きな色を選ぶので それぞれのオリジナルが出来る訳です。 麻糸は、2学期に入ってからすぐに染色をはじめます。 もちろん、子供達が色付けするのですよ~。 そして乾かして、一本一本を丸めながら束にしておきます。 濃い色、薄い色、淡い色・・様々です。 とってもキレイなんですよ~!! この麻袋、おもいで袋と呼んでいますが、そりゃもう、言葉に出来ないほど大変な作業なんです。 「編む」んです。一段一段。 思いを込めて「編む」んです。一段一段。 走馬灯の様に、楽しかった嬉しかった幼稚園生活を振り返りながら 心を込めて「編む」んです。一段一段・・。 台紙はこんなダンボール。(これはシェリーのモノ) 最後にはボロボロになります。 先の丸い尖った木の棒で一段一段詰めるんです。 この「詰める」作業は親の仕事。 とにかく力がいります。子供の力ではどうにも出来ませんので。 「おもいで袋」。そう、これは親子の共同製作なんです。 子供達は、朝幼稚園に着くとまず自分のダンボールを取り出し、棒に色の麻糸を巻きつけ 上・下・上・下・・と、縦糸に対して一目ごとに横糸を入れていきます。 ここで間違えてしまうと大変!なので、先生方も必死でフォローします。 モーリーは最初の3段目にして、既に間違えてしまい 自信をすっかり無くしてしまったらしく 取り掛かろうとしなかったのですが、 お友達に遅れをとっていると気付いたのか、 頑張って再チャレンジしました。 頑張れ、モーリー!! 子供達が20段まで編んだら、ここからはとりあえず先生方の出番です。 夜遅くまで一人一人の麻袋、20段まで詰めてくれるのです。 (20段でも、詰めると5cmにもなりません・・先は長いのです!!涙~) これは、持ち帰って親が詰める時の見本となるように・・との園側の配慮。 有難いです。・・・が、なかなか同じ様に段が縦・横と揃わないのが現実。 本当に大変な作業なんですよ~!! あたしはシェリーの時に一度経験をしているので、「おもいで袋」と聞くと、それだけで あの「悪夢」が蘇って、違う意味での「おもいで」で嫌~な汗をかいてしまいます・・(笑)。 それでも、やっぱり「おもいで袋」。 一段一段編みながら、時にはパパにも夜遅くまで手伝ってもらいながら (実は男性の力の方がいい!)、 あーでもない、こーでもない、と、姫達の入園から今までの事を思い出しながら、 そして涙が出そうになるくらい成長を噛み締めながら、編んでいきます。 今年もとうとうそんな時期がやってきました。 しかも、いつまでも赤ちゃんだと思っていたモーリーがです!!(笑) これから卒園まで大変な時期を親子で迎えますが、 それも乗り越えて頑張って完成させたいな~って心から願っているし、 モーリーにも、そしてパパにも頑張ってもらおう。 だって「おもいで袋」なんだもん。 大切な、世界にたったひとつしかない「宝物」なんだから。。。(・・うぅぅ・・涙がっ!!笑) これがシェリーの「おもいで袋」。完成品です。 ここまでするのにはかなり時間がかかるんです。 完成品は卒園式の時にホールに飾られます。 モノクロの大きな笑顔の写真と共に・・ 幼稚園よ、そんなに泣かせないでくれ~!!って感じですよ。 すっかり長くなりました。お付き合いありがとう。 これからも途中経過、紹介していきたいと思っています。 そして、完成品を是非見てもらいたいなと思っています。 tacmic お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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