|
カテゴリ:認知症予防 ビジョントレーニグ
こんばんは 以前、米国の疫学雑誌で研究内容が報告され てました。 「高齢者の視力低下が認知症リスクを上昇 させる」という研究報告記事です。 この研究内容では、 アメリカで無作為に選んだ71歳の高齢者625人 を対象に約10年間追跡研究したものらしいので すが、視力が「きわめてよい」「とてもよい」 「よい」「ふつう」「よくない」に自己回答で 答えてもらい(眼鏡使用者は使用時の状態) 視力が「きわめてよい」「とてもよい」と回答 したグループは、他の回答をしたグループより 認知症のリスクが63%低い、また眼科を受診し たグループは、未受診グループよりリスクが64 %低いという調査結果が出ています。 このデータから視力が低下し適切な治療や処置 を受けてない高齢者は、脳の活性化がなされず に認知症を引き起こしやすくなっているとが考 えられます。 引用(アピタル書き下ろし) 下記写真のようにピンボケする期間が長いと 脳を活性化する「遠近感」「立体感」がつかめず 脳を使わなくなります。 脳を活性化させるためには、常にピントが合っ た状態で物、色、形が認識できるようにしてお くことが大事なのです。 眼(視覚)と認知症の関連性は十分ご理解頂け たと思います。 次回は、高齢者の視力低下の原因を解説します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.06.07 22:40:27
コメント(0) | コメントを書く |