カテゴリ:物書き
今日オフィスに行くと出版社(ウェッジ)から書類が届いていた。
その中身は寄贈した著書に対する少年院「水府学院」から届いた感想文だった。 先日自宅にも届いていたが、改めて読んでみると過去の自分や過ちとの葛藤を 抱えながらも、学び直し、生まれ変わろうとしている姿が見えてくる。 一生懸命に書いたであろう文に胸が打たれる。 なかでも春に行ったラグビー講座について書かれているものもあって、 どうにも平静を保つことができず、とても人前では読めない。 私は物書きながら、今の気持ちを言葉に出来ない。 スポーツは人の内面にある生きる力を気づかせてくれたり、 引き出してくれるものだと思う。 その力を利他の心で社会に生かすことこそが、 彼らの居場所を創ることになるはずだ。 人生は気づいた時がスタートだ。 もがいて苦しんで、その先にまっすぐな道を見つけてほしい。 私は少年たちの真摯な姿や法務教官の熱意、院内で行われている 教育について本にしたいと思っている。 しかし、繋がりのある出版社さん約10社に提出したが、 企画が通らず実現していない。 けれど、いつか、必ず、本にする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年08月28日 20時11分12秒
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