いぎりす

2003/07/07(月)05:29

人がいると

前のボーイフレンドのトムと久し振りに会った。最近は仕事もちょっと時間がとれるようになったらしい。事故について話した。それで最近私が思っている本音を口にした。もし私が1人だったら、事故なんて起きなかったのに。人間って1人なら落ち着いて暮らせていけるのに、誰かが一緒にいると他の人が起こすことに巻きぞえをくらう。今回の事故は私が運転していたので私の責任だ。一瞬の判断ミスと操作ミスをしたのは私だけど、もし、一緒に行った人がペンザンスに行きたいなんて言わなければ?もしもう1人のパッセンジャーが「あ、後ろがパッシングしてくれているから今入れるよ!」と言わなければ?私1人なら、ペンザンスにはいかなかったし、ジャンクションで車線変更はせず、その後の合流地点でノースに向かえたはずだった。全ては何事もなく、日々はスムースに過ぎていくはずだった。If only後悔先に立たず。しょうもない言葉である。そのくらい先に立ってくれよ。頼むよ。1人でいれば起きるはずのない問題が、色々なことをめちゃくちゃにする。他人との関り合いで自分のペースが崩れる。隣に座る他人が問題を持ってくる。自己中心的な考えだけど…と私は言った。You are right。あってるよ。トムは言う。みんなやりたくてやってるわけじゃないんだ。本当は1人だったらトラブルも少ない。会社だって同じさ。いつも誰かの尻拭い。迷惑かける奴ってのは生まれたときからそう決まってる。だけどそれを避けたとしても、物事の穴埋めってどこかできっと起こるはず。でも人との関りってトラブルの蜘蛛の糸のようなもんなんだよ。トムは言った。私もそう思う。そう言った。こんな考えは生きていただけでも贅沢すぎる車の中の荷物を取りに行くのに車を出してくれた(これまた青いフィアットのチンクチェントなのだ)康介は、「それは完全に〇さん(車線変更ができると叫んだ人)の責任やな・・・」と呟いた。誰の責任かっていったら私だと思うけど、康介の言うことも当たっている。事故が起きた瞬間から思っていたけれど、誰にも言っていない。当人が康介に「自分のせいだ」と喋ったらしい。Avonmouthのガレージの帰り、事故現場を通った。「あそこは間違えるで・・・!」でしょでしょ!?しばらく道路の作りの悪さで盛り上がったのだった。

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