献血拒否されるヒマなし牛飼い日記

2008/05/29(木)07:59

コンスタンティン

映画(41)

テレビでやっていた映画 「コンスタンティン」 をみた。 映画で観たかったのだが見逃していた映画。 そこそこ面白いだろうって予想だったが、予想を上回る面白さだった。 アメコミを元に作られたようだが相当、調べて作られているのではないか? まず設定が秀逸。 霊が見える主人公が活躍する映画を渇望していたものとしてはたまらない映画。 天国と地獄と現世が重なって存在しているというところも腑に落ちる。 天使と人間の中間、悪魔と人間の中間という存在というのも面白い。 地獄の映像も地獄らしくてもっと観たいという欲望も。 ここがいいのかもしれない。 頭部の鼻から上がない悪魔? 地獄の住人? が出てくるのだが この鼻から上がない頭部の表現というのは、数十冊にわたって読み漁った 実話ばかりを聞き書きした怖い話の本には 霊 の姿として出てくる頻度としては 少なくないのだ。 この映画を観るまではたまたま鼻から上が潰れた頭部の 霊 として解釈していたが これはこの映画で語られるところの地獄の住人なのかもしれない。 なぜ頭部の鼻から上がないのかは不明だが現実世界において鼻から上がなくなる事故など そうは多くないだろう。 なのに体験型怖い話にこの 鼻から上がない 霊がよく出てくる。 鼻から上がないという記述にコンスタンティンでも日本の実話怪談でも何も語られないが これがひとつのあの世の住人の カタチ なのかもしれない。 そういえばこの コンスタンティンに出てくるこの 鼻から上がない 生き物? は クローバーフィールドに登場するあのでかい怪物によく似ている。 そしてその怪物からワラワラと出てきた人間大の怪物にも動きがそっくりだ。 パクったといってもいいくらいにそっくりだった。 ということはクローバーフィールドの怪物も 地獄の住人? 悪魔?  ってことになるのだろうか・・・。 コンスタンティンは続編が作られている? 作られる? らしい。 たしかにラストは続編に続くような終わり方でもある。 ラストといえば映画ではエンドロールのあと映像があったらしいがテレビではエンドロールの あとの映像がなかった。 ネットの書き込みによれば主人公が助手の墓にライターを置くとその助手が 天使と人間の間のものになって現れるとかなんとか。 中古のDVD買ってもいいくらいの映画だった。 続編ができたら絶対に映画館に行こう。 それにしても映画館の大画面で地獄の景色を眺めたかった。

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