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カテゴリ:9・11:単鞭
8右攬雀尾が完了すると、次はまた転身して9単鞭となります。 左単鞭と言わないのは、24式では右単鞭は出てこないからでしょう。 ★鉤手を作るまでの手法も雲掌 です。だから、鉤手は手のひらを向こうへ向けてから作るわけです。鉤手は ★相手の腕を払い押さえる動き です。 相手の腕をそのまま払って頂鉤(=鉤手を作ったときに一番高くなるところ=手首)で攻撃も可能です。 鉤手になって左足を寄せて丁歩になったとき。 ★左手は体の前掤 ★鉤手方向を見る。顔を向ける。横目は× です。 ★丁歩の左足は大きく開かない。まず膝は南方向 これは、下半身だけ先走らないということです。 1起勢~2野馬分鬃への動きと同じです。 こういうところに、套路の中での一貫性が見えてきます。 ただし、これは、基礎を大切に考える24式での話しです。 伝統楊式では、鉤手を作ったときに左股関節を開いて進行方向へ膝を向けることが多いです。 24式でもそれを取り入れて整合性を持たせることも可能ですから「太極拳でそうしなければいけない」ということでもないです。 9単鞭の定式は ★右手の肩が前に出ない ようにします。 理解しにくい表現ですが、腕が肩から後ろに折れないということです。 そうなると右腕が無力になってしまいます。 ★前按と右手外へ向かう力の均衡 は常に大切です。 (★は30数年前に中国老師から学んだ書き込みを検証しています)
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Last updated
February 2, 2023 12:00:20 AM
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