いよいよ、いよいよでございます！
今度こそ管抜去の日がやってきました。

熟睡できない夜をなんとかやりすごし、朝の注入食もそそくさと食べ終え
（正確には注入し終え）、１０時に、今度こそ管抜去手術が始まりました。

手術衣を着てストレッチャーで手術室へ。
挿入の時は全身麻酔だったけど、抜くときは部分麻酔。
舌に麻酔注射を打って手術開始。
時折、チクッ、チクッとするけれど、そんなものぁへでもありませんや。
頑張りました。

何の問題もなく約４０分で管抜去手術は終了。
万歳！口の中が軽い！

管がはずれたら、まず歯を磨いて、風呂入って、髪洗って、それから冷たい
ウーロン茶ゴキュゴキュ飲んで、ご飯食べて、と、色々考えてたけど、やはり
それは一気には無理でした。
舌にバイ菌が入るのを防ぐため、食事は金曜の夜まで今のまま注入食。
風呂も顎下の傷口からのバイ菌を防ぐため明日から、とのこと。

それでも全然オッケーよ！
とりあえず、やさしくやさしく歯を磨き、下の上にたっぷりたまった白い
ざらざらをこれまたやさしくやさしくとって、１階の売店で買ったウーロン
茶をグビグビのんで快適快適！
今日はもうこれでオッケーです。

しかしなんだね。
つくづく思うけど、人の痛みなんてのは実際に経験してみないとわからん
もんですね。
特に僕なんかはつい先月まで健康優良児だったもので、あらゆる治療の苦し
みとかリハビリのつらさなんかは全く想像もできなかったけど、今回の治療
で少しだけ（ほんの少しだけ）想像ができるようになったと思う。

今回の入院で色々得るものはあったけど、人の痛みが少しは想像できるよう
になったってことは僕にとって大きな成長である。

午後、妻と娘が見舞いにきてくれる。
１歳の娘も、あごから棒が生えてないﾊﾟﾊﾟを久しぶりに見れてうれしそう。
いつも以上に熱烈にだっこをせがむ。

土日は久しぶりに家に帰ります。