"菜翁が旨"さんのほほ～ぇむ健康ペ～ジ

[田舎の生活] カテゴリの記事

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  JＯＫＥ…こちら笑って健康放送局。野菜の悩み・・・

  ​​ “To​ ​be, or not to be, that is question".​ハムレットではないが、今年の野菜も、育つべきだろうか？今少し（育つのを）待つべきだろうか？・・・と、悩み迷っているようだ・・・五月に夏日があったかと思えば、梅雨に入って夏日がすっかり影を潜めてしまっている・・・というよな気候に、菜園の野菜も、ナスやピーマンは、うまく五月の夏日の波に乗って、例年になくばかデカく育っているので、老夫婦ふたりでは、食べきれない。それに比して、南京カボチャは、早すぎるかなと思って買ってきた苗はどんどん育っているが、例年、種を播いてしだてている南京カボチャは、芽を出すのが遅くて、芽がでても育つのが遅くてなかなかつるが伸びないでいる。よく育っている、買ってきた苗でも、肝心のカボチャの姿が目につかない。雄花ばかりで、雌花がないにひとしいのである。オクラも花が咲いて実が育ち始めた頃に寒くなったので、実が曲がってしまっているのだ。ゴーヤーはどうするのだろうか？ゴーヤーに聞いてみよう・・・？​うゎっはっは・・・​靴下 冷え性 桐灰 足の冷えない不思議な靴下 レギュラーソックス厚手 ブラック/グレー フリーサイズ（23cm〜27cm)​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​10の 10乗の 100乗　googolplex　10の 100乗　googol ・10の 68乗 無量大数(むりょうたいすう） 10の 64乗 不可思議(ふかしぎ） 10の 60乗 那由他(なゆた） ・10の 40乗 正(せい） 10の 36乗 澗(かん） 10の 32乗 溝(こう） ・10の 20乗 垓(がい） 10の 18乗 Ｅ(exa:ｴｸｻ)10の 16乗 京(けい）10の 15乗 Ｐ(peta:ﾍﾟﾀ) 10の 12乗 兆(ちょう）Ｔ(tera:ﾃﾗ)10の 9乗 Ｇ(giga:ｷﾞｶﾞ)10の 8乗 億(おく） ・10の 0乗 一(いち） ・10の -10乗 塵(じん） 10の -11乗 埃(あい） ・10の -19乗 刹那(せつな）10の -20乗 六徳(りくとく） 10の -21乗 虚空(こくう） ｚ(zepto:ｾﾞﾌﾟﾄ) 10の -22乗 清浄(せいじょう） 10の -24乗 ｙ(yocto:ﾖｸﾄ)​​

  2020.07.17

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  「野菜高騰、財布細る秋？」

  『秋ナスは嫁に食わすな』と、この頃こんなことは決していえない時代である。それはともかく、『秋なす』が採れすぎて、嫁であろうと誰であろうと、もったいないので、食べてほしいと思うが、ご近所さんはどこの家でも同じ状況である。焼きナスにして、冷凍保存も出来るそうであるから、挑戦してみる価値がありそうだ。台風被害や異常気象で「天高く馬肥ゆる秋」ならぬ、「野菜高騰、財布細る秋」であろうか、それにしても、田舎暮らしの家庭菜園では、「財布細らぬ嬉しい秋」である。その上、ピーマンが、これも今年は、猛暑であったにもかかわらず、これも沢山採れて、しかも柔らかいのである。さらに、ピーマンの葉っぱも、ピーマン同様に柔らかくて、湯がいてシラスなどを加えて佃煮に煮込めば美味しい。ピーマンも葉っぱも佃煮にすれば保存性が高まる。ねぎは年中収穫可能である。里芋もしっかりと水を施していたので順調である。ニンジンやごぼうは猛暑の影響を受けて小ぶりの出来であるが、食べる分には不足しない大きさや量である。しかし、である。猛暑の影響か、ゴーヤーやモロヘイヤがさっぱり採れなかった。オクラも採れるには採れたが、例年よりは少なかった。若し、これらの野菜が例年通り採れておれば、食べきれずに廃棄せざるを得なかったであろう。田舎の菜園では、猛暑であっても、菜園全体としては、我が家の食せる範囲に、自然に生産調整出来ていたのである。白菜も順調に生育しているし、大根。蕪もよろしく発芽したし、あとはほうれんそう・小松菜・ミズナ・菊菜・チンゲン菜などの播種を待つだけである。田舎暮らしの家庭菜園では、欲張りさえしなければ「財布細らぬ嬉しい秋」といえそうだ。朝倉山椒はトゲがなくて、雌雄同株なので一株でも実がつくの手軽で便利で嬉しい山椒ですよ。

  2016.09.13

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  少雨多雑

  今年の夏は、少雨多雑つまり雨が少なく雑草が沢山生えた夏だった。わがやでは、最高最低温度を毎日測って記録して前年と比較したりなど、菜園管理や日常の健康生活の役立ち情報のひとつにしている。その記録を振り返ってみると、７月は最高温度が３０℃以上の日が、８月は３５℃以上の日がそれぞれ、８０％つまり２５日以上記録されている。朝は９時過ぎまで、夕方は５時以降でないととても菜園には入れない日々であったことが証明出来ている。その上、８月なんぞは、エアコンの温度設定は３０度でも室内は涼しかっことさえもうかがい知ることが出来る。そんな日々の中で、刈り取った雑草は、灯油をドラム缶から小出しして使っている一斗缶の古くなったヤツの底部を切り取って菜園の片隅に置いているヤツに放りこんで保存して、腐った頃に畝に鶏糞と混ぜて埋め込んでおいてミミズの餌にしている。こうやればよく肥えた土壌が出来るとともに、畝の土壌の保湿もできて野菜作りにとっては、一石二鳥になる。そこに牡蠣殻の石灰を加えれば土壌のカルシウム、ひいては、野菜のカルシウム成分も増量出来ることにもなるのである。ドーバーの白い壁で知られているようにヨーロッパの土壌と違って、火山国である日本の土壌は、火山灰の上に積み重なっているためにカルシウム成分が少ないので、子供のころ、食した貝の殻を細かく砕いてニワトリに与えていたように、菜園の土壌にも粉末にした貝殻を混ぜ込むことは大切なことである。もっとも、ニワトリに与える砕いた貝殻は、カルシウムとしてではなく、砂袋（胃）で食べた物を砕くための歯の役目をするためであり、これが少なくなると、ニワトリは自分が産み落とした卵の殻を食べるようになるので、貝殻を砕いてニワトリに与えるのは子供の大切な日常の仕事のひとつでもあったのである。これも戦後の生活史の一端であろうか。雑草を菜園の肥料にするなどということは、田舎で戦後の生活を体験した者だけの仕業であろうか？日中食品汚染／高橋五郎【2500円以上送料無料】価格：820円（税込、送料別)加工食品や食品添加物は特に危険がいっぱい・・・朝倉山椒はトゲがなくて、雌雄同株なので一株でも実がつくの手軽で便利で嬉しい山椒ですよ。

  2016.09.05

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• 旬の移ろい：キュウリよさようなら秋茄子よ今日は

  菜翁が旨さん宅の野菜は、全て露地栽培である。支柱栽培のキュウリは、もう、枯れてしまって支柱は全て片づけて撤去も終えた。支柱は、ワイヤーメッシュを利用していたので、いとも簡単に撤去出来た。地ばいのキュウリも、猛暑と灌水不足で、枯れ始めている。もう少しの間、キュウリの酢のものを食したかったので、そこで、近所にあるＪＡの｢旬菜蔵｣へ出かけてみると、立派なキュウリが安くて沢山並んでいた。キュウリの酢のものは、スライスして塩をしてしばらく置いて、その後しっかり水洗いして塩分を抜いて、布巾を使わず素手でしっかりと絞って、｢べんりで酢｣に浸して、｢もずく酢｣を１パック落とし込んで、ちりめんを加えてよくかき混ぜて、その上に黒ゴマの炒りゴマをふりかけて、冷蔵庫で冷やしておく。という、簡単なしろものである。自家製の旬のキュウリでは、柔らかくておいしかったが、ＪＡの｢旬菜蔵｣で買ったキュウリは、田んぼで潤沢な水で育ったみるからに柔らかくて美味しそうであったが、やはり、旬を過ぎているせいか、皮が堅くなっており、キュウリそのもが味が薄くなって、酢のものにしても、もう、時期遅れ・・・といえそうな味わいであった。そんな折、菜園では、刈り込んでいた茄子の枝に、花が咲いて小さな茄子の姿がもられるようになっていた。もちろん、枝を刈り込んで、根元に日陰を作って、肥料を施して、畝の谷には水を施しているからである。これだけの手を加えているから」こそ、美味しい秋茄子が食せるのである。確かに、野菜の栽培では、病気や虫よけの農薬を使うことは少なくなっている。しかし、我が家の菜園では、相変わらず、特に猛暑のさなかでは、キュウリや茄子だけでなく、オクラまでも、虫に取りつかれている。最近の農薬は、畝をたてるときに、畝にすきこんでいることが多い。我が家では、畝にも梳き込んでいない。我が家では、調理の際にひと手間かけて、虫喰いのところをそぎ落としている。小学生のころには、肥後ナイフで鉛筆を削っていた磨いた刃物さばきが、随分と役立っている（笑）

  2016.08.19

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  猛暑が似合う花

  猛暑の菜園で妖艶なオクラの花もう、何日も雨が降らない。夕立ちすら、来る気配がない。猛暑の中でのグラウンド・ゴルフの後で、猛烈な疲労を覚えた。昨年、調剤薬局で買っていた冷蔵庫のなかの２５０ｍｌの飲みさしの｢ＯＳ－１｣を、一口、口に入れた。昨年、買った折に一口飲んでみようと、口に入れて、思わず吐き出した残りを栓をして冷蔵庫にいれておいていたやつであった。お茶やジュースやスポーツドリンクのような旨い飲み口ではないが、一口口にした昨年ほどまずくはなかったので、喉元に流し込んで、一口ずつ、恐る恐る、そ～ろそろと飲んでいった。飲みきって、一時間ほどすると、疲れが取れたような気がした。｢ＯＳ－１｣が効いたのか、エアコンの効いた部屋で休んだので、疲れが取れたのかは、さだかではなかった。しかし、そろそろ夏バテが始まりそうな時期でもあるので、用心のために医者に通って熱中症の治療を受けている。猛暑の菜園で妖艶なオクラの花・独特のぬめりがあり、糖質のほか、カルシウム、カロチンなどを含む。　　子宝草・独特のぬめりがあり、糖質のほか、カルシウム、カロチンなどを含む真夏の猛暑の続く日々の昼下がりに似合う花である。

  2016.08.12

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  脳みそが煮えくりかえりそうやぁ～

  『脳みそが煮えくりかえりそうやぁ～』と、わめきながらも、走り回って、遊んでいたのは、半世紀以上も前のことであった。お陰さまで、脳みそは今のところまだ、腐らずにいる。最近の脳みそは、かなり古臭くなってそろそろかびていそうな猛暑であろうが、かろうじて、腐らずにいるようである。そろそろ、梅雨明けが近付いているようだ。もろみの種菌を買って、今年二回目のもろみの仕込みをしよう。五月に仕込んだが、日中はともかく、朝夕の寒さの影響もあってのことか、暑さ不足のせいと思われて、味が劣っていた。美味しいもろみは、夏場の一日を通じての高温があるほうが美味く熟してくれる。自家製もろみは、脳みそが煮えくりかえりそうな暑さのなかのガラス瓶の中で、一週間、朝夕、丁寧におたま、勿論木製の、でかきまぜてやるのだ。もちろん、加える醤油もカルメラ色素などで着色されていないことは勿論、防腐剤など醤油としては不要な要素が加わっていないものが、家庭で作る美味いもろみには必要である。もちろん、このもろみの種菌は大量生産品ではないし、予約注文が必要である。購入して、エアコンをかけた車内であっても、発砲スチロール等に入れて持ち帰るくらいの注意深さが必要である。もちろん、持ち帰り途中では買い物などの寄り道などしないくらいの心がけがよろしい。もちろん、もろみの種菌は、出かける前にあらかじめ準備しておいて、自宅について、すぐにガラス瓶に入れて仕込みをすることである。冷蔵の宅配便など、配送の途中経過を自分の目で確かめられないような配送は選択しないほうがよい。なんせ、温度変化に敏感な種菌なのだから・・・ま、この程度の注意深さは、最低限の心得である。夏場の食生活の基本であろう。他人任せの食べ物ほど怖いものはない。食中毒をあなどるなかれ・・・である。とくに、子供や老人にとっては・・・である。『脳みそが煮えくりかえりそうやぁ～』とわめきながらの遊びや生活のなかで、気づかないうちに自然に、こんな基本を身に着けていた子供の頃の田舎の生活が思い起こされるのであった。日中食品汚染【電子書籍】[ 高橋五郎 ]価格：800円

  2016.07.08

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  「三つ子の魂百まで」とは・・・

  昔の人は偉かった・・・とはテレビからよく流れてくる話声であるが、テレビからあまり流れてこない、昔の人の偉さは、あまり知られていないかもしれないが、しかし、昔からの言い伝えと言われている言葉やことがらには、やはり、感心させられるものがある。例えば、『三つ子の魂百まで』という故事・ことわざがある。そのままの意味は、すでに良く知られていることであるが、《菜翁が旨》さんの解釈によれば、言葉の裏に隠されたもう一つの意味があるのだ。それは、　　「三つ子」とは「三歳の児」のことであるが、これは言い換えれば、「山菜の子（若芽）」すなわち芽を吹き出し始めた「三歳＝山菜」とも受け止めることができるのだ。そして、田畑を耕して栽培する山菜は、すなわち「野菜」である。これすなわち、「野菜」・・・>やさい・・・>八歳そして、「八」はめでたいとか縁起が良いとされている「末広がりの数字」である。『百まで』とは、そのまま素直に『百歳まで』・・・ということで、『長寿』ということである。もうおわかりであろう。『三つ子の魂　百まで』とは、旬の「山菜」や「野菜」は、『健康・長寿の食材である』と暗に教えているのである・・・これが、《菜翁が旨》さんのもう一つの解釈である。ちなみに、九十九歳の祝いの白壽は、｢百引く一は九十九・九十九＝白｣の祝い、などもこのたぐいであろう。改めて、昔の人の偉さをうかがい知ることが出来るのである。日中食品汚染／高橋五郎【2500円以上送料無料】価格：820円（税込、送料別)

  2016.04.21

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• 年中紫蘇ジュースを楽しむためには今のうちに。。。

  菜翁が旨さん宅では、年中・毎日、寝る前に紫蘇ジュースを飲んでいる。それも、ポリフェノールたっぷりの赤ワインを紫蘇ジュースで割って・・・ポリフェノール効果のみならず、睡眠薬代わりにもなりそうである。※　　　※　　　※　　※　　※紫蘇の葉はうなぎに負けないほどの栄養成分があり、その上、防腐力や殺菌力にも優れ、さらに夏場の紫蘇ジュースは熱中症対策としての水分補給にもなるので、一石三、四鳥にもなります。※　　　※　　　※　　※　　※夏場の菜翁が旨さん宅の菜園には、毎年、大量の紫蘇が生えて大きく育って大量に余ってもったいないので、紫蘇ジュースを作って、一年中飲んでいる。※　　　※　　　※　　※　　※今年もそろそろ、菜園の紫蘇を片づけて秋野菜・冬野菜の準備が必要になる時期である。そこで、紫蘇を根元から切り取って、きれいに洗って日陰で乾燥させてから、その葉を切り取って、新聞紙とホッチキスで作った袋に入れて、さらにその袋を３０Ｋｇ入りの米袋に入れて乾燥させた湿気紫蘇の葉を湿気から守るように保存して、必要な都度取り出して、年中、紫蘇ジュースを作って冷蔵庫で保存しながら、赤ワインを割って飲んでいる。※　　　※　　　※　　※　　※安価で簡単に手早く作れて夏バテ予防や熱中症対策にもなり紫蘇は栄養価も豊富なので、勝手に生えて勝手に育ったとはいえ菜園で枯らしてしまうのは『もったいない(Mottainai.)』紫蘇を活用したい。※　　　※　　　※　　※　　※今日のような、華麗で美味な和食を生んだ日本食の原点は、先人たちの『もったいない(Mottainai.)』が原点だったのかも・・・とも考えられそうである。※　　　※　　　※　　※　　※『大豆』が『畑の肉』と呼ばれるならば、『紫蘇』はさしずめ『畑のうなぎ』で、『紫蘇ジュース』は『畑のウナギ・ジュース』であろうか？

  2015.08.22

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  シソ（紫蘇）は畑のうなぎ？

  梅雨どきはシソ（紫蘇）が大きく育つ季節でもある。梅雨が明けて暑い夏が訪れると、急激に食欲が減退し、夏ばてをおこしやすくなる。この時期に活躍するのが、シソである。シソの栄養分は１００ｇ当たり、カロチンが８，７００μg、ビタミンA効力が４，８００IU、ビタミンCが５５mg、ビタミンB2が０．３２mg、ビタミンB1が０．１２mg、カルシウム２２０mg、鉄が１．６mgとたっぷり含まれており、その上、強力な防腐力や殺菌力があるので、昔から食中毒と夏ばての予防には、うってつけの食物だ。ちなみに、土用の丑の日に食べるうなぎ（生）の１００ｇあたりの栄養分は、カロチンが０μg、ビタミンA効力が４，７００IU、ビタミンCが１mg、ビタミンB2が０．４５mg、ビタミンB1が０．７５mg、カルシウム９５mg、鉄が１．０mg　ということである。紫蘇を濃縮してシソ・ジュースにでもすれば、『うなぎ』に負けず劣らずといえそうである。その上さらに、しっかりと水分補給もできて、熱中症対策にも効果抜群である。さしずめ『畑のうなぎ』といってもよさそうである。シソには、青ジソと赤ジソがあるが、防腐力や殺菌力に違いはないそうだ。緑の色彩もあざやかなシソの葉は、刺身のつま、冷やっこ、みそ汁、おかゆなどに添えると食欲をそそる香りも高く、まさに｢和風ハーブ｣の傑作である。原産地は中国で、縄文時代にすでに我国に渡来しており、歴史の古い野菜のひとつでもある。また、シソは、脳貧血、かに・魚・鳥獣肉の中毒、かぜ、せき、食欲不振、切り傷、子宮出血や帯下、しらくも・はたけ・たむし・水虫にも、民間薬としての薬効がある。シソはまさしく旬の野菜である。料理で出されたしその葉は残さず食べたいものですね。こんなことを考えながら、菜園で間引いた新鮮なシソの葉でシソジュースを、作って冷まして冷蔵庫で冷やしておいた。これを紙コップに入れて割り箸を差し込んで冷凍しておけば、孫達にも喜ばれるシソジュース・アイスキャンデーが簡単に出来る。また、就寝前にシソジュースで赤ワインを割って呑むと美味しくて、寿命が延びる思いだ。※　　　　　※　　　　　※　　　　　※　　　　　※勝手に群生して、大きく育った菜園の赤紫蘇。タネを明かせば、去年の種が落ちていた。葉を摘んで綺麗に洗って…沸騰したお湯に入れると…赤い色素が抜けて青い葉っぱに…お湯は色素で赤紫蘇色に…しその葉を乾燥・保存しておいて、紫蘇ジュースは年中作るのでクエン酸は５００ｇの大きい瓶で常備。これを５０ｇの小瓶に取り分けておいて、紫蘇ジュースを作る。それに箱には、紫蘇ジュースの作り方も書いてあるので、一石二鳥…鍋に氷砂糖を入れて溶かして、クエン酸を加えると…ご覧の通り、パッと｢くれない色｣に…一晩おいて冷めたらペットボトルに詰めて冷蔵庫へ…ポリフェノールたっぷりの赤ワインに加えて飲むと、美味しいですよ。紫蘇ジュースの作り方の例材料：赤紫蘇の葉・・・・・４００ｇ　　　砂糖・・・・・・・・１Kg　　　クエン酸・・・・・・２５ｇ　　　水・・・・・・・・・２リットル１．鍋に水を入れ、沸騰したら、よく洗った赤紫蘇の葉を入れ、　　再び、沸騰したら火を消し、冷まします。２．赤紫蘇の葉を良く搾って取り出し、煮汁に砂糖を加え、　　再度、火にかけて溶かします。３．あら熱がとれたら、クエン酸を入れ、よく混ぜると、　　紅くなり紫蘇の色素がはなやかになります。４．冷めてからガーゼなどでこし、冷蔵庫などで　　よく冷やしてうすめて飲みます。●酸味や甘味は好みで、　砂糖やクエン酸の量を加減してください。●私は、甘味を抑えるために、砂糖の代わりに、　氷砂糖を使っています。紫蘇を摘み取ったあとの軸だけの紫蘇。でも畑には、まだまだ沢山ありますよ。美味しい紫蘇ジュースが沢山つくれますよ。氷にしてかき氷にしても美味しいでかなぁ～。それと、そろそろ、梅干も…色素が抜けて青くなった赤紫蘇の葉っぱは、生ゴミ堆肥ステーションへポぉ～イ。しその葉を乾燥して保存しておけば年中、しそジュースが作れます。菜翁が旨さんは、年中しそジュースを作ってペットボトルに入れて冷蔵庫で冷やしておいて、ポリフェノールたっぷりの赤ワインを割って毎日飲んでいます。赤わいんを増量したみたいで、ちょっぴり嬉しい気分まで味わっています。

  2015.07.27

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• 妻のいぬ間の食材(小松菜・ホウレンソウ)の下ごしらえ

  今日は、妻のデイケア日である。デイケアつまり通所リハビリステーションへ通う日である。わが家もご多分にもれず、老々介護の宅である。デイケアはデイサービス（通所介護）とは、また、異なる介護サービスである。ここは、詳細を述べる場ではないのであるが、この違いは、老若を問わず知っているといないのでは、将来訪れるかもしれない時の選択の参考に違いが出てくるやも知れない。これはさておき、今年は小松菜とホウレンソウの育て方を大幅に変えた。今までの何十年も続けていた、何回も間引きをして、大株を育てるという手間のかかる育て方を、スッパリと捨てたのである。ホウレンソウなどは、一株が手足を広げた松葉かにに負けず劣らずの大きなものに生育していた。小松菜なんぞも、４０～５０センチもの背丈になるほどの大株であった。さぞ強（こわ）くてとても食材になどならないであろうと思われるような、こわ（強）もての野菜に育てていたのだった。それが、湯がいて、調理して食べる際には、ごっつい感じも太い茎でも、見かけによらず柔らかいのであった。ホウレンソウはもとより、とくに小松菜は、沸騰しているお湯の中に菜箸などで押さえ込む折にもどかしくなってついつい手を出したくなることもしばしばで、まかり間違えば、お湯でやけどをする怖さがつきまとうのであった。もう、老人のする作業ではなくなったのである。いやいや、若人でも同様であろう。ましてや、何回にも渡っての間引き作業のような手間と暇のかかることにも野菜作りの楽しさを通り越して、しんどさを覚えるようになって、ストレスを感じるようになる前に、育て方を大幅に変えるほうが得策であったのである。で、今年は９０センチほどの畝に三条播きにして播種した後は、化成肥料と硫安を施肥することと、簡単な中耕と土寄せを、それぞれの生育の様子を見ながら適宜行うだけにしたのであった。つまり、播種した時の密集したままで収穫まで生育させるのである。収穫は、食材として必要になる都度、端から釜で刈り取って、傷んだ外葉を外しながら畑用の包丁で茎を切り落とし、土落としの水洗いをして、そのあともう一度水の中で野菜全体を洗うのである。このときに、野菜に付着しているゴミやナメクジなどの虫も落とせるのだ。しかし、しっかりと野菜に食らいついている虫どもは、湯がくときの熱いお湯でやっと落とせるのである。せれでも、根元の茎の間にはまり込んである死骸は、湯がいた後の水洗いで、一本一本丁寧に根元の茎を広げながら死骸を洗い落とすのである。それでも残った死骸は、気づかなければ胃袋の中に納まることもまれにあると思う。しかし、農薬を使っていない我が家の菜園で育った、生まれも育ちも分かっているので、胃袋の中に納まったとしても、害にはならないのである。ましてや、ナメクジなんぞは、黒薬にしたり、生きたまま砂糖にまぶして食べるとよい、などといわれている民間薬の原料である。オｴーッ、オｴーッして戻すのはもったいない！

  2015.02.23

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  岩津ねぎ、そして青野菜でサラサラ血液

  岩津ネギという料理研究家の土井勝氏（1921・1・5– 1995・3・7 ）が、白根だけでなく青葉も美味しく食べることができ、柔らかくてまろやかさが冬場の鍋料理に良く合うと絶賛したねぎがある。この岩津ねぎは、関東の根深ねぎ（白ねぎ）と関西の葉ねぎ（青ねぎ）の中間種で、青い葉の部分から白い根の部分まで、余すところなく食べられのが特徴である。また、直径が４～５センチほどの肉厚の太い岩津ねぎの白根の部分を焼きネギにしてあつあつのままほおばると、口の中でとろけるようなとろ～りとしてジュ～しいな、なんともいえない甘～い独特の風味が口の中でいっぱいに広がり、岩津ねぎの旨さをたっぷりと味わうことが出来る。石油ストーブなどの直火で、アルミホイルなどに包まずに白根をむき出しで焼いて皿に乗せて、真っ黒に焦げた一皮を割り箸で強く挟めば中味がするりと抜け、それを口の中をやけどしそうになるほどのあつあつのものをタレなど使わずにそのままほおばって食うと、岩津ねぎの旨さをしっかりと味わうことができる。さらにまた、白髪ねぎにして、水にさらさず、そのまま刺身で食べても旨い。剣山でしごく、というお手軽な白髪ねぎの裁き方もある。この岩津ネギは、江戸時代に生野銀山で働く人々の冬場のビタミンＣを含む栄養源として栽培され始めて、今では下仁田ネギ、博多万能ねぎとともに日本三大葱の一つと言われるようになっている。産地は、氷ノ山の東の中国山脈の日本海側の山腹を少し降りた朝来市の岩津という雨や雪の多いところである。※ 　　※　　　※岩津ねぎは、青い葉の部分をもおいしく食べることが出来るが、岩津ねぎはもとより、野菜の青い色というのは葉緑素で、この葉緑素というものは、血液の素である血色素と化学構造式が非常によく似ているということだ。説によれば、どちらもピロール核というものが四個あって、その真ん中にマグネシウム（Ｍｇ）が一分子入っているのが葉緑素で、マグネシウムに代わって血液の赤い色素、鉄（Ｆｅ）が一分子入っているのが血色素（ヘモグロビン）であるいうことだ。植物の葉緑素と人間のヘモグロビンの違いは、中心の元素がマグネシウム（Mg）であるか、鉄（Fe）であるか、だけの違いである。葉緑素が身体の中に入ると、ピロール核のマグネシウムが鉄と入れ替わって真っ赤な血色素になる。従がって、太陽の光をたっぷりと浴びて育った葉緑素の多い青野菜をたくさん食べることにより、血色素が沢山作られてサラサラの正常な血液が増えるということになる。ところで、鍋には白菜、トンカツやフライ物には、キャベツが多用されるが、これらの結球野菜は自分の葉っぱに包まれて育っているので、太陽の光をたっぷりと浴びて育ったとは云えず、従がって葉緑素も非常に少ないので青野菜とはいえないのである。血液をサラサラと流れやすくするためには、微アルカリ（Ｐｈ７．４）に保つことが大切である。そのためにも、青野菜をたっぷりと食べることが大切であるといえる。青葉もたおいしくっぷりと食べられる岩津ねぎの良さがこのあたりにもある。わが家では、自家圃園で無農薬栽培した大根やかぶらの葉っぱの虫食いの少ない内側の柔らかくて旨そうな部分も、一度湯がいてから細かく刻んでわかめなどとともに、毎朝のみそ汁の具材にして、葉緑素を身体にとり込んでいる。知る人ぞ知る！幻の日本三大葱岩津ねぎ 産地直送 朝来特産 訳あり 2kg【送料無料】価格：1,900円（税込、送料込）

  2014.12.10

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• ニンニクの植え付け

  そろそろ、ニンニクの植え付け適期になった。ニンニクは、多肥を必要とし、有機肥料がよい。そして、乾燥防止に注意すれば、わりあいと作りやすい作物である。わがやでは、わりあいとニンニクをよく食す。第一に、ニンニク醤油を作ってテーブル・ソースとして毎日利用している。ニンニク醤油は簡単に作れる。数かけらのニンニクをスライスしてインスタント・コーヒーなどの空き瓶に入れて醤油を注ぎこんで、半年ほどキッチンの片隅でねかせおく。そのご、醤油差しに移して食卓上に置いておく。ただ、これだけでよい。年中使うには、にんにくを収穫したあとなら、複数の空き瓶を利用して一年分を作り置きしておけばよい。また、糠床に入れておけば、２，３カ月ほどで美味しく食せるようになる。しかも、糠床の漬け物もニンニクのエキスを吸いこんでいるであろう。さらには、おろしニンニクを作って瓶に入れて氷温室で保存しておいて使うのもよさそうである。マグロの刺身などは、ニンニク醤油におろしニンニクをたっぷり加えた付け汁で食すと美味しいものである。などなど・・・いろいろ便利なものである。近頃のニンニクは、所謂、ニンニク臭が殆どしないので、広くいろいろ利用できる。自家菜園やプランタンでも比較的簡単に栽培できて、あると便利な野菜のひとつであろう。

  2014.09.23

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  冬野菜準備たけなわ

  冬野菜の種まき・定植たけなわの季節である。今年は暑い夏並みの初夏や、梅雨の様な夏だったり、土砂崩れが各地で発生して不幸な出来事が多かった夏であった。当地でも冬野菜が短時間ではあったが豪雨に見舞われて、菜園で泥水に浸かって水浸しの被害に遭う圃場も多々あった。幸いわがやの圃場は、畝は水に浸からなかったので、かろうじて既に種まきや定植を終えた野菜は水浸しに遭わなくて助かった。しかし、白菜などは葉っぱにどろが付着して生育に影響があるだけでなく、病気に襲われる恐れがあった。バケツに綺麗な水を汲んで、白菜の葉っぱの裏側を一枚一枚洗って回った。例年、台風に見舞われた時も同じようにやっているので、手慣れた作業ではあったが、本来なら、余分な作業である。こんな作業のことを考えると、天候不順の折など、野菜が高騰している、などとニュースをみても、それでも野菜はほかの食品に比べれば安いものだと思える。なんせ、野菜の価格のなかの人件費には労働基準法の適用が殆ど無いに等しいからであろう。『丹精をこめる』という言葉があるが、これは、それぞれの家庭において、子供たちや、孫たちや、老父母の為であればこそ、の言葉であるようである。なんせ、人件費ゼロであるにもかかわらず、手間暇かけるのだから・・・しかし、なかには、商品である野菜にも、お得意さんのために、手間暇かける人達がある。このような生産者の野菜を、食せる機会がある人達は、まことに持って、幸せであろう。なんせ、農薬などの薬害の少ない野菜を食せる機会があるのだから・・・そして、これこそが、自分や家族の健康をまもる最善の方法であろうから・・・である。大規模データを活用した疫学調査が出来るようになれば、その時はじめて、証明されることであろうと思う。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。

  2014.09.19

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• 我が家の食品期限切れ問題雑感

  我が家でも、食品の期限切れが、ちょくちょく発生している。先日も、冷蔵庫の野菜室で保存して置いていたゴーヤーを、茹でて冷ますために水に晒してキッチンに放置したおいたものを、そのまま忘れていた。翌日の夕方、気がつくと色がいつもと違って少しよくないようだったので、もう一度湯がけば大丈夫だろうとおもって、湯を沸かして湯がき直ししていると、ゴーヤーを入れて沸騰しはじめると、いつもと違っ様子の泡がたくさん出てきたのだった。佃煮などを作るために煮つめるときにでてくるような感じの泡の出方であった。鍋の上の匂いを嗅いでみると、異臭がし始めているような匂いであった。腐敗が早く進んだ原因は、冷蔵庫の野菜室で保存して冷えた生のゴーヤーであったこと。　　　　湯がいて水につけたまま、放置する時間が長すぎたこと。などであろう。暑い夏は、ほんの少しの油断で、予想外の早い時間で食品の腐敗は進むものである。自分が食品犠牲者にならないためには、常ひごろから五感を磨いておくことが最も大切なことのようであろう。＊　　＊　　＊c/f・悪臭防止法・『臭気強度』人間の感覚を6段階で下のように数値化したものです。　　0　：　無臭　　1　：　やっと感知できる臭い（検知閾値濃度）　　2　：　何のにおいであるかわかる弱いにおい（認知閾値濃度）　　2.5：　2と3の中間　　3　：　楽に感知できるにおい　　3.5：　3と4の中間　　4　：　強いにおい　　5　：　強烈なにおい　　悪臭防止法では事業所の敷地境界線において、この数値の2.5～3.5について規制基準値が定められています。・特定悪臭物質（抜粋）　　アンモニア：し尿のようなにおい 　　メチルメルカプタン： 腐った玉葱のようなにおい 　　硫化水素： 腐った卵のようなにおい 　　硫化メチル：腐ったキャベツのようなにおい　　トリメチルアミン：腐った魚のようなにおい　　アセトアルデヒド：刺激的な青ぐさいにおい　　ノルマル酢酸： 汗臭いにおい 『特定悪臭物質』悪臭防止法（1971）第2条に基づいて指定される「不快な臭いの原因となり、生活環境を損なうおそれのある物質」で同法施行令により指定されている22物質。 　　　都道府県知事が指定した地域では、これらの物質について敷地境界における濃度等が規制される。　＊　　＊　　＊そういえば、もう、何年も前のことであるが、たまに買う「たこやき屋」に立ち寄った時、足元に落としたタコやき一個を拾ってズボンで汚れを落としてパックに戻していたのを目撃してからは、その店では買わないことにしたことを思い出した。外部の人の目が届かないところでは、人の心とは、こんなものなのだろうか？　

  2014.07.24

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• 大麦と半割大豆の姿のままのもろみの漬け込み

  味付けのりの入っていた瓶を使って、昔ながらの大麦と半割大豆の姿のままの防腐剤の入らないもろみを漬けこんでいる。一袋８００ｇ入りの「もろみの素」が手に入ったのである。店に行けばいつでも手に入る、というしろものではない。人づてに話を聞いて、その店に行ってみたが、今は「無い」し、いつ入荷するかはわからない、ひょっとすると今日このあと入荷するかも・・・ということであったので、入荷したらすぐに電話をもらうことにしてその日は帰宅した。数日待ったが、なかなか電話がなかった。こちらから電話をいれてみようか、と、思いながら、ついつい、忘れかけていた、十日ほど経ってから、今、入荷しました。と電話がはいった。すぐに車で飛んで行った。「もろみの素」は一袋８００ｇ入りで７６０円であった。大麦と半割の大豆を蒸して冷ましてもろみ麹を混ぜて発酵させたものであった。帰宅して早速、このもろみ麹を丁寧にほぐしてガラス瓶に入れて、濃口醤油６００ｇと本みりん４００ｇを加えてよくかき混ぜてから日向において、毎日朝夕二回、よくかき混ぜるのである。ほぐした手の指先は、もろみ麹菌が付着して黒くなっていた。最初の数日は、かき混ぜると醤油のにおいや麹のにおいがしていたが、数日するともろみらしいにおいが瓶のなかから漂ってきだした。こうやって、一週間ほどで、大麦と半割大豆の姿のままの昔ながらのもろみが出来あがる。生姜（土生姜ではなくて、今が旬の生生姜）やなすやきゅうり（親指大位の太さのまだ花のすぼみが残っているくらいのきゅうりが旨い）を刻んで加えても美味しい。出来あがったもろみを早速、炊きたてのごはんに乗せて頂いた。もろみだけで、何杯でもごはんが食べられそうであった。自家製であるので、市販のもろみのように防腐剤など一切使っていないので、このもろみがあれば、猛暑の夏でも、食欲が落ちることはなさそうである。サラダの美味しいドレッシングにもなりそうである。上戸の人ならおさけの肴にも充分にいける。ちなみに、このもろみの素が手に入るのは、夏場だけだそうである。

  2014.06.25

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• 完熟いちご

  いちごが熟成中である。自家製の完熟いちごの味は、絶品である。、しかし、残念ながら、家庭菜園での自家製の完熟いちごは、残念ながら夢のまた夢である。ひよ鳥やら、いたちやら、はてはヌートリアなどの野生の鳥獣どもの格好の食材になってしまうのである。これらの鳥獣害どもの被害を防ぐためには、並々ならぬコストと手間と暇がかかるのである。よほどの趣味・趣向でもなければ、完熟のおいしいいちごの収穫にはほど遠いようである。しかし、である。発想の転換、という言葉があることを思い出したのだ。店頭に並んでいるいちごと同程度の新鮮な完熟いちごであれば良しとすれば、簡単なことである。と、気がついた。これならば、鳥獣どもの被害にも、現に、遭わないで済んでいる。そして、今、これを実践して、実際に、鳥獣どもの被害からも縁が遠のいている。Continued.

  2014.05.19

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  無農薬ｷｬﾍﾞﾂ&倍採りﾌﾞﾛｯｺﾘ

  春キャベツが圃場で成育中である。その近辺を蝶のつがいがヒラヒラ楽しげにと舞っている。「上になったり、下になったり、蝶はいいなぁ～。」なんてしゃれこぼしていたのは、梅新（大阪・梅田新道）の洋酒喫茶のカウンターの前であった。あった、ということは、彼女のいない独身のころでもう、半世紀以上も前の頃である。そのころの子孫の蝶かどうかは知らないが、色気もしゃしゃ気も無くなった圃翁の目の前でこれみよがしに舞っているのだ。毎日々々水を遣り、肥料を遣り、丹精を込めて箱入り娘を育てるようにしていた柔らかくて歯ごたえのある春キャベツの姿が、こうなっていた。圃場の青虫を捕えて集めてふきんで絞れば「無農薬キャベツの青汁」が飲めそうである。こんな、虫食いのキャベツの外側の葉っぱでも、一度湯がいてロールキャベツやモツ鍋の具材などの、美味い安全な食材にすることが出来るのである。その脇では、一本の茎から二個採るための「倍採りブロッコリ」が順調に飼育中である。こんなところにも、野菜作りの楽しさ・面白さを味わうことが出来るのだ。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2014.05.14

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  今が旬：つわぶきの新芽の佃煮

  つわぶきは、鑑賞・薬用・食用三拍子揃ったつわもの わが家の前栽につわぶきが群生している。そして今、新しい芽が噴き出している。 １０月から１１月にかけて真っ赤な実がついたセンリョウのすぐ脇で、ひときわ目立つような鮮やかな黄色い花が咲く。つわぶきは、葉っぱや茎は　民間薬として、打撲　しもやけ　火傷やけど・中毒・歯痛などに良く効くそうである。そのつわぶきが、今、芽を出し始めている。その、つわぶきは、食用にもなると、昔、母から聞いていたことを思い出して、調べてみると、確かにいろいろなレシピを見つけることが出来た。そのなかで、簡単で、確実に食用出来そうなものとして、佃煮を作ってみた。 新芽の中で、食用にする茎が柔らかい、葉が開きかけか開いて間のない物を選んで刈り取って葉を落として、水の中で茎をすごきながらうぶ毛をしっかり取って、４，５センチ位の長さに切って、柔らかくなるまで４，５分間ほど塩ゆでにする。そのままでも食べられるが、これを醤油・砂糖・みりん・酒などで好みの味付けで佃煮にすると、尚一層美味しく食べられる。 茎を刈り取ってから、３０分程の時間で出来上がってしまうほど、簡単である。 今は、菜園の野菜の端境期だから、つわぶきの新芽の佃煮は、余計に重宝する野菜料理の一品であり逸品でもある。 佃煮なので、晩酌のよき友でもある。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2014.04.12

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  「消費税増税を乗り切る倍採りブロッコリの植え付け

  倍返しならぬ「倍採り春ブロッコリ」を植えつけた。圃翁たいぞ～さんは、毎年のことであるが、春に植えつけるブロッコリは、一本の苗から二本の茎を育てて、ブロッコリの倍採りをしている。この手法を活用しているものだから、「倍採り春ブロッコリ」に関していえば、消費税３％アップの影響は充分に吸収して余りある！そういえば、スーパーなどへ行った時には、時折、野菜売り場に立ち寄って価格をながめてみるのだが、こんなものがこんな値段！、なのか、と驚くことが多い。ブロッコリなど人気の高い野菜ほど、驚きも大きい。このあたりのことも参考にしながら、孫達にも人気のブロッコリを植えつける数を増やすことにした。いくらやたらこは魚の卵であるが、ブロッコリは、いわば野菜のたまごであり、孫達のみならず、老人にとっても食してベターなものなのである。ブロッコリ（芽花やさい）は、イタリアン・ブロッコリまたはアスパラガス・ブロッコリともいわれ、緑色の花つぼみをつけた花梗部をそのままアスパラガスと同様にして食べる。エネルギー、たんぱく質、糖質、カルシウム、鉄、カロチン、ビタミンＡ（効力）、ビタミンＢ１，ビタミンＣなどは、芽キャベツ（結球葉）と並んで他の野菜に比して全体的に栄養分が多く含まれている栄養価が高くて食味の良い野菜である。ブロッコリは作りやすくて、頂部のつぼみ（頂花蕾）を収穫すれば側枝が次々と出て、先端につぼみ（側花蕾）ができるから、これも順次切り取って食用に出来るので、家庭菜園にも適した野菜である。キャベツの倍採りは、まだ難しいが、収穫後の残りの葉の脇から出るミニキャベツが僅かな数であるが採れることがある。＊ 　＊　　＊倍採りブロッコリの育て方のポイントは摘芯の時期にあり、本葉４，５枚の頃に摘芯をして脇芽を出させる。摘芯後に数本の脇芽が出てくるので（摘芯が早すぎると１本しか出てこないので、摘芯は遅いほうがよく７，８枚のころでも可。とくに苗を買って移植した場合には勢いよく成長が始まってから摘芯することが望ましい。）成育のよい脇芽を２本残して育てる。余分の脇芽が次々と出てくるので、こまめに切り取ることが必要であり、成育させる２本の脇芽の茎の勢いが出てきたころに根元の周囲にたっぷりと鶏ふんなどの追い肥を施すことも大きな花蕾に育て上げて倍採りブロッコリに育て上げるための大切なポイントである。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。

  2014.03.25

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  胡麻：薬効は婦人外陰部のかゆみや不老長寿など

  胡麻は種子の色によって、黒ごま、茶ごま、黄ごま、白ごまなどに分けられる。白ごまは収量は少ないが品質は良く、小粒で含油率が高く、黒ごまはその逆である。製油原料のほか、製菓用やごま塩などに用いられる。胡麻は、圃翁たいぞ~さんが幼少のころには、わがやもご近所も、大抵の家で栽培していたものである。実がはじける寸前に刈り取って丁寧にゴザの上に新聞紙を置いてその上で乾燥させていた。米や麦はむしろの上で乾燥させていたが、粒が細かく貴重な胡麻はゴザを敷いてさらにその上に新聞紙を敷いてその上に広げて乾燥させていたものである。油を絞れるほど沢山は栽培していなかったが、自家用で炒りごまなど和え物で使う分には十分な収量はあったようだった。食用油は、菜種を栽培して絞って、菜種油にして使っていたのである。ごまは、食品成分表によれば、可食部１００ｇ当たり、カルシウムは１，２００ｍｇ、鉄９．６ｍｇ、ビタミンＢ1が０．９５ｍｇということである。箸は、ごまを一粒ずつ掴める箸が使いやすい箸だそうである。もっとも、近年は、ごまどころか、米粒、いや、大豆すら掴むことが出来ないような箸使いの人が増えているようにも見受けられる。「和食の徒」として、せめて米粒くらいは箸で掴めるようにしたいものである。＊ 　＊　　＊ごまの民間薬としての薬効は、滋養強壮・結膜炎・ものもらい（麦粒腫）、耳癤（外耳道のはれ）、指のはれ（瘭疳）、乳汁不足、のどのはれ、のどのつまり、婦人外陰部のはれ、しらがの予防、ひび、しもやけ（凍傷）、歯肉炎（歯ぐきのはれ）、痔核（いぼ痔）、毒虫刺され、魚・貝の中毒などだそうだ。例えば、滋養強壮には、毎日の食事のときにいろいろ料理して食べるとよい。　　　　婦人外陰部のはれには、ゴマを噛みつぶしてつけるとよい。　　　　イカ・タコ・貝などにあたって苦しむときにはゴマ油を飲むとよい。など、である。＊　　＊　　＊不老長寿には、上等の黒ゴマを炒ってからすりつぶしてはちみつとみそでねってバターのかわりにパンにつけるとよいそうだ。＊　　＊　　＊「ゴマかす」という言葉があるように、「ゴマ」は古来から貴重な食品のようである。黒ゴマのなかには、色素を用いて黒くしているものもあるようだから、ゴマかされないように注意が肝要であろう。参考文献漢方と民間薬百科　昭和50年5月20日第14制発行（大塚敬節著）主婦の友社　　　　　　　　　（「制」は「刷」の誤植と思われる：たいぞ～さん注）図説食品成分表（岩尾裕行・福場博保編）よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2014.03.21

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  春の和食のかおりは、土の中から漂ってくる・・・

  富有柿の木の下で、ふきのとうの芽が吹きだしてきた。ふきみその香りが漂ってくるようだ。楽天レシピの『蕗の薹の人気レシピは』　　209品あちらこちら、歩きながら足元を見てみると、もうつぼみすら脹らんでいる。そのそばでは、三つ葉も負けじと芽を出し始めていた。かつおだしのおすましの蓋を開けた時の香りが漂ってくるようだ。楽天レシピの『三つ葉の人気レシピは』　　3,378品もう春は過ぎ去ってしまうのかとさえ思えるような温かい日があるかと思えば、突然の寒波襲来かと思えるような日があり、日々の暮らしのなかでタンスの引き出しの開け閉めに追われている日々の中でも、日本の自然は、土の中で静かに、静かに、そして少しずつ、少しずつ、「和食」の香りを春めかせていたのだった。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2014.03.07

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  簡単・安直なじゃがいもの植え付け

  じゃがいもの植え付けを終えた。圃翁たいぞ~さんのじゃがいもの植え付け方法は、いたって安直で手間いらずの方法である。それを知ってか知らずしてか、ジャガイモも心得たもので、ものの本などに書いてあるようなキチンとした植え付け方法にも負けず劣らず収穫量には遜色がない。じゃがいもは土質はあまり選ばないが、赤土の乾く畑でおいしいじゃがいもが採れる。連作を嫌うので、３~４年の輪作にする。ほうれんそうの間作やカボチャとの混作なども面白い。栽培のポイントは、（１） 発芽直後に、遅れないように硫安を１平米当たり４０ｇを追い肥すること。（２） 芽数が多いとイモの数は多くなるが、イモの肥大が悪く大きさも不揃いになるので１~２本残して芽かきをする。圃翁たいぞ~さんは自分自身の経験を踏まえて１本だけ残して芽かきをしている。さらに、芽かきは、引き抜くときに芽かきする芽の茎が途中から切れないように確実に根元のイモの表面から抜き落とすことであり、芽かきの際には、片手で軽く土を押さえつけて土中のイモが持ち上がらないように留意する必要がある。（３） 土寄せも重要である。じやがいもは、種イモから伸びた芽の茎の途中からつるが伸びてその先にいもがつくので、第一回の土寄せは、発芽直後に追い肥を施し覆土を兼ねて土寄せをする。第二回目の土寄せは草丈が３０センチくらい伸びたころに充分な土寄せを行う。土寄せが十分でないと、いもが土中からはみ出してマルチの下でも日光に晒されて表面が青くなってしまいやすい。ほかにも、いろいろ沢山の栽培のポイントがあるようだが、上記の３点をしっかり守った上でのその他の栽培ポイントである。で、圃翁たいぞ~さんのいたって安直で手間いらずのじゃがいもの植え付け方法とは、次のような方法である。まず、植えつける畝は、毎年、白菜を収穫し終えた畝を利用している。白菜は５０センチ間隔の穴を開けた黒マルチを使用しているので、じゃがいももそのマルチを利用して５０センチ間隔で植えつける。これによって、考えることなく自然に輪作が出来ているし、いもの芽が噴き出したときにマルチに穴を開ける手間が省けるし、ましてや見落とすことも無なくなる。種いもは、毎年、２等分だけにすることにしているので、それに見合う大きさのものを、マルチ穴の半分の数だけ購入することにしているので、過不足がなくて無駄がない。畝は白菜の後のマルチを一旦あげて、ちょうながでかじいて畝を割って、石灰と鶏糞をかじき込んで、さらに畝の両側をかじく。マルチングしていた白菜の収穫あとの畝だから畝の土が柔らかいままなので、わざわざ耕運機を使う必要がないために翁の手作業での耕運でも十分にテコに合う。種いもは、芽のある位置を確かめながら半分に切って、切り口に風呂の釜戸の灰を塗りつけて、切り口をが乾いたものから順に移植ごてでマルチ穴の土を１０センチほど掘り出して、種いもの切り口を下側にして穴の底に埋めて、掘り出した元の土を埋め戻す。種イモの植え込みが終えた後、種いもを植え込んだマルチの穴が雨に打たれないように古いマルチなどで塞いで、マルチが風で飛ばされないようにマルチの上に丸太などの重しを置いて植え付け完了である。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2014.02.26

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  天然の冬野菜の心得

  野菜の心得？このたびの大雪でハウスの野菜がハウスの倒壊を含め、テレヴィでの大被害のニュースが放送されている。そして、野菜の価格の高騰すら報じられている。本当に、野菜の価格は高騰しているのだろうか？マーケットが望む大量に流通しやすい野菜だけが高騰しているようにも思える。現に、流通に乗りの食い姿・形の野菜や、農薬の少ない虫喰のあるる流通の乗りにくい野菜などは、二束三文である。と現実にわがやの菜園では立派な野菜が自然のなすがままに、そして、月日の経過の摂理に従ってのなしがままの衰えをみせ始めている。でもしかし、現に消費者は、農薬をいくら使おうと見栄えのよいそして、安くて大量輸送の易い野菜を求めているのだ。これが、今の経済での大衆の求めている現実であろう。政府も日銀もそれに拍車をかけて望んでんでいる、現実であろう。いや、政府・日銀といえども、今の国民が望んでいるからこその政府・日銀でもあろう。国民の義務としては、彼らに希望を託してこそすれども、期待はしないことであろうか？厳寒の冬の野菜が教えてくれた和食の主役の野菜と日本人とのかかわりの本質の生きざまの一端であろうか？。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2014.02.18

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  玉ねぎは元気を呉れる滋養強壮野菜

  圃翁たいぞ~さんの圃場では只今玉ねぎが成育中である。成育中とはいっても、まだ、苗が活着して曽根（ヒコ根）が伸び始めたばかりである。この辺りでは、１０年ほど前に下水道が完成したが、それまでは、丁度この時期の玉ねぎには、下肥をたっぷりと施していたのである。冬場の乾燥期であるこの時期の玉ねぎには、追い肥とともに潅水が必用な時期なので、下肥の施肥が適していたのである。その上、肥え壷も空っぽに出来るので一石二鳥の生活の知恵でもあった。肥え壷といえば、京野菜も、近郊の農家の人たちが、京の都に住むお公家さん方の家々から下肥を頂いてその下肥で育った圃場の野菜をお礼に献上して持ちつ持たれつの地域の生活の知恵を働かせていたのであり、現代でもそののころからの香しい圃場で育った野菜が京野菜と呼ばれているのである。というのが、たいぞ~さんの独断と偏見にもとずく見解である。話がそれてしまったが、玉ねぎななどもマルチングすることによって根もとの乾燥を防ぐことが出来ることは有難いものである。ただ、追い肥の施肥が、ばらまき出来ないので、マルチングの穴の間から玉ねぎの根もとに一本々々施す手間があるのは、やむを得ないことである。玉ねぎというものは、野菜のなかではなかなか勢いの強いものである。なんせ、定植するときに余った苗を畝の肩にマルチングを裂いて簡単に差し込んだだけの苗でも一人前の玉に成長するのである。まことに、滋養強壮野菜であることを見事に見せつけてくれるのである。今風の言葉でいえば、『元気を呉れる野菜』の一つであろうか。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2014.02.12

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  健康にんにくパワー！

  健康にんにくパワー！・・・テレビのＣＭでよくお目にかかるフレーズですね。たしかに、にんにくには、他の食材には無いパワーが秘められているようです。わが家では、キッチンの生ごみ廃材パワーを利用して『生ごみ堆肥ステーション』でニンニクや自然薯を育てています。にんにくの生育には腐食に富む粘質土壌土が適しており且つ乾燥を嫌い、酸性土壌では生育が悪いので、水分の多い圃場である我が家の『生ごみ堆肥ステーション』をＰＨ６．０位に土壌改良してにんにくに最適の圃場にして育てています。にんにくは連作可能であるので、この生ごみ堆肥ステーション』を複数基作って、毎年一基ずつ、土を畑に返して、空になったステーションに生ごみや畑の草などを投入して腐敗させて新たな土作りから始めて繰り返し使用して効率的に運用しています。そういえば、１９６４年の東京オリンピックのために、各地から出稼ぎにきていた人たちが口々に「東京の土は死んでいる」と言っている、という話を耳にしたことがありました。一度死んだ土を生き返らせる事は時間がかかり大変困難なことです。農耕民族であり、和食の民である日本人にとっての土は、何でもないようで、簡単には作れない貴重なものなのです。「一円を粗末にする者は一円に困る」という言葉がありますが、「土を粗末にする者は、土に困らせられる」と言っても過言ではないでしょうか？実際、田舎では、圃場が道路とは宅地などに転用される場合には、必ず圃場の「うわ土」を取り除いて別の圃場に移されています。それほど、手を加えてはぐくんで育ててきた圃場の土というものは、貴重なものなのです。日本の圃場の土こそ、「和食；日本人の伝統的な食文化」の礎であろう、と、わが家の『生ごみ堆肥ステーション』の土作りから考えさせられました。　　　　　園蔬と戯れるありふれた田舎の日々を過ごしている圃翁・たいぞ～さん　　　　「蔬食」とは…自然から得られる資糧によって自活する「食」よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2014.02.03

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  糠床で漬ける簡単沢庵漬け

  わが家では、縦が３０ｃｍ、横が１５ｃｍ、深さ７ｃｍほどのタッパーの糠床で、夏は冷蔵庫に入れて、年中糠漬けを漬けこんでいる。勿論、圃翁の圃場で採れる園蔬ばかりを漬け込む糠床である。この糠床で、簡単に本格的な沢庵漬けもできるのである。漬けこみ方は、いとも簡単である。知れば、なぁ～んだ、と、コロンブスの卵であろう。さて、その方法である。先ず長大根を一本、圃場で抜いて、洗い場で土を落として、さらにきれいに洗う。そのまんま、２，３日日陰において、水を切る。そのあと、茎と尻尾を切り落として、１５程度の長さに切り分ける。それを、大根の太さにもよるが、四つ割りなり、六つ割りなり、はては、八つ割りにする。その、割った大根の皮を剝く。それを、軒下などに吊るした竹籠などに入れて、一週間から十日ほどかけてしわしわになるまで乾かす。それを糠床に５，６日ないし十日ほど漬けこめば出来上がりである。糠床には、あらかじめ「沢庵漬けの素」を適量入れておけば、大根の甘みの深くて色よい本格的な沢庵として漬けあがる。剝いた大根の皮は、厚めにむけば、蛸ぼしにして味噌汁の具に加えると、これも、美味しい。また、切り落とした茎と葉っぱも味噌汁の具に加えることも出来るし、刻んでかゆに加えてもよいし、干して「干し葉汁」にしてもよいし、とにかく豊富なビタミン源として食せば良い。これも、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」と定義されて、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食；日本人の伝統的な食文化」のひとつと言ってもよいものであろう。「和食」とは、食べるのを憚るように美しく飾られた料亭の料理のようなものだけではないと思う。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2014.02.02

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  らっきょう

  らっきょうは面白い野菜である。まず、作付地の選択範囲が広い。砂地、赤土、ヤセ地などでも栽培できるのである。そこで、自家用の場合には、石垣のそばとか、柿などの木の根元など野菜作りの邪魔にならないところで、よく栽培される。このような場所で栽培される、ということは、勿論、生育期間が長いということともかかわりが有あるのだ。さらにまた栽培地を選ばないということで、連作が可能であり、それこそ、畑の周囲や、傾斜地、乾燥地…と、幅広い場所での栽培が可能なのである。なんと、それにもまして、１年に２度、分球するのである！定植は８月下旬から９月中旬ごろ。植え方としては、小球を作りたいときには、一か所に３，４球、大球を作りたいときには、一か所に１球を植えるとよう。また、浅植えすると分球数が多くなるが球が小型化する。深植えすると、分球はしにくくなって大球となる。覆土は土質によって異なるが、６ｃｍ程度とするとよい。植えつけ期から初冬にかけては雑草の発生が多いので、条間を軽く中耕して浅く土寄せする。生育適温は、２０～２３℃と言われ、３０℃以上の高温になると休眠する。低温には比較的強いが、厚さには弱い。＊　　＊　　＊気になる、分球を時期であるが、８月下旬に植えたラッキョウは、９月になると芽を伸ばす。そして、１０月～１１月に１回目の分球ができる。この、年内の分球は種球の大きいものほど多くなる。１回目に分球した球は、冬期に養分を蓄えて春の気温の上昇とともに２回目の分球を行う。１２月以降は寒さで地上部の生育は緩慢になるが、この冬期の肥料の効果がよくないと２回目の分球がすすまない。＊　　＊　　＊だとすれば、施肥がきになるところである。１平方ｍあたり・・・元肥は、苦土石灰４０ｇ、化成肥料５０ｇ。追肥は、硫安６０ｇを３回に分けて施す。追肥の時期は、発芽期、１０月中旬、２月上旬頃である。＊　　＊　　＊こうして、採れた自家製のらっきょうを漬け込むと、カリッとした快感ともいえるような匹敵するような食感を味わうことが出来る。＊　　＊　　＊よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2014.01.24

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  冬場のいちごの苗の手入れ

  昨年、収穫後に多収できたいちごの株を残しておいて、そこから伸びたランナーを仮り植えして、稲刈りの終わったころに、勢いのよい苗を選んで定植していたいちごの苗である。定植する時に、刈り取った稲藁を畝の中央に埋め込んでおいた。土の中で湿り気を吸って、冬場の乾燥気でもいちごの苗に水分を供給してくれるのである。ころ合いを見計らってマルチングをしておいたいちごの苗である。マルチングと埋め込んでおいた稲藁のおかげで、冬場でも勢いが衰えずに順調に生育しているのである。定植した時の古い葉を素手で、苗を痛めつけないように、丁寧にもぎ取ってやる。こうやって、新陳代謝を促しておくのだ。だから、といって、目に見えるような多収につながるという保証はない。しかし、手を抜けば、減収につながる可能性は大きいのだ。考えてみれば、人生にも、似たようなところがあるようにも思える。野菜を育てるということは、いろいろと実に面白いところが多いものである。田舎の日常生活のなかには、老若男女を問わず、自然の中から実に新鮮な人生の教訓を得るところが多いものである。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2014.01.11

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  厳冬の寒風に晒さらされて甘味を増す大根の蛸干し

  わが家の冬の風物詩：厳冬の寒風に晒さらされて甘味を増す大根の蛸干したこぼし。♪年々歳々飽きずに作る冬場の手仕事♪冬どり聖護院丸大根を薄切り・切り分け♪ベランダには年中張りっぱなしのステンの針金♪挟んで干して寒風に晒して今年も作る蛸干し大根♪飴色に乾けば水きりネットで分けて米袋に放り込んで♪年中使える和食の礎でもある保存食♪♪『切り干し大根』より厚みがあるので甘味も歯ごたえもたっぷりしっかり。♪柔らかい青葉も捨てずにみそ汁などに…♪ ♪厚く剥いた大根の皮も捨てずに切り分け蛸干しに♪これも乾かし水きりネットで分けて米袋で保存して♪こちらは年中毎朝の具沢山健康みそ汁の具の一品♪ 　　　 　　　　　　　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　 　　　 　　　 　　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　・大根は四季を通じて収穫されるが、特に冬大根には甘味があり、ブリ大根など、煮込み料理に適しそのおいしさは格別。・大根はエジプトや地中海沿岸が発祥の地と言われている。・日本では、大根はかっては８００を超す種類があり、今でも１００種ほどの地ダイコンが日本各地で栽培されている。・ビタミンＣが多く、葉の部分にも、ビタミン類やカルシウムなどの無機質が含まれている。・蛸干大根の残りの葉っぱも捨てるのはもったいない。・葉っぱを干して刻んでゆでて、おにぎり様に固めて凍らせておいて、茹で戻して味噌で溶く｢干し葉汁｣は、素朴でありながらビタミン豊富で身体も温まる。・大根の葉っぱは小さく刻んで、油炒めにするのも、手軽で美味しい。・葉っぱの部分を虫に喰われて捨てたくなるような白菜の白身の軸の部分も、もったいないので蛸干にして冷凍保存しておけば、年中みそ汁やインスタント食品などの具材にできる。※　　　※　　　※・大根は蕪や人参などと同様に連作可能な野菜のひとつで、種子はねぎや玉葱などと同じ嫌光性（日光の明るさがあると発芽しない）なので覆土を厚くし発芽まで覆う必要がある。　種子の寿命は白菜や蕪などと同じ２，３年であるので、買った袋の種子は無駄なく使い切ることが出来る。　それでもなお余った種は、菜畦の片隅で間引き菜専用として播種すれば、古くなって芽のでない種があっても困ることはない。※　　　※　　　※よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2014.01.01

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  冬野菜&猛暑後遺症

  白菜は順調に生育している。スーパーなどに並んでいるようなサイズには、すでに育っている。自家用なので農薬は使用していないので、食味は上々である。ただし、まだ霜がおりるほどの冷え込みがないので、白菜としての甘みはまだはいっていない。今年の夏は、猛暑日が多かったうえに、秋口でも日中の猛暑日が多い上に雨天も多かった。耕運の時期や移植の時期を逸っしたり・・・そのために、種まきから移植するまでの時期が例年に比べて微妙に難しかったようだ。わが家でも、雨天の谷間の少しじるすぎるが、かろうじて移植できるであろう１，２日の間に滑り込んで移植をすることができたので、今、ようやく、白菜を食することが出来ている。かぶらが思いがけなく大きくなっていたので、食してみた。やはり、猛暑日と冷え込みの強い日の繰り返しの異常気象の影響なのか、『年輪』が入っていた。いわゆる、筋である。本来のかぶらは、夏大根のような筋はないのだが・・・猛暑そして、異常気象の後遺症の多い冬野菜である。しかし、わが家の野菜は偽装ではない正真正銘品で農薬のない信頼性と安全性の高い特級品である。だいたい、レストラン等で使っている材料なんてものは、なんでもよい、味付けと盛り付けだけで客を満足させて喰わしている食い物である、とさえ心得ておけば、メニューなんぞにどう書いてあろうと、構わないのじゃないか、とも思える。無農薬で虫に食われた葉っぱの野菜なんぞそんじょそこらでは、滅多やたらに手に入るものじゃないのだから…値段は、店の名前に対するブランド料でもあろう。メニューに書いてある材料の名前と使っている材料が異なっていたとしても、それもその店のブランド料のうちだと思う考え方もあろうかとも思う。店を選ぶ客は、その店をまるごと気に入っているから、その店を選択しているのだろうから…そのかわり、気に入らなければ、二度とその店を選ばないだろうし…逆に、店も、気に入ってもらえる客だけに選んでもらえるように心がけているのだろうし…ま、お互い様…ということでしょうかね。個性豊かな店が沢山あることが、客にとっては、一番喜ばしいことである。同じようなメニューのレストランばかりでは、面白くもなんともない。プロヴァンスのレストラン「オーベルジュ・ドゥ・ラ・ルーヴ」( A YEAR IN PROVENCE By Peter Mayle ) のような店があってもよいのでは？よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2013.11.07

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  ざくろ

  今年も、隣のお宅からざくろをいただいた。・アケビと並ぶ秋の山の幸・ザクロ・種のまわりの赤身の果肉の上品な淡いほんのりとした酸味のある甘みは、人工の甘みでは味わえない極上の自然の甘みですね。小さじで一粒々々ほじくるように取り出して器に落としてから、同じスプーンですくって口に入れると、種のまわりの赤身の果肉の上品な淡いほんのりとした酸味のある甘みを、しっかりと味わえる。口の中の種を吐き出したあとも、しばらくのあいだ、このくちあたりにうっとりとすることが出来る。一個のあけびで何回も、これを繰り返しながら、しっぽりと自然のめぐみを味わえる。天高く馬肥ゆる秋に、お腹に張らないもってこいの自然の恵みである。残念ながら、ブランド品ではない。田舎の自然の中には、ブランドなんぞはない。すべてが本物で、ニセモノなんてない。ざくろの木にはざくろしかみのらない。あけびのつるにはあけびしかみのらない。ざくろの木に毒きのこがみのることはないのだ。だまされることなんぞ、ないのが、自然のめぐみである。「みのるほどこうべをたれる稲穂かな」自然のみのりは、豊作であればあるほど、頭が低くなる謙虚なものなのだ。かって、コンクリート・ジャングルと言われていた都会にはないうるおいが、田舎にはまだ残っていて、人が、人の道を誤らないように教えてくれるのである。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2013.10.25

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  国産品愛用

  最近の野菜の種子の袋の裏をしっかりと読んでみると、その種子の生産地は、フランスとかチリとかニュージランドとかアメリカとかイタリアとかデンマークなどと、その殆どが外国産であることが分かる。日本古来の『固定種』とよばれる種子はそれぞれの産地での長年にわたる交配によりその産地独特の味覚を持つ野菜が栽培されてきた。しかし、地球温暖化等の気候変動の影響を受けたり、不均一な形状等により大量輸送の流通になじまなかったり等々により固定種に代わって『Ｆ１種』が席巻するようになったしまっている。Ｆ１とは、生物学用語で、Fｉｒｓｔ　ｆｉｌｉａｌ　ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ　，交雑によって生まれた第一代目の子を意味し、日本語では「一代雑種」と言われている。このＦ１種は、常にそろった品質の野菜ができ、生育も早く収量も多く、生産農家にとっては栽培計画が立てやすく、歩留まりもよいというメリットもあるそうだ。種子の生産では、昆虫の媒介や風による花粉の飛来等による他品種との交配による雑種化を防ぐ必要があるので、単一の品種の純度を確保するための隔離が必要であり、それだけの広大な用地の確保が日本国内で確保することが難しいのが種子を外国で生産する大きな理由であるのが、現状でもあるようだ。種子の混雑の問題では、主として食用油加工用として輸入されているラウンドアップやバスタなどの除草剤耐性遺伝子を持つ遺伝子組換えナタネ（GMナタネ：セイヨウナタネ Brassica napus ）がある。この種子が運搬、加工等に伴ってこぼれ落ち、自然環境中で生育している可能性があり、これがあぶら菜科の種子との交配によりさらに拡散している心配もある。河川の河原などでものすごい勢いで繁殖している『菜の花』などは摘んで持ち帰らない方がよさそうである。『海外における日本向け種子の生産輸出状況については、実際に種苗生産・輸入の関係者以外にはほとんど知られていない』、ということだそうである。（参考：種苗安全保障確立のための調査・研究委託事業」社団法人 農林水産先端技術産業振興センター（ＳＴＡＦＦ） http://www.maff.go.jp/j/kanbo/tizai/brand/b_report/h21/pdf/genti.pdf）家庭菜園といえども、知っておくにこしたことはないようであろう。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2013.10.21

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  ２nd stageの冬野菜

  白菜、かぶら、大根（丸&長）といった、１st stage　の冬野菜は手もかからなくなって順調に生育中で、秋にもかかわらず真夏日などに惑わされていたが、ようやく秋めいてきてこれからは冬野菜独特の甘みが増してくれるであろう、と期待さなかである。白菜なんぞは、移植して間もない頃に台風の風に荒らされて、今年はもうダメかとさえ思っていたが、数日放っておいたが、台風の場合は、外側の大きい葉っぱはさんざんな目に遇わされているが、新芽は痛められていないので、一週間ほど経てば新芽がしっかりと出てきて見事に復活してくれるのである。虫に新芽を喰われてしまうと、復活の余地は全くないのだ。台風被害では農薬は必要ないが、虫害には時宜に応じた農薬がどうしても必要になってくる。わがやは、自家製野菜だけを作っているので、ピンセット片手に腰を折っての虫とりで無農薬野菜として、充分に間に合っている。さて、２nd stageの冬野菜、わがやでは、ミズナ、コマツナ、ホウレンソウ、ちんげんさいが生育中である。これらの野菜は、まだ２，３回目の間引きの最中で、間引きの毎の土寄せと施肥の楽しみ中である。この時期の施肥は、"やりすぎず"、"少なすぎず"、確実なのは、"少なめ"である。なんとなれば、まだ幼い野菜は肥料をやりすぎれば、確実に枯れるものなのである。土寄せを忘れないことも大切である。そよ風に根元が揺られれば、その分、生育がおくれるのだ。逆にいえば、飼育を遅らせたければ、根元の土を除いてそよ風にゆらせて、収穫時期をずらすこともできるのだ。ま、冬野菜の場合は、あまり必要はないと思うが・・・この時期の２nd stageの冬野菜の間引き菜は両手にいっぱいでも、湯がけばほんの一箸になってしまうので、味噌汁の具にするほうが手間が省けてよろしい。　　　

  2013.10.15

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  ピーマンの葉っぱを佃煮に・・・

  そろそろ、わがやの菜園のピーマンを片づけ始めよう、ということになった。と、いっても、たかだか５，６本である。であるから、なにをそんなに勿体ぶって考える必要があるんだ・・・と、いうことになりそうだ。いやいやそれが、、５，６本もあれば、なかなか、大変なのである。そのわけは、ピーマンの葉っぱの佃煮を作るのである。これがまた、絶品である。だからこそ、これがわがやの菜園の自家製野菜を最後まで楽しむ野菜たちへのいつくしみのひとこまである。まず、葉っぱをちぎる。次いで、ピーマンをちぎって、半割にしてなかの種をはずして、適当に細切りにする。ちぎった葉っぱは、数回水洗いして汚れをおとす。細切りにしたピーマンも同様に水洗いする。水を沢山使うので、水道水は使わない。田舎では、野菜の土落としや、このような前処理には、昔からの井戸にかち込んだ井戸ポンプの水をつかうのである。谷川からの清流である農用水や湧水を使っているところもあるだろう。野菜の土落としや前洗いなどでの、農業用水の生活用水への利用は、人と自然との共生と農村の生活環境保全行為としても、大切な行動の一つであり、地球温暖化抑制行為としてもしかるべき評価されるべきものであろう。それはさておき、ピーマンの葉っぱと細切りしたピーメンを別々に湯がく。葉っぱを湯がいたあとの湯で汁は、すごいアクの色とにおいで、慣れない人なら、思わず、おえっ！と、気分が悪くなるやもしれないほどである。初めて挑戦した人なら、こんな葉っぱがたべられるのだろうか、と、思わず、せっかく湯がいた葉っぱをすててしまいそうであろう。しかし、葉っぱのアクは全部、湯がき汁に抜けてしまって、湯がいたはっぱはむしろ美味しそうな香りを楽しむことさえ出来るのだ。それを２，３かい水洗いして冷まして大きな器に移して一晩、水でさらしておく。細切りして水洗いしたピーマンも、葉っぱを湯がいた残り湯で湯がいて、水洗いして冷まして葉っぱと一緒に一晩、水でさらしておく。　　　※　　　※　　　※　　　※　　　※翌日、絞って水切りして、ちりめんじゃこを加えて、甘辛く佃煮風に煮込めば、なんとも美味しくいただけるのである。味付けは、各家庭の佃煮レシピの秘伝の味付けがあろうから、それで充分である。　　　※　　　※　　　※　　　※　　　※ピーマンの葉っぱをちぎったり、ピーマンを細切りにしたりするのは、なかなか大変な重労働であるので、たかだか５，６本のピーマンの木でも、何日もに分けて、数回繰り返して、ようやく菜園のピーマンの木の姿が消えるのである。　　　※　　　※　　　※　　　※　　　※残念ながら、収穫を終えたピーマンの葉っぱの付いた木が、都会の店先の並ぶことはないであろうと思われる。都会生活では味わうことができないであろう、季節の移ろいを全身で味わえる田舎の生活ならではの一こまである。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2013.10.06

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  せめて食で我が身を守ろう！

  わが家の冬野菜が、佳境を迎えている。先発した白菜や大根や蕪は、ようやく一本立ちして、最後の施肥をようやく終えた。あとは、生育して収穫を待つばかり・・・とは、そんなに世の中、『あまちゃん』ではないのだ。今年も、雨が少ないので、毎夕の水やりが欠かせないのだ。相応の重労働である。水やりに気を取られていると、野菜の芯が虫に喰われてしまうものが出てくるのだ。油断して、芯を喰われてしまえば、その苗はそこで終わりである。そのために、ピンセット片手に一本づつ芯を目視で確かめながら、芯を喰っている虫を取り除きながら、最後の農薬を芯にほんのわずかずつかけていく。我が家の野菜は、可愛い孫たちの口にも入るので、可能な限り農薬を控えるようにしているのである。孫たちだけでなく、体力の落ちた老人にとっても、無農薬の野菜は重要である。それでも、虫食いが生じるが、これこそが無農薬の証明である。そういえば、数多くの食品に対して、殺菌、殺虫、発芽防止を目的として、世界各国で放射線照射が許可・実用化されている。世界には、タマネギやニンニクの発芽防止のために放射線照射を行っている国もある。ようである。（１）２００６年現在で、食品照射は５７ヶ国で何らかの食品について照射食品 が認められている。食品への放射線照射の目的は、　　　・ｵｿﾞﾝ層を破壊する臭化ﾒﾁﾙ燻蒸による殺虫の代替　　　・微生物による汚染防止のための殺菌　　　・腸炎ﾋﾞﾌﾞﾘｵ菌･ｻﾙﾓﾈﾗ菌･ﾘｽﾃﾘｱ菌･ｺﾚﾗ菌･黄色ﾌﾞﾄﾞｳ球菌･大腸菌O157などの食中毒防止のための病原菌の殺菌　　　・害虫の羽化･不妊化防止　　　・貯蔵期間延長など対象となる食品は次の8項目に分類されており、各分類中のどんな食品でも許可している国も数多くあり、又個々の食品名を示している国もある。それらは　　1）球根及び根茎、塊茎、　　2）新鮮果実及び野菜、　　3）穀類及びその粉末製品、ナッツ、油糧種子、豆類、乾燥果実、　　4）魚介類及びその製品、　　5）生の家禽肉、畜肉及びその製品、　　6）乾燥野菜、香辛料、調味料、動物飼料、乾燥ハーブ及びハーブ茶　　7）動物性乾燥食品、　　8）その他、蜂蜜、宇宙食、病院食、軍用食、液体状卵、濃縮剤等、となっている。　　なかでも6）の乾燥野菜、香辛料、調味料、動物飼料、乾燥ハーブ及びハーブ茶の全て、又は一部については上記５７ヶ国のうち、日本とウルグアイを除く全ての国で許可されており、世界共通で照射処理が許可されているとも言える食品である。　　(香辛料については、その産地の状況から微生物による汚染が著しい。　　　これらの微生物の多くは有芽胞菌であり、加熱しても死滅しにくいとされている。)　　　　　食中毒防止の観点から、そうした有芽胞菌の殺菌が求められ、わが国では、食品衛生法において、「食肉製品および魚肉練り製品を製造する場合、使用する香辛料は、その１ｇあたりの芽胞数を１，０００個以下にすること｣を義務づけられている。　　　　　・現在、わが国における香辛料の殺菌には、気流式過熱蒸気殺菌だけが唯一の方法となっている。　　　　　・２０００年１２月に、全日本スパイス協会から香辛料について微生物汚染の低減化を目的とする放射線照射の許可の要請が出された。　　　　　・それに対し消費者団体が連名で全日本スパイス協会に、必要性や安全性が疑問として反対を申入れるといった動きがあった。（２）肉類に対しては、サルモネラ菌や腸管出血性大腸菌Ｏ１５７などの肉類を汚染している食中毒菌に対する対応策として、欧米諸国では食鳥肉、牛肉などの赤身肉などへの放射線照射が許可されている。（３）米国では、成熟抑制を目的とした青果物への放射線照射、　　　殺虫を目的とした全食品への放射線照射、（例えば、かんきつ類であるグレープフルーツ、オレンジ、レモンへのミバエ殺虫を目的とするγ線照射（１００ｋｒａｄ以下）を１９８６年４月許可した）　　　殺菌を目的とした香辛料・調味料への放射線照射、　　　病原菌制御を目的とした食鳥肉、牛肉などの赤身肉、卵（殻付き）への放射線照射などが許可されてきた。（FDAは、1990年食鳥肉の病原菌の殺菌処理の目的で3kGyの照射を許可）（４）ＥＵ（欧州連合）では、香辛料類については、ＥＵとして統一的に許可されており、その他の食品については、各国で個別許可となっている。（５）オーストラリア／ニュージーランでは、香辛料類、熱帯果実が許可されている。（６）アジア諸国では、もっとも流通量が多いのは中国で、ニンニク、玉葱、米、調味料等が照射されている。　　　ベトナムなど東南アジアの多くの国においても食品照射が行われている。（７）ＷＨＯは「照射食品は、安全で、栄養学的にも適合性がある」という結論に疑問を挟む様ないかなる論拠も持ってはいないとしている。　　　そして、この化合物の毒性／発がん性について残された不確定要素の解明のための研究を実施することを引き続き奨励していくこととしている。（８）ベビーフード事件：１９７８年９月、ベビーフードの原料に用いる乾燥野菜に、食品衛生法に基づく許可がないにもかかわらず、放射線殺菌を実施して販売して摘発された。　　　本件は、法律に基づいた安全性の確認が行われていない食品を販売したものであり、食品の安全に関する企業コンプライアンスの欠如として、厳しく律せられるべき問題である。なんだか、おおごとの話になってしまったが、『綺麗なバラにはトゲがある』のと同じように、『綺麗な食品には毒がある』ことを承知しておくことが重要であることを教えてくれているのであろうか。さて、わが家の冬野菜であるが、今はコマツナ、ほうれん草、みずな、チンゲンサイ、などの種まきを終えて、間引きの時期である。ピンセット片手に、双葉の野菜の間引きを行い、やさしく土寄せをして、じょろで水をかけてやる。これを何回か繰り返してやっと、立派な冬野菜に育ってくれるのだ。雨の降らない今の季節では、毎夕の水やりも、それ相応の重労働である。しかし、このお陰で、適度の運動ができて、その上さらに安心・安全な野菜を口にすることが出来るのである。いなかの生活の貴重な特典である。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2013.10.04

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  いちごの苗の植え付け

  ・とっくに収穫を終えたイチゴの苗から勢い良くランナーが伸びている。・来年のいちごの苗を育てるためにこのランナーを大切に育てるのだ。・育成する苗は大きな実がたくさん付いている苗がよいので、収穫前に忘れずに苗の根元に目印に割り箸などを立てておく。・夏の暑さでもランナーを枯らさず大事に育てるために、日陰を作り、夕方には毎日忘れずにたっぷり潅水する。・夏の終わりごろには苗をランナーから切り離して苗床に仮植えする。・このときに目印に、親株側のランナーのつるを１ｃｍほど切り離す苗に残しておく。・イチゴは親株の反対側のランナーの伸びてゆく側に実がつくので、定植時に目印に残したランナーを畝の内側になるように植えつけると、畝の谷側に実がつくので幼児でも収穫しやすい。・秋の終わりには目印のランナーを確かめながらイチゴの畝に定植する。・冬でも畝が乾燥しているときには忘れず水遣りが要る。・大切に育てて春先にはマルチングして赤い実がつくの待つだけとなる。・子供の頃のいちごは甘酸っぱい初恋の味だったように思える。・孫達がいちごいちごと、にぎやかに騒ぎ喜ぶ姿は、一年中菜園の一角を独り占めしているいちごの苗を大切に手をかけて育てる人の優しさがイチゴの実のなかに詰まっていることを知ってのことだろうか。・根を張ったﾗﾝﾅｰから切り取って仮植えして元気になったないちごの苗。・毎日、水遣りが欠かせないですねぇ～。・けど、真っ赤に熟れたいちごをほおばる嬉しそうな孫の顔が浮かぶと…いちごは、一年中、菜園の中で育成しなければならない、なかなか、手のかかるものである。そして、いまの時期が、仮植えしていたいちごの苗の定植期である。苗が活着するまでは、特に毎日の水やりがかかせない。その手間をかけたいとおしさが、いちごの愛らしさでもあろうか。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2013.09.29

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  今日の自給自足生活

  ♪　冬野菜の種まき第二段目！コマツナ、水菜、チンゲンサイなどなど・・・白才や大根、蕪は間引いて一本立ちにした。最初は、育ちの悪い苗を間引いて五本立ちにする。数日後、生育状態を見極めながら、三本立ちにする。さらに数日後には、二本立ちにする。最後に一本立ちにして、丁寧に土寄せをして、肥料を施す。勿論、土寄せは、間引きのたびに行うのがよい。たぬきのきんたまではないが、風に揺られてゆ～らゆら、では、生育が遅くなる。それが、土寄せの最大の理由である。この間に、じょろでの水やりが欠かせない。その理由は、土寄せがうまく出来ていない苗は、じょろでの水やりの折に、揺れ動くので、よくわかる。水やりのあとで土寄せをしておくことが大切である。土寄せをしながら、ピンセットでの虫とりも大切な仕事である。野菜のみずやりも、よそ見をしながらするものではない。よく、丹精込めて、などと言われるが、丹精なんぞこめる必要はない。ただ、注意深く見守って、野菜の声をきくだけでよいのだ。こうやって、一本立ちにしたあとは、野菜の芯に農薬を施しておく。自家消費であるので、農薬は、この一回だけである。道の駅などに出荷する場合は、このあと、さらに数回は、農薬を施さねばならないだろう。なんせ、消費者は、虫食いの野菜なんぞには、見向きもしてくれないのだから・・・それが、現実である。※　　　※　　　※　　　※　　　※で、種を播いた野菜は、これから、雨が降るまでは毎日の水やりが大切になる。雨乞いがしたくなる気持がよくわかる。※　　　※　　　※　　　※　　　※ほうれん草は、毎年、四つ折りにした使い古しのタオルを四つ折りにして、種を挟んで水で湿らせて、芽の出た種をピンセットで抜き出して、さらにピンセットで適度の間隔で植え付けて、確実な芽出し行っている。手間がかかるようでも、確実に芽が出るので、余分な植えつけや余計な間引きの手間がはぶけるのだ。これも、自家消費だからこそ、出来ることであろう。このお陰で、農薬の少ない美味しい野菜を、贅沢に食べることが出来る。野菜は、お金を出して買っても安いものである。しかし、無農薬や減農薬の野菜がいくらお金を積んでも買うことは難しいものである。キャベツやハクサイを半分に切り割った時に、小指くらいの鼠色の大きな虫が出てきたならば、驚いたりしませんか？まさか、その野菜を捨てたりなんぞしないでしょうね。美味しい野菜を喰った虫だから、野菜のつもりで美味しいドレッシングをかけてサラダで食べましょう、くらいの気持ちを持てれば、あなたも立派な野菜ソムリエになれそうですね。虫が出てくるということこそ、無農薬の証しですからね。　　　

  2013.09.26

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  間引きna

  冬野菜は芽を噴きだして、そろそろ間引きの必要な大きさまでそだってきた。丸大根・長大根・かぶら・白菜・・・白菜のマルチの穴は５０ｃｍ間隔で植えつけている。間引きの頃には、間隔が広すぎるように見える。まるで、旅館の宴会用の大広間に一人で寝ているような感じである。大根は、白菜のお下がりのマルチを利用して、その間にもう一つ穴をあけて種をまいている。手間と費用のダブル節約である。白菜も、大根も、一回目の間引きは、不良苗を間引く。種の不良やら、種が落ちて根を張った土壌の不良などで、芽を噴きだした苗は、他の苗と比べても明らかに不良であることが歴然としているのだ。それを間引いてやる。２，３日すれば、残りの苗が大きくなるのが目に見えてくる。二回目の間引きは、生育の遅れている苗を選んで間引いて、生育の良い苗を３本残して、ほんの少しの化成肥料を施肥して、しっかりと土寄せをして、じょろで水を遣ておく。３回目の間引きは、三本を二本に間引く。ここでは、必要に応じて土寄せをしておく。最後の間引きは、一本にすることである。ここでは、生育の良い苗だけの二本の中から、どうしても、一本に間引かなければならない。思い切って引っこ抜いてから、もしかして、良い方を引っこ抜いたのではなかろうか、などと、何年経っても、毎年悩むことである。二本とも、残された生育のよい苗ばかりの、移植したくなるような惜しい苗を引き抜かなければならないので、嬉しい悩みであるのだ。残念ながら、根菜のたぐいである大根は、いくらよい苗を移植してもよい大根には育ってくれないのは残念である。ちなみに、ほうれん草は、移植してもよく育つ。私は、古雑巾とか古手拭にほうれん草の種を挟みこんで水に濡らしておいて、芽出しして、芽の出ている種を選んで播種している。この方法なら、百発百中で芽が出てくれる。で、最後の一本に間引いた苗には施肥して土寄せをしておけば、ようやく、手が離れてくれる。まるで、手がかかる赤ちゃんが大きく育ったようなものである。野菜作りの楽しみは、こんなところにもあるのだ。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2013.09.20

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  田舎は絆の宝庫

  今年の夏は、猛暑と多雨のおかげで、ゴーヤーやモロヘイヤが沢山採れる。そろそろ、冬野菜の準備をはじめなきゃならない頃だが、まだまだ元気で捨てるのがもったいない、ゴーヤーやモロヘイヤの勢いに押されて躊躇している。そんな折に、数人の普段あんまり見かけない散歩途中の老婦人方から、『立派なゴーヤーが沢山ありますね、上手にそだてられたんですね。』と、褒め言葉をいただいた。『いやいや、猛暑と沢山の雨のおかげですよ』、と、一応謙遜の返事。そんなたわいのない会話の途中で、ふと、気がついた。『ゴーヤーはお好きですか。』と、尋ねてみた。『ええ、大好きですよ。』『それはよかった。捨てるのは、もったいまいし、どうしたものかと、思案していたところだったんですよ。ここにハサミがあるので、すきなやつを、好きなだけ、採っちゃってください。スーパーのやつですけど、袋を持ってきますから・・・』『それはそれは、ありがとうございます。遠慮なくいただきます。』『この、モロヘイヤもよかったら、好きなだけ採って持って帰ってくださいね。これは、手で先の方の緑色の軸の柔らかいところから摘むのがよいですよ。ハサミだと食べられない、硬いところまで摘んでしまいますからね。』『沢山いただきました。ありがとうございました。』『まだまだ、たくさん残っているので、もと、もっと、どうぞ。』なかの一人が、『おれいに、草取りをさせて下さい。』と、慣れた手つきで、畑の草を引き始めた、そんなことまでして頂かなくて、いいですよ、と、いう間もないほど見事な素早い行動であった。１０分ほど草取りをして、その老婦人たちは、去って行った。あとは、きれいに草が抜き取られてすかり見事に綺麗になっていた。捨てられそうになっていた野菜も、喜んでいる事だろう。隣近所も、どこの家でも、おんなじように困るほどの豊作である。菜園に居る時に、通りがかりの老夫人たちの散歩に出会ったのが、幸運であった。田舎には、こんな絆もある。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2013.09.11

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  消費税増税するがよい(2)塩分控えめ

  ♪　消費税増税するがよい♪　消費税増税するがよい　　♪　塩分控えめ　　　　　♪　酢のもの多めに　　　　　　♪　おかげでわが家は健康家族※　　　※　　　※　　　※　　　※塩分を抑えて酢の物を忘れずに 　　減塩は最高のダイエット　とも言われています。♥　塩分を摂りすぎると血中塩分濃度を一定に保つために血液中の水分が多くなって、血液量が増えて高血圧になりやすい。高血圧は脳卒中や心筋梗塞の発症リスクを高めることになるようです。※　　　※　　　※　　　※　　　※♥　ヒトの身体の成分は、６０％が水分で、そのうち細胞内液が４０％、細胞外液が２０％、残りの４０％が骨などの固形成分だそうです。　（新生児は80%、幼児は70%）　ヒトの血液量は体重のおよそ 1/13（約8%）だそうです。　減塩は最も健康的なダイエットのようですね。※　　　※　　　※　　　※　　　※　だからといって、塩分摂取を減らしすぎるのもよくありません。　塩分は、細胞を正常に保つためには欠かせないものです。　細胞の膜の内部にはカリウム、膜の外側にはナトリウムが塩の形で含まれているのでいるのですが、両者のバランスが正常に保たれているときはじめて、細胞は生き生きと機能出来ます。ですから、カリウムの摂取量に見合うだけの塩分を摂らないと、細胞が正常な状態でいられなくなってしまいます。※　　　※　　　※　　　※　　　※　動物園や遊園地・遠足やハイキングなどで持っていくおやつには、チョコレートやキャラメルなど甘いものが中心になりやすいので、塩分の摂取不足になり軽い脱塩状態になりやすくなってしまいます。　帰りにはぐったりして、話しかけてもろくすっぽ返事をしてくれないときなどは、疲れのせいだけでなく軽い脱塩状態にもなっているようです。　梅干しには普通２５％くらい塩分が含まれています。　さらに、梅干しにはクエン酸も含まれているので、クエン酸があると体内でのエネルギー代謝が活発になるので、エネルギーが沢山作られて、疲労回復に役立ちます。　お弁当には、梅干しのおにぎりをしのばせておくことも大切なことのようですね。※　　　※　　　※　　　※　　　※　野菜をたくさん食べる人は、カリウム摂取量が多いので、それに見合うだけの塩分を補う必要があります。　肉には血液が含まれているので、肉を沢山たべる人は、見えないところでも、案外と塩分を摂っているので、これらのことも心得ておくとよさそうです。※　　　※　　　※　　　※　　　※♥　酢の主成分である有機酸には体内の老廃物を分解する働きがあり、疲労回復の効果も得られます。♥　酢に多量に含まれるアミノ酸には肥満の原因である脂肪が体内に蓄積されるのを防ぐ働きがあります。♥　酢には、素材に含まれているカルシウムを引き出すチカラがあります。小アジやイワシなどを酢で煮れば骨まで軟らかくなって丸ごと食べることができます。※　　　※　　　※　　　※　　　※　　お米には塩分が含まれていません。　　その分、味噌汁から塩分を摂っています。（関西の吸い物の塩味が約０．８％）　　一方、パンには塩分が含まれています。（食パン１斤で約１．３ｇ）※　　　※　　　※　　　※　　　※　　外食では、美味しく感じさせるために、一般的に塩分が多めに使われているようです。　　　　フライ物はころもを残したり、麺類は汁を残す、といった食べ方の工夫をすることも大切です。※　　　※　　　※　　　※　　　※やっぱり・・・　　♪　塩分控えめ　　　♪　酢のもの多めに　　♪　減塩で細胞は生き生き、夢のダイエット　　♪　おかげでわが家は健康家族　　　　　　　　が、よさそうですね。その上、　『塩分控えめ、酢のもの多めに』すれば、財布も健全・消費税増税の影響も少なくて済みそうだし・・・　　　

  2013.09.04

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  終戦の日と団子汁

  空襲で焼け野原となった東京では、スイトンと呼んでいたらしい。そりゃぁそうだろう。田舎では、野山やタンボの畔には食べられる草花がたくさんあった。もっとも、２，３歳のころから野山を駆け回って遊んでいたからこそ、食べられる草花と食べられない草花を見分けるすべを覚えることが出来たのである。これは食べられる、たべることは出来るが美味しくない、たべられない、毒がある・・・などと、初めてみる草花でも、言葉では言い表せないが、何となく感じる、その人なりの自分自身の感覚でそれを見分けるのである。だから、疎開してきた人たちには、言葉で伝えることが出来なかったのである。一緒に遊びながら覚えてもらうしかないのであった。暑い夏の盛りに、木陰の下で咲いていた、今もって名前すら知らないが、その花を一つずつちぎり取って、花弁のなかのほんのわずかな甘い蜜を吸って甘みを吸収していたのだった。砂糖なんぞ手にも入らない、サッカリンとかズルチンなどの人工甘味料で小豆餡などの甘味をつけていた時代であった。しかし、生まれ育った環境の違いから、都会育ちの人たちには、なかなか大変だったことだろうと思う。見て覚えてもらうことには一向構わないのだが、みんな、自分のことで精いっぱいだったものだから、一つ一つ手にとって教えることなんぞ出来なかったのであるから・・・なんせ、ミツバチの上前をはねるような生き方でもあったのだ。たとえば、草花の名前一つとっても、田舎のローカルな名前だったり、大人には通じない子供だけの名前だったり・・・言葉で伝えることのできない、匠の伝承の技のような生活が、普通の田舎の生活であった。そして、今でもそんな部分が、田舎には、まだまだいくつか残っているようにも思える。そしてそれが田舎のよいところでもあろう。＊　　　　＊　　　　　＊団子汁であるが、田舎では、豆腐こそ手に入らなかったが、味噌や高野豆腐、そして縁側の下ではニワトリを飼っていたので、卵や廃鶏をつぶしてカシワ肉も口にすることが出来たので、それなりにたんぱく質は確保できていた。ただ、米は貴重品だったので、メリケン粉を溶いて味噌汁に入れた団子汁を朝食にするのが恒例であった。さつまいもは、別名、甘薯とも呼ばれていたのは、馬鈴薯と違ってあまみがあったからであろう。さつまいもは薩摩芋と書かれる。ジャガイモはジャガタラ芋とも呼ばれていた。「ジャガタラお春」で知られている、その、じゃがたらである。ジャカルタ芋が、語呂の都合でじゃがたら芋となったのであろう。アメリケン粉（アメリカの小麦粉）が、メリケン粉と呼ばれるのと似たようなものであろう。＊　　　　　＊　　　　　＊　田舎ジジイの終戦の日のくだらないたわごとである。終戦の日とは読んでも、終戦記念日とは、呼びたくない人があっても悪くはないかも…よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2013.08.16

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  熱中症の味方にもなるうりのステーキ

  うりが採れた。不思議と、今年は、沢山採れた。連日の暑さと適度な雷雨のお陰で、黄色く熟れてきた。スイカほどの甘みはないが、よく冷やしておけば、連日の暑さの日々のなかでは、タダで水分補給が出来ることを考え合わせれば、ありがたいことである。ポカリ一本でも量販店で買えば九十なにがし円、コンビニなどでは百四十なにがし円もする。そのことを思えば、タダほど安いものはない。タダほど高いものはない、という言葉もあるが、残念ながら、自家製品には美味しささえ少し辛抱すれば、通用しないようだ。で、先日のテレビ番組を参考にして、ウリのステーキを作ってみた。見た目にも美味しく見せるための、焼き色を付けるところがミソである。なかなか、食して可、であった。残念ながら、冷やして食べる、糠漬けにする、事くらいしか知らなかったが、ステーキというレパートリーを一つ追加できた。そういえば、水ナスなんぞは、大体において、ナスのステーキが簡単に美味しいくいただいている。黄色く熟れたウリは、黄色くなって熟れすぎたキュウリのあんかけくらいのイメージしか持っていなかったが、目が覚めた思いだった。熟れすぎたり、採れ過ぎたりする旬の野菜の食し方を楽しむ田舎の老夫婦の生活とは、こんなものなのだ。しかし、これがこのごろの熱中症対策の食べ物にも結構、間に合っているところが、田舎の生活の楽しいものでもある。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2013.08.10

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  老化・ガン予防に効果のある食材の例（ファイトケミカル)

  最近のテレビのＣＭには、通販が多くなったように思える。そのなかでも、サプリ系も結構多いように思える。その効果のほどはさておき、エキスを凝縮しているであろうと思われるサプリは、摂りすぎや食品との競合には用心が必要な場合もありそうだ。食べ物でも、昔から『食い合わせ』があるように・・・その点、野菜や果物系の食品は、とてつもない大食らいでもしない限り、食い過ぎの心配が殆どないので、昔からの『食い合わせ』に注意して摂取すれば、それなりの効用が期待できそうである。老化・ガン予防に効果のある食材の例（ファイトケミカル）としては、次のようなものがある。■　　　　　　　　　　★主な成分名　　　　◆食材の例　　　　　　　▲特徴■ポリフェノール　　★アントシアニン　　◆ブドウ、ブルーベリ　　▲抗酸化作用　　　　　　　　　　　★イソフラボン　　　　◆大豆　　　　　　　　　　▲乳がん予防、更年期障害改善　　　　　　　　　　　★カテキン　　　　　　◆緑茶　　　　　　　　　　▲抗酸化作用　　　　　　　　　　　★リグナン　　　　　　◆ゴマ　　　　　　　　　　▲抗酸化作用■カロテノイド　　　★ベータ・カロテン　　◆ニンジン・カボチャ　　▲がんの予防効果　　　　　　　　　　　★リコピン　　　　　　　◆トマト、スイカ　　　　　▲がんや心臓病の予防効果　　　　　　　　　　　★ﾍﾞｰﾀ・ｸﾘﾌﾟﾄｷｻﾝﾁﾝ　◆温州みかん　　　　　▲がん発生の抑制効果■イオウ化合物　　★アリシン　　　　　◆ニンニク、ネギ　　　　▲抗酸化、殺菌作用　　　　　　　　　　　★スルフォラファン　◆ブロッコリー　　　　　▲がんの予防■糖関連　　　　　★ベータ・グルカン　◆キノコ　　　　　　　　　▲免疫の向上　　　　　　　　　　　★ペクチン　　　　　◆りんご　　　　　　　　　▲免疫の向上■香り成分　　　　★オイゲノール　　　◆バナナ　　　　　　　　▲免疫の向上　　　　　　　　　　　★リモネン　　　　　◆かんきつ類　　　　　　▲清涼感　　参考にしながら、意識して摂取してみるのもよさそうであろう。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2013.08.06

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  PPロープ、498円と298円。どちらを買う？

  近傍のＮホームセンターの昨日の新聞の折り込みで丁度買いたいと思っていたＰＰロープ5mmx100mつまり、直径が５ｍｍで長さが１００ｍのものが４９８円と載っているのを見つけた。このホームセンターは品ぞろえが豊富なことで人気のある店で、さらに返品にも気軽に応じてくれるし、店で取り扱っていない商品でも修理に応じてくれることなどでも人気を呼んでいる店である。白菜など冬野菜の畝つくりの準備のために石灰を買っているいつものＫームセンターへでかけた帰りに、ＮホームセンターでこのＰＰロープを買おうと思って忘れないように、車に例の折り込み広告を積み込んでいた。ところが、である。Ｋホームセンターで、同じサイズのＰＰロープを見つけて、値札を見ると、な、な、なんと、２９８円であった。文句なしに、そのＰＰロープも買った。安いうえに、Ｎホームセンターへ寄り道しなくて済むのだ。この、ＰＰロープは、おもに夏野菜の支柱などの固定用に使っている。そして、今頃の時期には、きゅうりなどの支柱を解体した使用済みのＰＰロープは、日光や風雨にさらされているので、菜園管理用としては再度日光や風雨にさらされて強度不足になる恐れがあるので、再利用するには抵抗があるので、古新聞や解体したダンボールのリサイクル用の包装用として再利用している。もちろん、このＰＰロープは、支柱用として切断するときに、再利用を意識した長さにそろえて切断・利用しているのである。したがって、このような私のＰＰロープの使い方では、498円のものでも298円のものでも品質の差は支障がないので、Ｋホームセンターの２９８円のもので充分である。たかだか、２００円の差であるが、これが、２、９８０円と４、９８０円の差なら、２９，８００円と４９，８００円の差なら・・・と、考えてみるよい機会であった。先日の日経電子版で、結構よい月収があるのに、金欠病が常態化しているサラリーマンが多い、といったような記事があったのを思い出した。お手軽だから、といって、コンビニの定価販売品をついつい常態化して利用しているようなものである。コンビニには、例えば、歯磨きなど同じデザインで同じ価格でも、薬用の文字が入っていないものが置いてあるのを知ってからは、ひと手間かけてでも、いつもの薬局で買うことにしている。商品価値と商品価格とその時の自分自身の手間を比較判断した価値判断をする日常の生活態度が大切な今日この頃だと、痛切に感じいった次第である。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2013.08.01

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  美味しいものにもトゲがある！

  ミズナスのサイズは・・・この時期、きゅうりはもう・・・

  2013.07.25

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  田舎の真夏の行事

  それは、三世代交流グラウンド・ゴルフから始まる。田舎の夏の行事の始まりである。三世代とは、子供会・自治会・老人会の三世代のことである。夏休みの初日の行事である。グラウンド・ゴルフは、基本的には個人競技であるので、案外と、すんなりと受け入れられ易い。が、一応は、チームを組んで団体戦も兼ねたプレーになっている。和気あいあいプレーを基本としているので、賞品は優勝チームも最下位チームも同じものにして、全員に行き渡るようになっている。個人成績は、発表のみで、賞品は全員がもらえる参加賞だけとなっている。グラウンドゴルフは、ホールインワンすれば、初めての一年生でもかなりの上位に食い込めるチャンスがあるところが、子供たちにとっても夏休みの待ち遠しい行事の一つとして人気があるところであろう。一年生の子供は、初めてのプレーであり、六年生は六回目であり、小学生最後のプレーである。それこそ、老若男女入り乱れて暑さを忘れてのプレーに夢中になる。大人も、老人も、子供たちに負けないほど、子供になりきってプレーしているのだ。老人たちにとっては、これが若返りの秘訣でさる。子供達は、大人や老人たちから、社会生活の秘訣を、知らず知らずのうちに学ぶことができるのだ。老人たちにとっても、こうしたふれあいのなかから今風の子供達のありていを学んでいるのだ。こんな、一見、無駄のようなことの中にこそ、人間としての大切なものを学ぶ機会があふれている、といえるだろう。このあたりも、田舎のよいところがあるのだろうか？無駄のない生活のなかからは、人間としての大切なことを学ぶ機会は、少ないのかも知れない。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2013.07.22

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  ミスター合理化こと土光氏も絶賛？のグリーンカーテン

  今年もグリーン･カーテンに挑戦した。プランタンに菜園の草などの腐葉土に鶏糞を混ぜながら匂いが出ないように土をたっぷり加えてゴーヤーを一本植えて、さらに、におい消しを兼ねた適宜お茶がらやコーヒー糟を入れた、簡単なものである。ホームセンターなどでは、グリーンカーテン用と称して、大根を植えてもよさそうな深さのあるプランタンを売っている。しかし、わが家では花を育てていた古びたプランタンを使っている。これでも、充分に用をなすのである。深さのあるグリーンカーテン用のプランタンは、例えば、マンションのベランダなどのような地面の土と縁の切れた場所で育てるのには、具合がよいものである。しかし、プランタンの底が地面と縁が続いている場所で育てる場合には、地面から適当な湿り気を貰えるので底の浅いプランタンでも充分に育ってくれるものだ。実用的にはこれで充分である。しかし、趣味や楽しみで育てる場合には、それに見合うプランタンを使うことも楽しみの範疇であろう。人それぞれであろう。で、わが家は取り付け・取り外しも含めて、実用重視型である。ゴーヤーが登るグリーン･カーテンの枠はひさしに竹竿を１ｍほどの間隔で二本架けて樋（トイ）固定して、そこに去年まで使って古くなったすだれを取り付ける簡単な仕掛けであるが、ゴーヤーの親づるも子づるも逞しく張り付きながら登ってくれている。市役所では、グリーンカーテン・コンテストを募集しているが、残念ながら、わが家のグリーンカーテンは、廃物利用で労力もかけない実用重視型なので、あまり見栄えのよいものではないので、応募する気は毛頭ない。こんなグリーンカーテンでも、ゴーヤーは気に掛けずにたくましく育ってくれている。そして、菜園で育っているゴーヤーに負けずに、毎年、立派なゴーヤーを食させてくれるのだ。そして、採れ過ぎたゴーヤは、毎年、ゴーヤーの佃煮の保存食を作って、箸やすめやおつまみとしても重宝している。ミスター合理化の異名をもつ土光敏夫氏でもここまでは手が回らなかったであろう菜園の合理的な維持・管理法の一つであろうか。などと、自画自賛している（笑）よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2013.07.18

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  水

  ある夕方、一人の若者が放浪にくたびれて故郷（くに）の小さないなかの町に帰ってきて、ある家の庭のよこを通りかかる。すると、ひとりの老人がホースで芝生に水をまいている。若者が垣にもたれて水滴がほとぼしるありさまに見とれていると、老人がよってきて、ホースの口をさしむけ、一杯いかがといって若者にのませてやる。若者が飲みおわって手で口をふいていると、老人は、「何といっても故郷（くに）の水がいちばんだよ」といって去る。スタインベックではなかったかもしれないのだが、『朝食』とおなじほど鮮やかに記憶にのこっている。開高健　の『白いページ』のなかの一節である。私が子供の頃は、ふろ水汲みと水ガメの水汲みは、学校から帰った子供の毎日の仕事であった。夏休みに入っても、昼寝をして小川で水泳ぎをして遊んで帰ってからの仕事であった。つるべから汲みあげてバケツに移し替えて、両手にバケツを吊り下げて何十杯も運ぶのである。汗だくになったときに汲みあげたつるべ桶に口をあてて飲む冷たい水の旨かったこと。とても口では言い表せない。この井戸にスイカを吊り下げたり、釜炊きご飯の残りを吊り下げたりしていたものである。つるべの水汲みは、これらを避けて汲みあげなければいけないのだった。腕が疲れた頃には、適当に曲がったかぼちゃの葉っぱの軸を二本つなぎ合わせて、一方をつるべの中に差し込んで、もう一方のつるべの外側のかぼちゃの軸口をあてて水を吸い出して、学校で理科の時間に習ったサイホンの実験（？）したり、の水汲みであった。日本の国土に降り注ぐ雨水は、その殆どが確か、８時間以内に海に流れ込むそうである。外国の大きな川などは、何カ国もまたぎながら、何カ月もかかってやっと海に流れ込む川も沢山ある。これは、言い換えれば、日本の川の水は、綺麗で旨い、ということである。水が旨いということは、米も野菜も旨い、ということである。その上、このような綺麗な水が流れ込む近海で獲れた魚であるからこそ、日本人は、刺身という形で魚の生食をする習慣が出来たのであろう。そしてまた、さえぎる物のない太平洋の水平線から上る朝の太陽の日差しが日本の国土の豊かな緑をはぐくんできたのであろう。このような、外国では見られないたぐい稀なる恵まれた日本の国土こそ、世界に誇れる日本人の心の財産であろう。暑い夏のよく冷えた旨い冷酒やビールも、冷蔵庫で冷やしたものに比べれば、井戸水で冷やしたものの方が格段に美味しい。それは、暑い日中でも、井戸水で冷やした冷酒やビールは、冷蔵庫で冷やしたものよりも長い間、冷たいままであることが、如実に物語っている。日、出（いず）る国。頭（こうべ）をたれる黄金色の稲穂の国。田舎の生活は、日本人が忘れかけたものを思い起こさせてくれるのだ。すすめ蛾の幼虫よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2013.07.15

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  キュウリのトゲのしっぺ返し

  今年の梅雨は、久しぶりの慈雨であった。その慈雨のお陰で、キュウリが大豊作であった。大豊作、といっても、お店に行儀よく並んでいるおぼっちゃま的キュウリのようなお上品なしろものとは、程遠い、やんちゃ坊主的キュウリばかりである。キュウリの収穫も、安易な服装では痛い目にあう。必ず、長袖で収穫することを心がけることがよろしい。なんせ、キュウリの葉っぱやつるをかき分けて、キュウリをくるくる回しながらつるからもぎ取るのであるが、暑いからといって上半身裸や半そでもあろうものなら、つるや葉っぱのうぶ毛のような白くて細くて短く、て手のひらや指の腹などの少し硬い皮膚には刺さらないが、手の甲や腕のような、蚊が刺すようなところにはそれらのトゲがいたるところに刺さるのである。トゲの刺されて激しい痒みに襲われてしまうのである。虫刺されではないので、薬は効き目がないわ、石鹸なんぞを使って水で洗い落とそうとしても、皮膚に刺さりこんだところからちぎれて、刺さった先のほうは皮膚に残ったままなのである。自らの自然治癒力にゆだねるしかない、という、まことに厄介なしろものである。このように、たかがキュウリの収穫ではあるが、小バカにするとこのようないやらしいしっぺ返しにあうのである。もぎたてのキュウリにもトゲがあるが、こちらはつるや葉っぱのそれとは違って小太いので、ほんの少し用心をすれば刺されなくて済む。が、こっれとて、油断すれば、思わず”あ痛っ！”と叫ぶほどの痛みのしっぺ返しを喰らうのだ。きゅうりは、今年のような猛暑には、三食キュウリを食して腸からの水分吸収に助けられて、熱中症予防にもなりそうである。夏野菜のもう一方の雄、茄子であるが、これも梅雨の雨のお陰で、多収である。茄子もヘタのところにトゲがあり、油断するとチクリと刺される。茄子もきゅうりも、多雨のせいか、残念ながら味のほうは、大味である。梅雨が明けて早速、畑の畝が乾いて、きゅうりはもう干上がってしまう頃であるが、茄子は、一旦干上がる様相を呈するが、枝葉を切り落として身を縮めて秋の到来を待てば、昔から『秋なすは嫁に食わすな』といわれるほどに美味しい茄子が食せるのである。さらば、キュウリよ。の季節である。茄子は、『しばしの別れ』である。こんなところにも、猛暑のさなかにも季節のわずかな変化を感じ取れるのが、日本の田舎のささやかな癒しの風景や味覚であろうか。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2013.07.13

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  日本列島灼熱地獄のさなかにま冬の準備！

  日本列島灼熱地獄のさ中にま冬の準備！今が、岩津ねぎの植えつけのまっただ中である。たいぞ～さん的には、海の日が基準日であった。『あった』ということは、当初の海の日は７月２０日であったが、現在は第三月曜日になってっしまっている。ま、気候変動のほうが大きくなってしまっているので（特に今年は・・・）どちらでもよいことである。で、いま、岩津ねぎを猛暑のなかで、植えつけしている。この岩津ねぎは、料理家の土井勝氏が、冬場の鍋料理によく合って絶品のねぎである。と称賛したといわれているネギのことである。土井勝氏は、木南道孝氏の朋友である。木南道孝氏とは、日本陸連の名誉副理事長であった人のことであり、５５年ほど前に大阪市教育委員会事務局の体育課長の頃の私の上司であり、高麗橋三越のハイチの食器の裏の刻印をそれとなく教えてくださった人である。これは、田舎者だったたいぞ～さんが、危うく高麗橋三越に準公金横領を押し付けられるところを、防いだもらった"事件"であった。この事件のおかげでたいぞ～さんは、ブランドの影に潜む牙を研ぎ澄ませた虎の存在を知ることが出来たものである。それはさておき、２月に播いておいた草むらのなかの岩津ねぎの苗が、ようやく育ってきたのである。鶏糞を振りまいた畝を鋤いて、畝の真ん中を床まで堀り割って、元肥えとなる鶏糞を根元の間に挟みながら、一本づつ丁寧に植えつけるのである。この、植えつけが立派な岩津ねぎに育て上げるコツの一つである。今後は、苗の生育に合わせて、おおよそ一か月毎に土を盛りつけるだけである。稲の収穫後には、もみ殻を盛りつけてやると、掘り起こしやすくなる。こうやって、冬の鍋物の季節には、甘みの多い白根のみならず、青みの部分も美味しい立派な岩津ねぎに育ってくれるのである。イソップに「アリとキリギリス」の話があるが、それがウソではないことを教えられる一面である。マスコミ・ネタに踊らされる大衆の一人にはなりたくないものである。『大衆操作』はマスコミの常套手段であることを忘れないことである。よろしければ『ポチーッ』とお願いします。　　　

  2013.07.10

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